見出し画像

姓名判断での名付け 失敗しないためのポイントとは

お子さんの名付けに携わるようになって10年以上が経ちました。名付けについて姓名判断の視点からアドバイスを差し上げてきました。スタートした当初、中には命名にとても迷う方の多さに驚きました。その経験から、名付けがより良くできるようにポイントをまとめたいと思います。
筆者はどちらかというと姓名判断の視点から解説していますが、一般に名付けをする上でもご参考になればと思います。


①まず姓名判断とは?


姓名判断は大きく2つの要素、「画数」「字の意味」でみます。もちろん、「音」「拍数」などを重視する考えもありますが、大きくはこの2つの要素でみます。

「画数」はよく吉凶でわけて考える場合が多いです。市販の本でお馴染みかもしれません。しかし、本来画数に吉凶はないというのが筆者のセオリーです。完全無欠な人格の人がいないように、吉凶で画数を区切るのは無理があるのではないでしょうか。画数はその人の個性をあらわすと考えます。その点について、鑑定では重点的に解説をしています。

「漢字」は意味をもとにお子さんに合ったイメージなのかを読み解きます。


②画数にとらわれすぎるのは危険


筆者には姓名判断の本を読んでつけた名前の見分けがだいたいつきます。吉数とされている画数になるように配置した痕跡がなんとなくわかるのです。

画数へこだわりすぎるゆえの危険性もあります。字画をそろえるため当て字や無理な読み方の名前になってしまうケースがあります。筆者はいわゆる「DQNネーム」といって保護者の方が一生懸命に考えてつけた名前を揶揄する風潮には違和感があります。しかし、姓名判断の字画の吉凶にこだわるあまりに難解な名前になってしまうのは本末転倒だと考えています。もちろん、それでも心から気に入った名前であるならば良いと思いますが、画数ありきで考え過ぎるて読みに無理が出てくるのは気をつけたいところです。

そして、市販の本に出ている画数の吉凶の基準が名付け親の思いと個別に当てはまるかというとそうでもありません。本来、名付けにどのような思いを込めたいのかによって入れるべき画数は変わってきます。


③名前は人生で最初のプレゼント


名前は人生で最初のプレゼントとなります。

普段、プレゼントをする時には「相手が喜びそうなもの」を意識します。名前はこれから先、お子さんが長い間持っていく「看板」のようなものですから、この名前でよかったと思ってもらえるのが理想です。
名付けて貰う側としてはやはり親御さんや保護者がしっかりと考えてくれた名前が何よりだと思います。

命名については筆者が考えてつけさせて頂くご依頼も承っておりますが、すべての方にまずは候補をいくつか考えるのをおすすめしています。


しっかりと考えて名前をつける……画数・漢字の意味は大事ですが、まずは意識して頂けたらと思います。


タカミのHP
https://takamiimura.net/

吉とか凶で語られがちな易や「占い」について、
常識から自由になれる「ものさし」なのでは?
という視点からわかりやすくリーディングしています。

赤ちゃんの命名については、「名前候補鑑定」もしくは「ネーミング(命名)」といった形にて承っております。詳しくはホームページを御覧ください。ご依頼・お問合せはホームページもしくはLINEへお寄せください。LINE  https://lin.ee/4HTNsNsGN

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?