精神疾患と暴力
精神疾患といっても色々なものがありますが、まれに、精神疾患によって興奮したり、攻撃的になったりすることがあります。
こうした症状のため、人を攻撃したり、暴力を振るったりすることがあり、時に社会問題にもなります。
ただ、もちろん精神疾患になれば全員が暴力的になるということではありません。
中にはそういう人もいるというだけの話ですから、一括りに精神疾患の全員が危険だと思うのは偏見でしかありません。
しかし、それならば、どういうタイプの人が暴力を振るう可能性があるのか、予見できればいいという考えも出てくると思います。
こういうタイプは犯罪率が高いなどというデータがあれば、事前に予防策をとることもできるかもしれません。
やはり犯罪は社会に混乱をもたらすもので、誰にとっても怖いことですから、阻止できるにこしたことはありません。
そこで、オックスフォード大学が”Oxford Mental Illness and Violence tool”(直訳すると、「オックスフォード版ツール 精神疾患と暴力」といった感じですかね)というアンケート用紙のようなツールを作りました。
下記がリンクです。
年齢や性別、病名、前科歴などの質問に答えていくと、1年以内に暴力を振るう可能性が何パーセントと自動的に計算される仕組みです。
今回は、こちらのツールに関係する研究を紹介します。スエーデンで行われたものですね。
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