見出し画像

猫好き管理部本部長のはなし〜Part6〜 半期に1度のグループ全体会(企画・運営側)編

こんにちは。
ユニリタ グループ業務本部 本部長の金子です。

少し前の話になりますが、
今回は、昨年9月末に行われたグループ全体会について企画・運営側の話をします。

先に
▼参加者視点の記事

▼新企画で活躍してくれた社員の記事

がアップされていますので、
こちらも合わせてご覧ください。
いろいろな視点で見ることができおもしろいと思います。


今までの全体会

全体会と言えばグループの経営方針、各事業方針をユニリタグループで働いている方々に伝える大事な機会です。
全員がしっかり聞いて腹落ちしてほしいと願いながらも、なかなかそう簡単にはいかないですね。
企画・運営側は毎回悩みながら試行錯誤しています。

伝統的なのか、私の記憶にある全体会は、
幹部クラスのみホテル(会場)に集結して社長の話に始まり、
各本部やグループ会社の方針を順番に聞きその後懇親会で親睦。
⇒「明日から頑張ろう!」
みたいな流れが通例でした。

しかし、2020年のコロナ禍により、期せずしてリアル開催からオンライン開催となり、今まで一部の社員しか参加することができなかった全体会が全社員参加できるように変わりました。
全員に社長の言葉、各事業セグメント代表の言葉が伝わるということはとてもメリットだったと思いますが、
同時に伝え方の難しさが課題として出てくるようになってきました。

というのも幹部社員向けに話すというのは、
ある程度会社のことも組織のことも人のことも分かっている人たちに対して話をするので、
ある意味「分かるよね?」前提で話ができていましたが、
それが新人、若手、中途社員などにも理解してもらうためには丁寧な説明が必要になってきます。
そうなると話し方も内容も変わってきます。
話す側の思考の変換は必須となり、各社長、各本部長はかなり苦戦したと思います。
試行錯誤の繰り返しです。

また、オンラインの場合、相槌やリアクションも見えないため理解してもらえているのか、そもそも聞いてくれているのかが分からないんです。
そんな中での半日聞きっぱなしは、聞く側もつらいですよね。
特にオンライン初期のころは慣れないためネットワーク回線トラブルも多く、このクレームも多かったですね。

コロナ禍が落ち着いてくると、
本社で30名くらいの社員をリアル参加&それ以外の社員はオンライン参加のハイブリッド型へ変え、講演者へ当日の本社参加者が積極的に質問を行い、より参加型になるよう工夫しました。

と前置きが長かったのですが、今までの全体会はこんな感じです。

企画・準備は、経営戦略本部の少人数で行われ、
いつも余裕がない感じでしたね。
我が本部の役割と言えば、人事総務部が会場の選定と、当日の運営を行うというのが役割でした。

今までとは真逆の会場

2023年7月。
2023年9月28日秋季全体会を久しぶりに会場を借りて行う場合、
「今から(会場を)おさえないと間に合わない」
という人事総務部長からの相談から始まりました。

人事総務部長から(コロナ前に開催していた時に使っていた)〇〇ホテルか△△という会場が(当たり前のように)記載されている候補リストを見せられ、
「この2択でどちらにしましょうか」と。
ただ、リスト(というより資料の下)にもう1つ聞いたことのない名前が書かれていて「これは?」と聞くと、
「前回候補に挙がっていたのですがやめたところです」
と言われたのが、東京ポートシティ竹芝ホール。

でかいスクリーン。
演出もすごそう。
スクリーンの前でかっこよく話しているし・・・
トヨタ自動車の豊田章男社長もやってたし・・

ユニリタの今までの全体会とは真逆の印象でした。

私自身、
”全体会をもっと変えていきたい”
という思いがあったし、
あえて資料から消さなかった人事総務部長にもいつかは変えたい、
という思いがあったと(ほんとはただの消し忘れだったりして・・笑)思います。

コロナ前の全体会に戻したくない、と2人して思ったんです。

特に2023年下期は今中計の最後の半年です。
来期の新中計に向けてグループ全社員が同じ方向に向かうためにも大事な半年であり、この秋季全体会でグループの結束を高めたい!
会社が変わろうとするところを見せられないのでは、何も伝わらないだろうという思いです。

ということで、
当然選ぶであろうの恒例の〇〇ホテルか△△ではなく、
東京ポートシティ竹芝ホールを下見することから始まりました。
(※〇〇ホテル、△△が悪いということではなく素晴らしい場所ですので誤解のないように)

そして、経営戦略本部とグループ業務本部で企画からがっちり一緒にやることに決め、7月3日(月)に経営戦略本部&グループ業務本部の有志で2023年秋の全体会の企画が始まったのでした。

新しい全体会へ(企画)

思いを持ったメンバーが集結し、ディスカッションは盛り上がりました。
我々企画側が楽しまないで、参加者が楽しいわけがないって感じで。

この時、私が変えたい/やりたいと思っていたのは3つ。

①会場・プレゼン
②サプライズ演出
③全員参加型。眠くならない、グループ全社員が聞いて分かるようにしたい

この3つをベースに話をします。

①会場・プレゼン

でかいスクリーンにするだけで、それだけで印象が違うし華やかなデザインでワクワクする。

  • よいビジュアルにしたい

  • 今までのただ順番に発表する形式は変えたい(発表者側としてもグループ全体に細かい話をすることに限界を感じていた)

  • 字が多いのはうんざりしていた

  • 長い。そして、私のプレゼンはいつも最後である(最後はみんなつかれている??)

とにかく新しいことにチャレンジする会社だと社員に思ってほしい、
多少の失敗は問題無いと思っていました。
変わろうとしていることが大事だと伝えたい。

さっそく経営戦略本部&グループ業務本部が事務局となり、話をスタートさせました。

まずキャッチ。 

「Uni TALK 2023 ~ユニリタグループの未来を共に創造し語り合おう!~」

さすが広報。
これを見るだけで、もう楽しそう。

順番に話すのではなく、掛け合い、トーク、インプレッションなど、
広報が細かい案まで作成してくれました。

今までとは全く違う。これはいい!と思って進めました。

私のところは2部門の掛け合い。
細かいことを言わず、何を意識してもらいたいかを考えました。

  •  MVVの重要性、これから一体となっていきたいこと

  •  人的資本強化

各事業セグメントの時間も本部長トークは資料シンプル、話は短めに。
その分、部門長クラスの方々のトークセッションを増やす。
そして若手も含めたインプレッション。

②サプライズ演出

さまざまなチャレンジして活躍している人をフューチャーしたい。

ユニリタグループでは、副業を認めています(アプデワークと呼んでいます)。実際に30名弱の社員が該当し、その中にはITとは関係ない世界で才能を存分に発揮している人たちもいたりします。
そんないろいろ経験をすることが今の仕事やこの先に繋がるであろうことを他の社員にも伝えたかった。

法務部と言う固い部門で仕事をしながら、オペラのセミプロをやっている三枝さん。
ユニリタが提供しているサービス「bindit」が好きすぎて宣伝部長にもなりつつある、そんな彼にオープニングをやってほしかった。
これだけは当初から決めていたので、すぐにリクエストしたところ、即快諾!
これは盛り上がるに違いないと確信していた。

この先は広報と三枝さんで演出を考えてくれて、かなりよい出来になった。
当日はサプライズで実施。社員の反応はかなりよかったと思う。

続いて法務、経理の中堅社員がオープニングトークをしました。
今までオープニングトークなんてしたことないし、2人のよい緊張感がほほえましく会場を和ませ、よい雰囲気で始まることができました。

③全員参加型。眠くならない、グループ全社員が聞いて分かるようにしたい

今までとは全く違うやり方を検討。

従前)本部長が1人で説明する

2人掛け合いながらそして会場を巻き込みながら進めていく。
アンケートやパネルディスカッション形式を取り入れたり、
インプレッションで若手の登壇、リアルな声を反映など。

工夫が盛り込まれた企画・進行案ができました。
今までとは全く違う・・・

私も登壇者の1人ですが、
変わることはよいことだが、どうやってやろうか・・、
大丈夫なんだろうか・・何を話そうか・・など、
不安な面も多々ありました。
この不安は最後までありました。言わなかったけど。^ ^

今回はここまで。
続きは、次回の投稿でお伝えします。


つくねとささみ

我が家にきて3回目の冬をむかえました。
2人(あえて人と言いますが)で仲良く寄り添って寝ているいることが多く、姉妹でむかえたことが正しかったと感じます。

先日、3年目にして初めてささみが布団の中に入ってきてくれました。
腕枕で寝る姿が最高にかわいく(体は痛いですが)感動の瞬間でした。
今のところ(布団に入ってくるのは)休日の朝のみなので、普段より起きてくる時間が遅いので気になって来るのでは?と思います。

最近、仕事でお会いする方から、「noteを見た」と言っていただけることも増え、猫話(ねこミュニケーション)も活発になってきています。
先日は5人中4人が猫を飼っているということで本編より猫話のほうが盛り上がった気がします(笑)
名前のつけ方にも個性がでていて聞いていると面白いですね。
つくねとささみが仕事でも貢献しています(笑)

この記事が参加している募集

猫のいるしあわせ

企業のnote

with note pro

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?