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エキストラになろうと思ったきっかけ

前の記事でも書いたように、私は映画が好きで毎年必ず100本は観ています。ロサンゼルスに住んでいたころ、街全体が撮影スタジオのような感じで、いたるところで映画やドラマの撮影をしていたのを見て、いつか映画に関わる仕事もしてみたいなぁと考えていました。

20代の頃に小さなインディーズの映画製作のグループに一瞬だけ所属していたことがありましたが、飲み会のような集まりに参加しただけで作品を作るところまでは至らずに自然消滅。本業のウェブ制作の延長で簡単なシナリオをつくったり、撮影の現場に立ち会うこともありましたが、本格的に映画の製作現場に関わるということはなく。映画の夢はそこで潰えたかに思えました。

しかし、昨年の夏ころに「やっぱり映画に出てみたいな」と思って、エキストラの事務所に登録してみたんです。そして、2022年大晦日にフジテレビで放映された『逃走中』の撮影に参加。チラッとですがオンエアされたのが、私のエキストラデビュー。その後、ミュージックビデオやテレビドラマなどにエキストラとして出演。GReeeeNのミュージックビデオに黒スーツにサングラスという格好で出たり、新しい学校のリーダーズのミュージックビデオに工事作業員役で出たりなど。

MVに出演

以下のふたつのミュージックビデオには、クレジットに名前を載せてもらっているので、ここで紹介します。

そして、この記事を書いているたった今、また新たなMVが公開されました。確認したところ、チラッとだけ映っていました!たまたまなんですが、この撮影が行われたのが、フロアは違うのですが私が以前勤務していたビルだったりもして。そんな意味でもご縁を感じます。

とうとう映画に出演

いろんな撮影現場にエキストラとして参加していった中で、とうとう映画出演の夢がかないます。ビートたけしさんが原作で、タカハタ秀太監督による『アナログ』という映画作品に通行人のエキストラとして参加し、劇場で観たところチラッと映っていました!映画に出演するという昔からの願いがかなった瞬間。嬉しかったですね。と同時に、もっとしっかりと映りたい、とも思いました。あくまで背景としてのエキストラ出演で、あまりにも遠くのほうにピンボケで映っていただけなので。

映画やドラマ、MVの製作現場を間近で体験するにつけ、エキストラだけでなくもっと本格的に作品作りにも関わりたいなとも思います。作品を生み出す、制作の現場が大好きなので。

エキストラの履歴書:

2022年12月放映:フジテレビ系列『逃走中』出演
2023年10月公開:タカハタ秀太監督映画 『アナログ』出演
2023年3月公開:GReeeeNミュージックビデオ 『グリンピース』MIB役
2023年7月~8月放映:テレビ朝日系列『ノッキンオンロックドドア』事務員役、検事役、刑事役
2023年10月公開:新しい学校のリーダーズ 『Tokyo Calling』MV出演
2023年12月公開: Hans鄒翰昇『おとぎ話のヒロイン(童話故事女主角)』MV出演

ほかにもいくつか、ここには書けないですけど出演しています。待ち時間が長いわりに出演シーンは短いし、現場での扱いもたまにえらく雑ですけど、でもやっぱり撮影の現場を体験できるのは楽しいです。平日は会社勤めなので、主に週末か夜間しかエキストラとして活動できないですが、今後も可能な限り参加したいと思っています。そしてまた、エキストラ以外にも自分にできることがないか、模索してみます。大道具や美術さんなんかも、魅力的なんだよなぁ。カメラさんもかっこいいし。みんなが一丸となってひとつの作品を作っている姿が素敵なのです。そしてもちろん、脚本を書くのにも興味がある。とりあえずエキストラとして映画に出演する夢はかなったので、ここから先を試行錯誤してみます。

「日曜アーティスト」を名乗って、くだらないことに本気で取り組みつつ、趣味の創作活動をしています。みんなで遊ぶと楽しいですよね。