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現場から、 ~TBS NEWS~

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TBSテレビ報道局が運営するnoteです。記者個人noteやNEWS23スタッフnoteなどをまとめています。公式WEBサイトはこちら→http://news.tbs.co.jp
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2019年6月の記事一覧

2019/06/30 風をよむ「日米安保条約は不公平?」

今から50年あまり前…アメリカ市民は「日米安全保障条約」についてこう語っています。 TBSドキュメンタリー「現代の主役」(1967年) Q 日米安保条約を知っているか? アメリカ人①「知っている」 Q 日本が攻撃されたら日本のために命を賭けて戦えるか? アメリカ人①「イエス」 アメリカ人②「僕が?…イエス、招集されたらね」 アメリカ人③「私の国も攻撃されたら助けてもらいたい、だから日本のために戦う」 それから半世紀。アメリカのトランプ大統領の発言が今、波紋を

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サンデーモーニング 19年6月30日放送 黒板解説「G20とトランプ大統領」

・トランプ大統領の性格と政策の特徴 ・直感、思いつき、ツイッター サプライズでニュース演出 ・全てはカネ次第 一貫性も出口戦略もなし

英で男女 ❝ステレオタイプ❞ 広告が禁止に 日本も広告に変化

イギリスでは今月から ステレオタイプ=つまり固定観念に基づく 男女の役割を表現した広告が禁止されました。 「人の可能性を過小評価させる」 というのが理由です。 こうした広告をめぐる変化は、 日本でも広がっているようです。 女の赤ちゃんが バレリーナを夢見るのに対して 男の赤ちゃんは数学者を夢見る・・・ これは、ベビー用品のCMです。 こちらの スーパーマーケットのCMでは… クリスマスの準備を全て請け負うお母さんと、 ほとんど何もしないお父さん…。 というシーンが描かれ

進む新聞離れ・・・アメリカで広がる“ニュース砂漠”

インターネットの普及に伴い、 日本でも加速する「新聞離れ」ですが、 アメリカではその影響で地方紙の廃刊が相次ぎ、 日刊紙が1紙もない地域が拡大しています。 ニュースが発信されなくなることから “ニュース砂漠”と呼ばれ 社会問題となっていますが、 この状況を食い止めようとする動きも 出てきています。 画面に浮かんだ「最終号」の文字…。 この日は、 創刊から121年続いた新聞社の 〝最後の日〟でした。 新聞の名は「ワーロード・パイオニア」。 アメリカ北部ミネソタ州の小さな町、

「ハエは世界を救うのか!?」流郷綾乃さん(後編)

PRの専門家から、ハエのチカラで世界の食糧危機を救う会社「ムスカ」のCEOになった流郷(りゅうごう)さんに仕事の選び方や情報キャッチの方法など目からウロコのお話、いろいろ聞いちゃいます。 端末の設定を40代男性に流郷: PRとかを勉強し始めてすごく思ったことなんですけど、情報が無ければ何も出来ないなっていう風に思って。手に来る情報っていうのが、なんて言うんですかね、自分の為に来ている情報なんだっていうことを知らなきゃいけないなと思って。例えばその私がやっていることで言う

中国でも「働き方革命」

中国版Twitter“微博(ウェイボー)”で話題になっているホット検索ワード“热搜(rè sōu)”をもとに、「中国の今」を紹介していきます。 「996」=朝9時~夜9時まで週6日「996」という数字の組み合わせを聞いたことがありますか?主にIT業界で、朝9時から夜9時まで、週6日働くことを指します。この言葉は2016年に、中国で繁忙期となる10、11月に心構えとして社員に呼び掛けたのが始まりでしたが、その意味を変え、今中国で話題になっている言葉です。 同時に、働き方改革が

「ハエは世界を救うのか!?」流郷綾乃さん(前編)

汚いし、うるさいし、不快な害虫のイメージが持たれるハエ。ところがこのハエのチカラで世界の食糧危機に立ち向かおうとしている会社があります。 ハエにどんな秘密が隠されているんでしょうか!? ハエの会社ということですが・・・ミイナ: Dooo!堀口ミイナです。今日のゲストをご紹介します。株式会社ムスカの代表取締役CEO、流郷綾乃さんです。流郷さんよろしくお願いします。 流郷: よろしくお願いします。 ミイナ: 株式会社ムスカ。ハエの会社ってことはわかってるんですが、どんな

『ザ・フォーカス~いじめ予防~』

1980年代から社会問題化し悲劇が続いているのに、抜本的な解決策を見いだせずにいる「いじめ問題」。ところが、日々のニュースで「いじめ」について報道されるのは、「いじめ自殺」や「いじめ訴訟」など、ごく限られたものだ。 これまでの日本の対策は、「事後的」で「対症療法的」なものに偏っていた。個性的な「変人」と言われる小学校校長による「子どもの自主的な予防活動」が成果をあげても、広まらなかった。 しかし、最近、ようやく見直しの機運が高まっている。きっかけは、北欧発の「いじ

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2019/6/23 黒板解説「香港のデモ」

●香港で発生した逃亡犯条例に対するデモ ●背景にいる中国共産党 ●今後の展望を考える

2019/6/23 風をよむ「不都合な真実」

●安倍政権による”不都合な真実”とは・・・。 ●「森友問題」「加計学園問題」防衛省の日報問題、外国人技能実習生とさまざま ●そして今週は「イージス・アショア問題」「年金問題」が・・・。 水曜日、金融庁と厚生労働省の担当者を招いて行われた、野党合同ヒアリング。その中で、そんなことまで・・・、と考えてしまうような場面がありました。 厚労省・伊澤知法年金課長「最近、われわれ『非正規』という風に言うな、と大臣からも言われている。要するに、“フルタイムで働いていらっしゃらないよ

「発酵から日本を再発見する」発酵デザイナー小倉ヒラクさん(後編)

柿次郎: はい。Dooo!!本日のゲストも前回に引き続いて、発酵デザイナーの小倉ヒラク君をお迎えしていま~す。 小倉: 皆さん2週続けて、よろしくお願いします。 柿次郎: 今回も凄い全国の発酵食品のエピソード盛りだくさんなんでみんな・・・寝る前に見ないで。昼!昼ぐらいに見て、元気な時に。 全国の発酵食品を集めた「ファーメンテーションツーリズムニッポン」にやってきた柿次郎。発酵デザイナーの小倉ヒラクさんにディープな発酵の世界について聞いちゃいました。 後編も引き続き濃厚

「発酵から日本を再発見する」発酵デザイナー小倉ヒラクさん(前編)

柿次郎: Dooo!!編集長の徳谷柿次郎です。本日はこちら!発酵とは?って書かれていますけど、渋谷ヒカリエで開催されている「ファーメンテーションツーリズムニッポン」の展示会場に来ています。そして、今回のゲスト!発酵デザイナーの小倉ヒラクくんです。 小倉: どうも、こんにちはー。よろしくお願いします。 柿次郎: よろしくお願いします。いやぁこれ、どんな展示なんですか? 小倉: これはですね、47都道府県のその土地ならではのローカル発酵文化を47+1集めた展覧会になっており

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2019/6/16 黒板解説「年金問題」

●老後に2000万必要? ●貯蓄額の現実からこれからを考える ●報告書を受け取らない麻生財務相

2019/6/16 風をよむ「老後と2000万円」

●年金制度の成り立ちとは? ●相互扶助の精神 ●本当に2000万の貯蓄が必要か? 街の声「覚悟はしていたんですけどやっぱりそうだったんだなっていう気持ち」「今ごろそんなこと言われたって、急に用意できるかっていう感じ」 金融庁の報告書が、老後資金として夫婦のみの無職の世帯では年金以外に30年でおよそ2000万円が必要、などと指摘した問題。 所管の麻生金融担当大臣が報告書の受け取りを拒否する異例の事態となり、波紋が広がっています。   小泉進次郎議員「報告書を受け取る