夜中になないろの、てんとう虫。

一青窈さんの、てんとう虫。共振するリアリティ。ななつのほしを数えるよりたくさんの悩みを数えて眠れなかったあの頃、一緒に歩いた「ようちゃんの歌」は。今ならわかる。ただ悲しかったから、聞いていたわけじゃない。こんなにこぼれる涙がなおも私を強くしてくれると信じていたから、聞き続けていたんだ。…あの赤い糸のアルバムジャケット。今も、大事に覚えている。

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