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【海外の家探し】海外での住居の探し方と考えるべきこと【エストニア】

こんにちは。
たくびーんです。

20代で会社員をやめて2023年4月からワーキングホリデービザを使い、
エストニア移住を始めました。
エストニアでの暮らしや英語学習について発信していきます。

今回のテーマは物件の探し方です。
初めて海外移住や留学をするにあたってどんな物件に住むかは重要な要素の1つだと思います。
まして日本と違う環境で暮らすこととなりますので日本の文化との違いも考慮する必要があるのです。
移住先の現地に協力者がいる場合はその方に教えてもらうのも良いでしょう。
本記事はお酒を飲みながら書いてしまったので想像以上に筆が進みました。長文ですみません。


①海外移住(留学)するにあたってどんなところに住む?

海外移住するにあたって住む場所の候補は、選択肢としては以下の3つが挙げられるのではと思います。
1)自分で不動産会社から探し、自分で契約する
2)ホストファミリーに住まわせてもらうorルームシェア
3)寮に入る

私の場合は(2),(3)は選択肢にありませんでしたので(1)を選ぶこととなりました。私は以下のエストニアの不動産サイトを使いました。詳細は②でお話しします。

https://www.kv.ee/

私はワーホリビザを使用してエストニアに滞在していますので1年間はエストニアに住む計画で物件を探しました。
一方で、1か月だけ、3か月だけ、半年だけといった滞在プランの方もいらっしゃると思いますのでその場合は物件の契約内容をあらかじめ確認しておくのが良いと思います。
私の場合は家具付きの物件を選び、最低契約期間は1年間という内容でした。

②物件の探し方

1)ウェブサイトを活用する
2)現地の協力者に直接物件を教えてもらう
3)海外移住エージェント(留学の代理店等)を使う

私には(2),(3)の選択肢がありませんでしたので(1)についてお話しします。
上述のとおりは私はエストニアの不動産のウェブサイトを使って担当者にメールを送り、自分で物件を決めました。

https://www.kv.ee/

こちらはエストニアの不動産市場で最も人気のあるウェブサイトの1つだそうです。
もちろんエストニア語で書かれていますが、私はパソコンのブラウザはGoogle Chromeを使っていますのでgoogle翻訳の拡張機能?でブラウザの画面をエストニア語から日本語へ自動翻訳して使っていました。

立地をgooglemapで確認したり、内装を画像で確認し、気になる物件があれば担当者にメールで連絡しました。

ご参考までに私の実績をお話しすると、気になる不動産を7件ピックアップし、それぞれの担当者にメールで連絡をしました。そのうち返事があったのが3件です。
その3件のうち断られたのが1件、途中で返事が来なくなったのが1件ということで、最終的に残った1件に決めざるを得なかったのです。
とはいえ、最も気に入っていた物件でしたので私としてはとても満足しています。

私はエストニアの物件について全くの知識ゼロでしたので、そもそも外国人を受け入れてくれる物件かどうか、家賃の支払いはどのように行うか、共益費(水道光熱費)はどのように決められているか、風呂場の水回りはどのようになっているかを入念に確認しました。
幸いにも私が入居することになった物件の担当者はとても丁寧な方で、私の面倒な質問に対しても親切に回答してくださいました。やりとりはすべてメールで行いました。相手の方は英語が堪能な方でした。
私が事前に内見をしたいと言ったところ快諾してくださいました(異国の地で実際に内見できたのはとてもありがたかったです)。

なお、最後に不動産の担当者から言われたのは、「契約書はすべてエストニア語で書かれているから、あなたはエストニア語を理解する友人に内容を見てもらうか、google等の翻訳機能を使う必要がある。不明点があったら連絡してね。」というものでした。
ご丁寧に事前にメールに契約書のPDFを添付して送ってくれたので、私はそれをgoogle翻訳に入れ込んで内容を理解しました。もしくは、丸々ChatGPTに打ち込んでも良いでしょう。
(とくにエストニア特有の契約内容はなく、日本でもあるような一般的な内容でした。)

エストニアの物件サイトは他にもありますのでご参考までにURLを貼ります。なお、こちらはChatGPTに聞いた結果で、以下の4つは私は試していません。

https://www.osta.ee/


ChatGPTの回答


③日本の物件とはここが違う

1)浴槽がない
2)キッチン、水回りが共有スペースにあることがある(自分の部屋についていない)
3)洗濯機の使い方と洗濯物の干し方
4)ベッドというよりはソファベッド

3−1)まず、海外の物件で浴槽がついている物件はレアケースだと思われます。
日本の暮らしのように毎日湯船に浸かる、という生活は諦めた方が良いかもしれません。
温泉を備え付けている施設がある国もほとんどないのではと思われます。

3−2)賃貸物件の形式にもよりますが一般的な日本の大学生が一人暮らしをする時に借りるような1Kアパートもあれば、キッチンと風呂場、洗濯機が共有スペースにあり、アパートの入居者で共同で使うような物件もあります。
また、一軒家もありますので必要に応じて検討されるのが良いと思います。
家賃は部屋のクオリティーと立地に左右されます。

3−3)エストニアは縦型のドラム式洗濯機が主流のようです。ただ、日本のようにハイテクという感じはなくあくまでも最低限という感じです(もちろん値段によると思いますが)。
ここで日本とは違うなとギャップを感じたことがあり、エストニアのアパートにはほぼベランダがついていません。したがって洗濯物は部屋干しが主流のようです。タリンを散歩している時に周辺のアパートを見ましたが、ベランダがついている物件もちらほらありますが基本的にはリラックスできるような椅子が置いてあってベランダは談笑するスペースとして使われているような印象を受けました。
思えば、1年を通してみると冬の時期が長く日照時間が短く、かつ雪が降ることも鑑みれば部屋干しの方が一般的なのかなとも(私見)。

3−4)不動産サイトで物件の内装の画像をチェックしていると、ほとんどの物件でベッドがありませんでした。もちろん入居後に家具屋で買えば良いのでしょうが、私はあらかじめ家具付きの物件を探していました。見る感じ、ベッドはなくソファベッドが主流のようでした。背もたれを倒して展開するとダブルベットほどの広さになります。私は問題なく快適に寝ることができています。
(私は日本ではバス停のベンチで寝て朝になっていたことや、インド、タイ、カンボジアの安宿でも寝られる体質なのでとくにこだわりはありません。)

④改めて気をつけたいこと

1)家賃
2)家の周りにスーパーやコンビニ、公共交通機関はあるか
3)水回り
4)共益費
5)家賃等の振り込み方法
6)室内でも土足

4−1)長期的に滞在するのであればもちろん家賃は安く抑えたいと思います。おそらく海外滞在費の中で家賃が最も高額になると予想されます。一方で家賃と快適さはややトレードオフ(安ければ相応の不便があり、高ければ快適に暮らせる)の関係にありますので、自分がストレスなく居住できる金額は払うべきだと思います。

4−2)家の近くにスーパーやコンビニ、公共交通機関があることは初めての海外移住にとってかなりの安心材料になります。物件を探す際には可能なら近場のスーパー等の位置も一緒に調べておくことをおすすめします。ただ、日本のように徒歩圏内に24時間営業のコンビニがあるケースはエストニアではごくごく稀です。エストニアを含むヨーロッパでは土日はスーパーでさえ営業していないことがあります(私がドイツに旅行に行った時は日曜日と祝日はスーパーが閉まっていて水が買えませんでした)。

4−3)水回りについて、ウェブサイトの画像であらかじめ確認することを強くおすすめします。ヨーロッパの人の感覚からするとシャワーさえ浴びられれば良いという感じ(私見)なので、風呂場で座るスペースもあるかどうかと言った具合です。なおかつ、トイレとシャワーが同室にあるユニットバスタイプの場合はトイレの床とシャワースペースの床に段差がなく、シャワー後はトイレスペースまで床がびちゃびちゃになっていることもよくあります。

画像はイメージです


4−4)共益費については何が含まれているか可能なら事前に確認しておいた方が良いでしょう。アパートの場合は共有スペースの清掃代やごみ処理代が含まれます。エストニアではスーパーでゴミ袋(タリン市指定のごみ袋はなく、何でも良い)を購入し、アパートの敷地の中にあるごみステーションに投げ入れておけば業者が決まった日に回収してくれます。ごみ捨ての曜日は決まっておらず、入居者のタイミングでごみステーションに掘り投げておけば良いので、ここは日本の多くの地域と異なるところでした。
なお、分別はほぼなく、紙ごみかそれ以外かで分別すれば良いようです。ただし、缶、ビン、ペットボトルについては購入時にデポジット料金が加算されており、スーパーに持っていってリサイクルボックスに返却するとスーパーで使える割引券が発行されるようです。
ここが気にならなければそれらリサイクル品はごみ袋にまとめて捨ててしまってOKです。

4−5)家賃等の振り込みは基本的には銀行振り込みなのですが、海外移住者にとって現地で銀行口座を開設するのは難易度が高いと想定されます。私の場合はエストニア発のWISE(ワイズ)というアプリを使って振り込みをしました(事前に担当者に確認しました)。
WISEとはざっくり言うとエストニア版のPayPayで、個人間の送金が可能なアプリです。50の通貨に対応しているので日本の銀行からWISEのアカウントへ日本円を送金し、WISEの中で日本円からユーロに両替し、WISEからユーロでエストニアの法人もしくは個人へ送金して支払います。

私はWISEを使い家賃と語学学校の料金の支払いをしました。

4−6)海外は基本的に室内でも土足ですので部屋の中の掃除は日本以上に大変になることが予想されます。靴を履いたままソファベッドに座ったり、シャワーを浴びる前、寝る前には靴をぬぐことが前提とした生活を送ることとなります(私は入居した物件が綺麗だったので普段は靴を脱いで生活しています笑)。
エストニアは室内は土足禁止だそうです。なので日本と同じような感覚で過ごすことができます(優しいフォロワーの方が教えてくださいました。ありがとうございます!!🙇‍♂️)。

⑤おわりに

その他、私で力になれそうなことがあればお気軽にコメントかインスタにDMください。
可能な範囲でお答えいたします。

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これからも随時記事を更新していきますので次回の記事も読んでいただけますと幸いです。
引き続きよろしくお願いいたします。

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