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学校事務の現場より その2(来客編)

今更ですが、今年1回目の投稿です。今年もよろしくお願いします。
前回の続きを書きます。
THE・教師の雑用係たる学校事務職の日常です。

1.時間に関係なく来訪するお客様

学校は想像以上にお客様が多くいらっしゃいます。その窓口になるのが「事務室」です。
教員は日中授業や仕事で来客対応なんてできませんからね。
お客様と言っても多様です。まず、自校の生徒はもちろん、その保護者様、事務室に用がある業者様、管理職を尋ねる御来客。まあこのあたりは月並みです。

ちなみにこの窓口である「事務室」の営業時間は一応、私の学校では「8時15分~16時45分(昼休み45分間を除く。)」になっています。
実態はまっっっっっっっっっったくそんなことないですね。
7時台に来訪するお客様。当然います。昼休み中に来訪するお客様。当然います。定時を過ぎてやってくるお客様。当然います。

どういうお客様がいらっしゃるのかというと、例として、担任に用があって来校されている保護者様、体調不良等でお迎えにいらっしゃる保護者様、学校に荷物を持ってきてくださる宅配業者様、あと、定時後は学校の先生みんな勝手に入らされている大好きジ○ラ○タ生命の保険営業。とかですね。

保護者様や宅配業者様は昼頃お見になることが多いです。これは仕方ないですね。ただ、ジ○ラ○タ生命。てめーらはもう来んな。

2.来客が来ても、平気で待たせることも多い。

私が勤務する学校は1階が事務室、2階が職員室という構造になっています。事務室に教師を訪ねてお客様がお見えになることがあります。
お客様は「○○先生に用があって来ました・・・」とお見えになると、窓口対応した事務職員は職員室に内線して、その対応を担当する教師に連絡をします。

運良く職員室で捕まることがあれば、職員室におらず、行方不明・・・なこともあります。
教師によっては、予め「来客メモ」というものを事務室に書き置きしていただき、この時間はここにいるから、ここに連絡せよ。とわかるようにしてくれる方もいます。
しかし、反対に何も書き置きせずに。っていう教師も一定数います。
その場合、対応する教師を探すために、せっかくいらっしゃったお客様を待たせてしまうことが時々あります。

一生懸命、教師を探して探して、探しても見つからない。はて、どうしよう。と事務室前に戻ると、お客様と笑いながら談笑している探していた教師を見るときありますね。

そういうの見ると、本当に肩がガックリします。徒労に終わったのだなと。

3.それでも一番嫌な来客は・・・

いろんなお客様がいろんな時間帯に見えますが、いちばん嫌なのはさっきも言った保険営業のジ○ラ○タ生命ですね。

なんで、事務室の窓口も締めた夕方にさも当然かのように、アポもなしにやってくるんですかね。

時間外に、せっせと残業している事務職員の手を止めてでも来客対応させますね。

管理職とも親しげにおしゃべりしています。きっと偉い方たち(実際、校長OBOGが再就職で営業推進している。)なのでしょうね。

ほんとうにおかしな世界。と私は思っています。


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