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インフルエンサー施策で重要なのは、ブランドと個客が熱量を持ってつながれているかどうか

本日は、DigidayHotTopicにご招待いただいて参加してきました。
基調講演はアドテック東京でスピーカーランキング2連覇中の長瀬さん。

流石の、テーマの本質的な部分をえぐるプレゼンでした。

そのうちデジデイに公式レポートが出ると思いますが、速記メモを書いたのでこちらにもシェアさせていただきます。

実は、私はアンバサダープログラムに特化している関係で、最近はインフルエンサーの広告ビジネスからは少し苦手意識もあり、距離を取っていたのが正直なところなんですが。

長瀬さんの話は自分が考えていたことに、とても近く勇気をいただくポイントばかり。

特に量から質の先に「熱」という視点は、先日のSHOWROOMの前田さんのセッションや、さとなおさんのカメ止めの「拡散」ではなく「感染」話とシンクロするところがあり、とても考えさせられました。

実はファンのクチコミの効果測定に、単純な露出量とか露出人数とかではなく、心が動く可能性としてのカロリーとかジュールとかの熱量的な指標は作れないものかと検討したことがあるんですが、長瀬さんがその答えを見つけてくれそうで、つい期待しちゃう今日この頃です。

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■熱力学で見立てる、インフルエンサー施策の極意

■インフルエンサー・マーケティング
 (いまさら?)

■デジタル化
 現在、例えばマスマーケティングがデジタルターゲテッドマーケティングなど、アナログからデジタルに全てのものが変化しているが、今後、AIなどが組み合わされパーソナライズドマーケティングに変化していくはず。

■世の中の方向性
 現在の顧客をターゲットにしたものから「個客」をターゲットにしたものに変わっていくはず

■個に近づくためのデジタル施策
 個客の個を知ってつながるために必死の努力をしている。

 ただ、こんなことをしていてつながりますかね?

 これからのビジネスは人とつながっていかないとビジネスができないと思っている。

■デジタル社会での個客ファーストなデータ構築

 データを繋ぎ込んでいくことで「個」ターゲット象を明確にしていく
 
 ただ、ここまで分かっても、まだ個客とつながることはできない
 例えばCRMをベースにパーソナライズドされた広告を配信してB2Pやって繋がったつもりでいません?
 
 下手に購買データをだけを元に広告をうっていると、受けてからすると邪魔なだけかもしれない。

■どんなときに繋がるか(考えたことはありますか?)

 ガンダムが好きとか、同じテーマに興味があるとか
 人生観で繋がるときもあるし、出身地でつながることもある

■繋がるときに大切なもの

 ガンダムが好きだと発信することで、どこかの仲間に入れる
 自分×類友

 そのつながりをエンゲージメントレートではかるか?
 フォロワー数とかリーチ数で評価するか?

 人々はそういう風に人間関係を作っていない。
 ブランドがインフルエンサーを活用するときにも同じように考えるべき。

■これから重要視するところはブランドが持つエネルギーと伝わり方

 発信する側に「熱量」が必要
 実は受ける側にも「熱量」が必要

 ブランドがどれだけの熱量を持っているかどうかが大事

 ブランドが放つエネルギー量とインフルエンサーのブランドに対する熱量が同じかどうか

 ブランドが持つストーリーが重要
 1つのブランドが長く続いていると、それだけ語るストーリーがある

■ブランドがどれだけ熱いかが大事
 
・基本原則
 熱は温度が高いところから低いところへと移動していく

 コンテンツをどれだけ熱く持てるか。
 インフルエンサーマーケティングがうまく行かないのはそもそもブランドに熱量がないのではないか。

■デジタル化によるインフルエンサー戦略の変化

・量から質への変化。
 さらにはその先は「熱」が重要な時代に

■熱量ベースなSNS/インフルエンサー戦略の指標

・ブランド×ソーシャルインフルエンサー
・熱量
 何をどこでどれくらい語っているか
 どれぐあいブランドと同じ知識を持っているか
 同じ世界観を持っているか
 目指している方向性が同じか

・同調率
 同じ言葉/単語をいつどのくらい使われているか
 同じ行動をどれだけとっているか
 同じものをどれだけ持っているか

■これから重要視されること
 ブランドが持つ「熱量/エネルギー」が要
 さらに、同じ熱量を持ったターゲット探しが重要
 だからこそのコミュニティマーケティング

 皆さまのビジネスに熱はありますか?

ここまで記事を読んでいただき、ありがとうございます。 このブログはブレストのための公開メモみたいなものですが、何かの参考になりましたら、是非ツイッター等でシェアしていただければ幸いです。