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日本経済の今後の展開について


国民負担率とその推移

 2012年度に安倍政権時代に、消費税が5から8%、8%から10%と増税を決定したことは記憶に新しいと感じます。1990年代にバブルが崩壊し、日本は労働者にとって失われた30年と呼ばれるくらい、デフレ(不景気)に突入しました。そこで、今回は現在の日本の税負担や今後の展望について説明していきます。
 初めに、国民負担率について、財務省は以下の通り定義しています。

「国民負担率」は、租税負担及び社会保障負担を合わせた義務的な公的負担の国民所得に対する比率です。「財政赤字を含む国民負担率」は、これに将来世代の潜在的な負担として財政赤字を加えたものです。

負担率に関する資料 : 財務省 (mof.go.jp)

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