名前は人生で最初の贈り物ですから、良い名前をつけてあげるために本を買って調べていくうちに姓名判断では画数が大事だという記述に出会うことと思います。

「どうやら吉と凶、良い画数と悪い画数があるようだ……」

お子さんの名付けに関わっている者として、

「悪い字画ではありませんか？」
「どの画数が良いのですか？」
「診断サイトでみたところ、良くない名前のようでしたがどうでしょう」
「15画と24画が入っているから良い名前ですよね？」

といったご質問をよく頂きます。

良い画数、悪い画数という考え方は一度リセットした方が良いと考えています。

なぜなら、実は完璧な画数というは存在しないからです。また、画数それぞれには意味と個性があり、かんたんに優劣をつけるべきなのかどうか疑問です。

例えば、24画という字画には長所となる面があれば短所となる面の両方があるというのが姓名判断の正しいセオリーなのです。吉数といわれている別の画数には、「リーダーシップがあり、周囲に影響を与える存在」という面と「自分本位でわがまま」という面と両方の意味があります。表裏一体の意味を持ちます。

どの数が良い悪いというよりも、名前に込められた意味の方を大事にしてもらえたらと思います。それを解説するのが姓名判断の本来の役割なのではと考えています。やはり上記でも書いたように人生で最初の贈り物ですから。

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