#ロケット
ロケット開発は、なにも特別なものではない
今年も『ニコニコ超会議』に参戦! 「超宇宙開発ブース」の展示とトークショーを行う。
私が参画する宇宙関連事業『インターステラテクノロジズ』(以下IST)のブースも展開している。
今年はロケットの開頭試験と真空試験を行ったCFRP製のフェアリング、燃焼試験に成功した再生冷却燃焼器COSMOS-v1をメインで展示。その他、ロケットの発射ボタンを押したら映像が流れる展示も用意した。
IST採用情報はこ
ISTが擁するロケット以外の事業
北海道は大樹町に拠点を置く『インターステラテクノロジズ』(以下IST)。同社の事業といえばロケット開発に注目が集まりがちではあるが、そのロケットに載せる人工衛星の研究開発を行う衛星開発部『Our Stars』を擁している。
現在、通信衛星フォーメーションフライト技術や超低高度衛星コンステレーションなどなど様々な技術開発に力を入れているところだ。
宇宙開発に関わる文字通りの一大事業を作り上げてい
宇宙関連事業に差し込みつつある光
宇宙関連事業を展開する『インターステラテクノロジズ』社では、新型ロケットZEROの開発が佳境を迎えている。ロケットエンジンの心臓部ターボポンプの冷走試験がコンプリートし、夏には熱走試験を行う。その過程は順調に推移しているし、4月からはかなり強力な技術的な布陣も出来てきた。
先日は北海道大樹町のスペースポート整備について、岸田首相と北海道鈴木知事が整備促進についてお話をされたそうだ。
※この続き
当たり前のことを以前はよくわかっていなかった
今日は急遽予定を繰り上げて、自民党宇宙・海洋開発特別委員会宇宙総合戦略小委員会に出席した。裏金問題の処分の件からなのか、自民党本部にはかなりの数の報道陣が集まってごった返していたわけだが、我々は我々として、民間主導における日本のロケットの打ち上げ回数を増やさなければならないことを強く訴えた次第だ。
自民党が与党で政権を握っている以上、自民党の委員会で決められたことが政策に反映されるのは当たり前の
「資金・技術・人材」以外で重要なもの
今日は北海道大樹町へ向かった。定例で開催されるロケット事業『インターステラテクノロジズ』社(以下、IST)の取締役会のためだ。もちろん取締役会だけであればオンラインでも開催はできるのでわざわざ北海道まで行く必要はないのだが、日々増え続ける社員の顔を見たり、増設される工場の状況を視察したりと定期的に行く意味はある。この取締役会だが、3ヶ月に一度は東京支社でも開催している。
こうやって募集を続けてい
真の愚は、遅れをとることよりも追いつこうしないこと
日本時間の昨晩『スペースX』社の新型ロケット、「Starship」の打ち上げが、実施された。
1段目のSuperHeavyブースターは33機のRaptor2エンジン全てが正常に燃焼し、最大動圧点であるMAXQを軽々とクリアし、Starshipの6機のRaptor2エンジンに点火しながら切り離される。そして切り離されたブースターは本来であれば打ち上げ地点に戻って再利用されるのだが、着陸がちゃんとで
失敗は“進化の証”でもある
国内初の民間ロケット衛星軌道投入機となるはずだったスタートアップ企業『スペースワン』社の『カイロス』の打ち上げが失敗した。打ち上げ5秒後に自立飛行安全システムが作動して自爆したらしい。スペースワン社としては、離床はしたので打ち上げ費用の売上は立つであろうが厳しい船出となってしまった。しかし、こればかりは経験を積んで挽回していくしかないと思う。
今回の件は人工衛星軌道投入機『ZERO』を開発中の我
国内ロケット産業、機運高まる
今日はロケット事業を手掛ける民間企業『スペースワン』社。その『スペースポート紀伊』からのロケット打ち上げ生中継をYouTubeで見ていた。テレビ和歌山の生中継がロケットに一番近かったので、そこのチャンネルで配信を見ていたのだが和歌山出身の芸人がハイテンションで喋っていて、めちゃくちゃうるさかった……。あれが関西のノリなのだろうか? 打ち上げは延期となったが、日本でも徐々にロケット事業が盛り上がって
もっとみる取返しのつかないことに繋がる「問題が起きても止まれない問題」
国産基幹ロケット『H3』の打ち上げが成功した。大変素晴らしいことである。なんとか日本の宇宙開発も世界トップクラスを維持できたと思う。
このおめでたい時に水を差すようなことだが、大事なことなので今後の日本の宇宙開発を効率よく進める上で大事なことなので、H3の今後について私の意見を書いておく。
ご存知の通り我が『インターステラテクノロジズ』はターボポンプ搭載の『ZERO』ロケットを開発中だ。開発にあ
HIUから誕生した『至福のいくら』
今日からふるさと南瀬の返礼品として、北海道大樹町の『至福のいくら』がもらえるようになった。
実はこのいくら、HIUスタートアップメンバーと昨年から密かに準備していたプロジェクトである。
大樹町は太平洋に面していて秋シャケが水揚げされる場所にあり、当然ながら新鮮なイクラも獲れる。それをたっぷり使って美味しいイクラを作れば人気の返礼品として認知してもらえるのではないかという構想である。
※この続き
極寒の地で進むアツい事業
年の瀬ではあるが北の大地では寒い中『インターステラテクノロジズ』の次世代ロケット『ZERO』のエンジン『COSMOS』の燃焼機単体試験が進行中だ。今テストしているのは本番で使用する13tfクラスのサブスケールに該当する6tfエンジン。サブスケールとはいえ、それでも十分に大きなスケールだ。我々としては初の再生冷却燃焼器での試験となるし、初のリキッドバイオメタンを使った試験でもある。
そういえば20
事業を成功させるために、自分にできることは何かを考える
YouTube『ホリエモンチャンネル』の英語版、『HORIEMON Channel』、昨日から始まりました。動画は徐々にアップしていく予定。AIを利用して、ホリエモンチャンネルの動画を私の声で英語化しているので、是非登録と視聴をお願いします!
ということで、今日は『宇宙科学技術連合』の懇親会へ。なんとも仰々しい名前ではあるが、簡単に言えば宇宙関係の学会だ。なんで、そんな学会に行くかと言えば、リク
世界への発信の場「大樹町」に眠るビジネスチャンス
昨日は帯広で『北海道宇宙サミット』が開催された。帯広のホールに1000人近くの来場者が集まったのかな? このイベントは3年前に始めたものなのだが、年々規模が大きくなっていく。
今は『北海道スペースポート』がイベント主催者になっているので、私は純粋に登壇者としてお話をするのみ。自分たちが主催者をしているときのような堅苦しい挨拶系もやらなくていいので気が楽だ。
このイベントに合わせて、前日には大樹町