デートは楽しかったら負け
アラフォーバツイチのさくらです。
私は男を落としにかかってるデートは、己が楽しむのではなく、完全に接待、作戦、緻密な計算の元に動いています。
己が素で楽しむのではなく、己が楽しんでいるところを男に見せつけて「俺といるとこの女性はなんて楽しそうなんだ。俺ってこの女性を幸せにできてるんだ。」と
男の自己肯定感を爆上げにいく。
なので、帰宅するといつも疲労感がヤヴァイです。
マッチングアプリで知り合った彼氏のタカシさんが言うには、
私の作戦はこうでした。
2回目は私から回転寿司ランチデートを提案し、予約。
当日は人気店なので大行列でしたが、予約してるのですんなり着席。あの行列に彼女並ばしてる男どもは何をやっとるだ?と不思議でならん。ネット予約可能店なのに。雑魚め。
んで、昼間っから「日本酒を注文したい!」と提案し乾杯。
と超絶笑顔でルンルンしてるところを見せつける。
高学歴で仕事は医療関係で超堅いのと、当日はティアードワンピで女性らしい装いからの、昼から日本酒でご機嫌というギャップの演出です。
完全に計算であります。
これが良い歳してフリーターとか、ボーイッシュな女性が同じことしたら、単にだらしないとかガサツな印象になると思う。
で、前回のお肉をご馳走になってたんで、
代わりばんこという可愛いフレーズで、女が金を出すという状況を緩和した上で、3回目デートもあると思ってることを匂わせ。
無駄のない動き
男とのデートはSDGsが大事で、あまりに男にとって金が飛んでいく状況にすると、続くもんも続かんし、デートお誘い頻度が落ちるんだよね。
特に私は金持ってるんで、その特技を生かさん手はない。男のほっぺたを札束で殴っていくスタイル。
回転寿司店を出てすぐに
とすぐに次のプランへ移行。グダグダさせない。
タカシさんは「俺がこれしたい、これ買いたい。」ではなく、女性が楽しんでるとこを傍観したいタイプだと悟ったので、
そこでは雑貨を見て回って、私から気さくに店員さんに話しかけ、数百円の手作りアクセサリーを購入。これは想い出の品として、次回のデートにつけていくのも込みの作戦。
ワゴン販売のジュースをお寿司のお礼にと買ってもらい、ベンチで休憩。天気の良い日曜日の昼下がり。おしゃれな公園で並んで座って、
THEデートを演出。
私の家の近くまでお散歩して、当時、引っ越したばかりだったので、100均によって生活必需品の買い出しを手伝ってもらい、重いものを持ってもらいました。
活躍の場を提供。
私「何か私のしたいことにばっかり付き合わせちゃって。必要なモノも買えて助かりました。それに家の近くまで運んでもらってありがとうございます。」
タカシ「いえいえ。楽しかったです。」
3回目に告白することを決意したタカシさんから、次回のデートは俺が予約しますと提案され、解散しました。
この日は家に帰って私はぐったりでした。身も心も疲労困憊。
白けないようにナイスな提案を次々しないといけないし、タカシさんは何も買わないから、私がある程度、散財してショッピングデートを成立させたり、楽しんでる様を見せつけつつ、
もう脳内は忙しなく思考が高速回転。
それでいて、私のワガママに付き合ってくれた優しい男性💕の称号を授与。
頑張ったのは私ではなく、タカシさんだという着地に持ってって、ようやくデートは完成です。
この時点では私はタカシさんのこと好きではない。好かれて、告白されて、付き合いだしてから、チヤホヤしてもらって、後からようやく好きになる。
付き合う前のデートは楽しかったら負けだというモノノフ精神で生きてます。
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