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コミュ障な個人、あるいは規模の大きい法人/組織が、SNSでのコミュニケーションを仕組み化するには

僕は自分のことを根っからのコミュ障だと認識しているのですが、そう言うと驚かれることがよくあります。1対1での短時間コミュニケーションについては失敗経験からの学びと改善が増えてきたのでバレないことが増えてきたのですが、いまでも大人数での会話で適切に場に入ることが難しいな、と思っています。

ツイッターでの雑談をみんなで楽しんでいる方々を見ると、羨ましさを感じながら入り込めないことが多くて。

とはいえ、いまはSNS全盛の時代。
個人としても、法人としても、SNSという「集団」でのコミュニケーションで存在感を出すのが必須の時代です。
継続的に発信をしつつ、リアクションをしたくなる余地をつくり、共感してシェアされるようにして、応援してくれる方を見つけてアクションして、などなど。

苦手なら苦手なりに、学びと改善・パターン化をしなくては、と思ってやってるのはこんなところ。

・記事を書いたら、記事のURLで検索してLikeを押す。
 (拾えるボールは軽めのポジティブで返す)
・途中で考えすぎるとすぐ気が散って忘れてしまうので、まず全部みる。
 (ひとつのボールに集中すると他のボールに気づけない問題の解消)
・あとで腰を落ち着けて返信や連絡をしたり、シェアしたりする。
 (後日の努力でカバーするやつ)

空気を吸うかのようにコミュニケーションができる人が羨ましい……。。ノリや勢い的な雑談はパターン化できないので苦手……。

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とはいえ、こういう試行錯誤は、組織や企業としてSNSやコミュニティをやっていくには逆に必要なのではないか、と思っています。

ひとりのスター「中の人」がいたとしても、その方に依存していては組織が回らない。個人とは違って、運用者の個人の意志でやめるわけにはいかないのが組織や法人としてのコミュニケーションであるわけで。

応援してくれる方に報いる仕組みを設計して、まずはそれを最低限まわしつつ、その上に人間らしさを載せていく、といった感じ。

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いまmintをやっている中で一貫して思っているのは、「頑張る人が報われる」世界なんですけど、それも個人の意思と習慣だけでは「報いる」ことが自分はできないな、というところからスタートしてます。

mintで発行した独自のポイント・トークンを、ツイッターと連動させて指定ワードでの投稿者に自動で配るという機能があるのですが、それはまさしくエゴサで自分がやっていることの自動化で。
感謝の気持ちを継続的に伝えるならば、自動化するところは自動化するべきでは、と思っています。

よく「感謝を自動化したらそれは気持ちが入っていないのでは?」と聞かれることが多いのですが、ルーチンを自動化して余った時間を「感謝を正しく伝える」ことに使ったほうが効率的ではないか、と。

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感謝の気持ちを伝える第一歩を自動化したとして、「感謝を正しく伝える」ためにはどんないい方法があるのか、という話はまた次の記事で。

ちなみに、こういった企業/組織コミュニティで起こる問題を解決するということに関して、9/18の水曜日夜にワークショップ型のイベントを新宿でやるので、空いている方はぜひ遊びに来てください。

前回はこんな感じでした。この記事の執筆者である長田さん(@SsfRn)と今回も一緒にやっていきます。


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