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【スタートアップCHRO活動録】令和トラベル創業1年目の振り返り

こんにちは!株式会社令和トラベル執行役員CHROの田村(@tamuchi20)です。
令和トラベルは、海外旅行業界のDXを通して、あたらしい旅行をデザインすることを目指して2021年4月に創業した会社です。プロダクト開発に全力を注いでおり、昨年12月にプロダクト(NEWT(ニュート))のコンセプトなどのお披露目をさせていただきました。LINE登録まだの方は、ぜひご登録ください!まもなく、プロダクトのローンチ発表もできると思いますので、海外旅行好きの方は楽しみにお待ち下さい!

本日は令和トラベル創業から1年目最終日ということもあり、スタートアップCHROとして1年間どのようなことを行ってきたのかを振り返りたいと思います。これからスタートアップ経営者の方、人事の方そして、令和トラベルにそれとなく興味を持っていただいている方に少しでも参考になると幸いです!

現状の組織状況

2022年4月1日時点でフルタイム28名、インターン11名、そして副業など業務委託で関わっている方も含めると100名規模になっています。
1年前の創業時はフルタイム8名だったので、1年で急激に関わるメンバーが増えてきています。
Top画像の左の写真が4月頭の研修、右が2月待つの研修時の集合写真です。メンバーが増えていることを感じていただけるのではないでしょうか?

創業1年目に行ったこと

採用(仲間探し)

採用戦略の設定、採用体制の構築、面接や面談のTips浸透などたくさん取り組んでいるのですが、いちばんのポイントは直接候補者のかたとお話させていただくことに尽きると考えています。

振り返ってみると、創業後約3ヶ月はほとんどの時間を採用に割いていました。(感覚的には5割から7割ぐらいの時間を採用に割いていたと思います。)特に多くの候補者の方とお話させていただくことがとても多い期間でした。(創業後3ヶ月してHRチームにも仲間が増えたことや、メンバーが増えていくについて面談を分けて実施するということができるようになってきています。)

初期フェーズに多くの候補者とお会いさせていただくことは、下記メリットがあるので、オススメです!

  • 今のフェーズにおいてどのような方がフィットするのかを認識する機会になる

  • 代表はじめ他のメンバーと求めるスキルセットや人物像の認識すり合わせになる

  • 言語化できていないor気づけていない重要なポジションを認識する機会になる

  • 自分たちの会社が社外からどのように見えているかを知る機会になる

採用を効率よくしたい、本業に可能な限り時間を割きたいという気持ちにもなりますが、特にメンバー拡大初期や要所要所ではぐっとその気持ちを抑えて、直接お話させていただく機会を大切にしていきたいと思います。

ちなみに、面接で自社とのフィットを確認するためのポイントは下記のnoteにまとめているので、ご興味あればご覧ください!

そして、こんなことをいいながら、採用って難しいなとも感じていますw

組織づくり

そして、仲間になっていただいたメンバーでより強い組織を創るために、組織の根幹となる価値観(ミッション・ビジョン・バリュー(MVV))の構築、浸透のための各種施策を行ってきました。

MVVは、創業した4月中には決定し浸透に向けた各種施策を行っています。具体的な取り組みとして、ミッション・ビジョン・バリュー、D&I(Diversity & Inclusion)、戦略に関して解像度を高めるために4月、5月、10月、1月、2月に全社で研修を行いました。また、中途入社者のオンボーディングでもMVVに関するコンテンツだけで4時間以上の時間を取るなど、入社時になるべく早く、かつ解像度高くご自身の中に落とし込んでいただく機会を設けています。

令和トラベルのバリュー

創業1年目として意識したことは、このフェーズでジョインいただいているメンバーは今後の会社の文化・価値観を作り出す根幹になるメンバーだと強く意識すること。そう考えると、組織拡大を意識するのであれば、未来を見据えてこのタイミングで文化・価値観の浸透に少し過剰と思われるほど工数をかけるべきだという判断をしています。

組織づくりで大切にしていることを整理したもの

この1年間、全フルタイムメンバーと毎月1on1を実施しましたし、その中でメンバーから多くのことを学ばせてもらった期間になったと感じています。

人事制度設計

令和トラベルのカルチャーを表現するような人事制度の設計とも向き合い、早期に土台を作るということにも取り組んできました。メンバーのLifeへ配慮や支援のための制度もできあがりましたし、等級制度・評価制度も一定の形になったと思います。こちらの、詳細は4月のnoteでお伝えさせてください。

メンバーが会社に所属する意味として、

  • 目的や目標(ミッション・ビジョン)への共感

  • 仕事内容の合致(やりたいこと、将来への成長への投資など)

  • 所属するチーム・組織の心地よさ

  • 一緒に働くメンバーへの尊敬や愛着

  • 生活と仕事のバランスが自分にとって適している

  • 金銭的な報酬

などの要素がポイントになると考えています。そして、これらの要素が濃い環境であればあるほど、モチベーション高く、高いアウトプットを出し続けてもらいやすいと考えています。

人事制度を設計するにあたり、メンバーのみなさんが会社を信頼できるようにすること、安心して生活と仕事のバランスをとれる土台を作ること、納得感をもっていただけること、は大切にしています。制度はあくまでも箱だけなので、この箱にいかに魂を込めていくのかは、これからの運用や組織づくりにかかっていると考えています。

そして、制度もMVP(Minimum Viable Product)であると考えて、状況を見ながら、声を聞きながら磨いていくということが大切だと考えていますし、メンバーのみなさんにも伝えています。

信託型ストックオプションの設計

令和トラベルでは、信託型ストックオプションを導入しております。早期から信託型ストックオプションを導入することで、行使価格の低さなどメンバーにとってのメリットを出せると考え、導入を決めています。その中で、ポイントの設計をどうするのか?など、検討することもたくさんありましたが、現時点でメンバーにとっていい意味で違和感なく導入できています。これからは、会社の出せる価値を大きくし、リスクを取って創業フェーズで令和トラベルにジョインしていただいた方に経験としての価値に加えて、金銭的な便益も得てもらえるように会社価値の拡大にチャレンジしていきます!

創業1年目を振り返って

スタートアップのCHROとして、はじめてのチャレンジで手探りなことも多かったですが、本当に多くのことに取り組むことができました。

スタートアップという状況が変化しやすい環境の中で、いかに芯を持ちながらも、柔軟に対応することができるのかこのバランスが非常に重要だと感じています。自分の中での意思決定の基準を持つ。一方で、それに固執しすぎない。意思決定の瞬間はその意思決定を信じる。ただし、その意思決定が未来において適切だとは限らないと捉える。そんなことを繰り返しながら、取り組んできた1年間だったと思います。

まだまだチャレンジは道半ばで、僕の力だけでは何も成し遂げられないですが、とてもありがたいことに、ほんとうにステキなメンバーに囲まれて仕事ができています。そんな仲間から、たくさんの刺激をもらいながら、いい会社・いい組織・いい事業を創っていきたいと思います!

4月からも心強い仲間が増えてきますので、刺激が増えること間違いありません!

そんな令和トラベルに興味があるというかたは、いつでもご連絡をお待ちしています!フルタイムでのジョイン、副業として関わってみたい、インターンで一緒に挑戦したいというどんな形でも結構ですので、みなさまと接点を持たせていただけることを楽しみにしています!

応募はちょっとハードル高いけど、少し話を聞いてみたいなどがあれば、twitterでのDMなどで気軽にください!


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