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GWの札幌 花見と山菜採りが定番に

 地球温暖化の影響なのでしょう。北海道もだんだん、季節が前倒しになってきています。ゴールデンウイーク前の4月18日には函館と札幌で桜の開花宣言がありました。函館と札幌で同時に桜が咲くなんて記憶にない出来事です。
 そんなわけで、ここ最近のGWは花見に加え、山菜採りを楽しむのが定番になりつつあります。今年も札幌と近郊の日帰りドライブに出かけました。
 まず向かったのが、昨年夏に開通した「北24条桜大橋」のたもとにある「豊平川桜の杜(もり)」です。


 石狩川治水事業の80周年を記念し、平成の初めから河川敷にエゾヤマザクラやソメイヨシノ、ヤエザクラ約1000本が植樹されてきたそうですが、橋の名前に「桜」が盛り込まれるまで、その存在を知りませんでした。


 桜大橋を渡ってお花見に行けるのは今年が初めて。定番の花見スポットになりそうです。
 続いて訪れたのは石狩市厚田区にある「戸田記念墓地公園」。創価学会が運営する墓地ですが、約8千本のソメイヨシノが植えられ、GWには渋滞が発生するほどの人気スポットになっています。


 初めて足を運びましたが、墓地なのにレストランもあり観光地のようでした。


 石狩市には、毎年のように訪れている山菜採りスポットがあります。天ぷらにすると美味しいタラの芽が取れる山です。数年前までは5月下旬に訪れていましたが、昨年からGWに足を運ぶようになりました。
 今年は探すのに少し時間を要しましたが、最初の一本を見つけると、次々と周辺に。一番芽を15~20個ほど摘み取らせてもらいます。


 若々しいフキが採れるのもこの季節です。まだ雪渓が残る山中には、顔を出したばかりのフキノトウも。久々にフキ味噌をつくってみようと3個持ち帰ることにしました。


 アクのあるフキは、煮沸して皮をむいてやるなどひと手間かかりますが、ごま油で炒めたり、味噌汁の具にしていただくと、春の訪れを実感できます。年々その時期が早まっているのは、危惧する状況なのかもしれないのですが…

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