法人設立して1期目の決算まで完了したので使って便利だったサービスなどを記録しておくメモ

下記実際に使ってるサービスをリンクしていますが、アフィリエイトとかではまったくありません。正直ベースの経験談だよ!


■法人設立

マネーフォワードクラウド会社設立
https://biz.moneyforward.com/establish/

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を使用。


ウイザード形式で情報を入力していき、役所に出すめんどくさそうな書類も自動的に作ってくれるのでおすすめです。
どこにいつまでに何を出せばいいのかもWeb上でまとめてくれます。

最終的には提携の司法書士に頼むことになります。
設立後特にマネーフォワードを使うことを強制されることはないです。

ちなみにfreeeもほぼ同じようなサービスをやっているので、設立後どちらを使うかで決めればいいと思います。


■クラウド会計ソフト

マネーフォワード
https://biz.moneyforward.com/accounting/
です。スモールビジネスプラン。

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freeeかマネーフォワードかどっちでも良かったのですが、なんとなくfreeeって名前がふざけているので真面目な印象の名前の方にしました。freeeとのサービス内容の善し悪しはよくわかりません。

使うコツとして、会計や簿記に関する全般的な知識まではいらないですが、仕分けに関する最低限の知識(貸し方とか借り方とか)は必要だと思います。まあ僕もあんまよく分かってないですが、簿記に関する一番簡単そうな漫画入りの解説本を読んで、あとは会社でよくあるお金の出入りについて仕訳のやり方を都度ググっていけばやっていけると思います。

起業する人は会計のことがわからなくて不安なところはあると思いますが、マネーフォワードは大企業で使っている経費精算のソフトの使い方がわかっていればなんとかなる程度の難易度じゃないかと。

自分的には銀行口座、クレカと連携する機能が便利で、お金の出入りをそれで自動入力、月末に仕訳ルールに従って修正、それの繰り返しでなんとかなります。

あとマネーフォワード(freeeもそうだけど)は契約すると特に追加料金無しに他のサービスも全部使えるんでこれもいいです。給与計算とか、年末調整とか、請求書作成とかも同じサービス内で完結してていくら使っても料金は一緒。かつ会計仕訳として自動入力してくれるんで相当便利です。給与計算とかこれがないと自力ではちょっと無理。

後述しますが、格安で決算をやってくれる税理士事務所などは、省力化のために「クラウド会計ソフトを使っていること」を前提にしているので、そういう意味でも使ったほうがいいと思います。クラウドだと外部の人用に権限を制限したアカウント作って向こうでログインしてチェックしてもらう、みたいなことができるんですよね。

■銀行

メガバン、ネット銀行、信用金庫と3つ作りました。でも結局メガバンばっかり使ってます。口座を使い分けるのって超めんどくさい。メガバンの審査が通るならこれだけで当面いいんじゃないのって感じ。他社から振り込まれる入金口座ってだいたい統一すると思うので、そこばっかり使う羽目になりますね。

ちなみにメイン銀行は(ロシア制裁で有名になりましたが)SWIFTコードがある所が良いと思います。海外の法人からの振り込みってSWIFTコードがないとできないので。
ネット銀行では住信SBIネット銀行がSWIFTコード持ってます。他のネット銀行はもってないところが多い。海外から入金とかってあるの?って思うでしょうが、普通にSteamでゲーム出したりすると入金は海外からです。

ジャパンネットバンクはPayPay銀行になって名前がダサいので辞めました。楽天銀行はこないだfreeeとの連携打ち切ったので、freee使うならやめといたほうがいいと思います。「主要取引銀行」ってとこにはメガバン書きたいですよね。

信用金庫も近所にあったので作りましたが全然使っていません。なぜ作ったのかというと地元に密着した地銀のほうが融資とかの相談しやすいと聞いたことがあるからです。でも結局全然使ってないし実際融資とか頼んでないのでまだよくわかりません。融資のための実績とか考えると使ってあげたいのですがこの手の地元密着型地銀はだいたいネットバンキングが別料金(しかも月2000円とか結構高い)なのでどうしても使う機会なくなります。ATMや窓口に並ぶとかやりたくないし。

どうせメガバンなんていくら使っても零細企業の融資の相談とか乗ってくれないし、できれば地銀使いたいところなのですがネットバンキング問題は申告。営業の人とかもいい人そうでしたけど。

あと個人の銀行口座は誰でもすぐ作れますが、法人口座は海外マネロンを防ぐという目的で審査けっこう厳しいです。オフィスについては後述しますが、バーチャルオフィスだと口座開設断られる可能性高いのと、あと法人を設立してから時間がたっているとやはり口座が作れない、という話を聞いたことがあるので設立したら口座はさっさと作ったほうがいいと思います。

■名刺作成

ADPRINT
https://www.adprint.jp
を使用。

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厳密に調べたわけではないですが、ちょっとググったくらいだと一番安かったです。

一般画質名刺→欧米サイズ→マットコート220kg(ラミネート有)で作っています。なんで欧米サイズかというとそっちのほうがカッコいい気がしたからです。気のせいかもしれません。

ただ安いだけに印刷品質がものすごくいいというわけでもなく、僕が裏面を全部グレーで塗りつぶす、というデザインにしたこともありムラっぽいところもありました。僕は気にしないですが細かいことを気にする人は気になるかもです。

後述する海外のサービスで名刺デザインデータを作ってもらったのですが、「名刺データ作成代行サービス」(700円)というのを使ってそのaiファイルを送ってデータを書き換えてもらいました。

なお、この名刺データ作成代行サービスを頼んでも作った作成データ本体はもらえないので注意。ただ次回からの再注文で繰り返し使うことができます。

※しかしコロナでリモート会議が当たり前になり、名刺交換自体が激減しましたね。


■企業ロゴ作成

fiverr.
https://www.fiverr.com/

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という海外のデザイン専門のクラウドソーシングの会社に頼みました。この中にデザイナーがたくさんいて、気に入ったデザインをしてくれそうな人(会社)に頼むという形式です。Webサイト内で発注でき、デザインの確認や修正のやり取りもサイト内で完結します。
頼む人によって価格は異なりますが、僕の場合は5000円くらいでできました(やすい!)。

ただもちろん頼む人によってクオリティの差もあります。
僕の場合1回目にロゴデザイン頼んだ人が何回リテイクお願いしても希望通りのものにならなかったので、途中で諦めてこれでいいよってOK出して使わず、別の人に頼み直しました。この手のデザインは伝わらない人にいくらうるさくリテイクお願いしても無駄なので。ちなみにリテイクについては快く真摯に対応してくれました。(安いのに申し訳ない気分)

■名刺デザインデータ作成

これも上記のfiverr.で名刺デザイン専門の人にお願いしました。3000円くらい。

ベースになるデザインがあって、それを参考に自社ロゴとかちょこちょこ変えていく感じ。これもリテイクOK。

当然海外のデザイナーなので英語ベースのデザインです。
これを上記の名刺印刷業者(ADPRINT)のデータ作成代行サービスにそのままaiファイル送って作ってもらった感じです。海外の人が作ったデータなので齟齬があるかな?と心配でしたが特に問題なく作れました。

デザインこんな感じ。これはデザイン確認用の見本で実際に印刷したものではないですが。わりといい感じでしょ。

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■オフィス

お金をかけたくなければ自宅をそのまま登記するという方法もありますが、厳密に言うと登記に大家の許可を得ないといけないのと(大家側で税制が違ってくるので普通の住宅用は聞いても許可されないことのほうが多いと思う)、家だとダラダラして集中できないので、近所のレンタルオフィスを借りました。

レンタルオフィスは各種ありますが、僕は
ビズサークル
https://bizcircle.jp
の家から近かったところを借りています。

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もっと大都市だったらレンタルオフィスは他にもあるんですが、ここは住宅地とかがわりとあったりして、あと値段も他に比べて比較的安いです。自宅の近くであるのはここくらいでした。法人登記OKです。

安くオフィス借りるというと、住宅用マンションで「事務所使用可」物件を探すという手もあります。ただ敷金礼金とか家具揃えたり、あと光熱費水道代も別途かかります。あとネットも自前で引かないと。このへんはレンタルオフィスだと全部タダ。

普通の不動産賃貸と違い、敷金礼金という概念もなく、あいてればスパッと入れるので便利。出るときも退去を申し出た月の次の月で終了、という感じ。本来不動産賃貸ってすべてこんくらいシンプルであるべきだよなって感じ。

ちなみに最初悩んだのですが法人登記する住所が欲しいから借りるのに、まだ法人がないから契約できないじゃん、ってこともなくて、法人設立前に個人で契約してここを住所として登記、完了したらそのまま法人として再契約できます。(そこも便利)

当初希望のところがふさがっていて自宅からの距離が変わらない別の場所に入ったのですが、2ヶ月位たって担当の人から連絡があって当初希望のところが空いたと教えてくれたので移動しました。

レンタルオフィスで気をつけないといけないのは
・気温問題
・隣の音問題
・ネット回線問題
・狭い
というところです。

レンタルオフィスにつきものの気温問題→特にエアコンがフロア共通かつ部屋が狭いので標準の設定温度だととにかく暑い。特に僕はゲーミングPCを扱う仕事なので普通の人なら平気な温度でも排気であっという間に暑くなります。レンタルオフィスはこれに耐えられるかどうかが分かれ目になります。夏は冷房が効いているので案外そうでもなく、むしろ冬に暖房が暑すぎるという感じ。

ちなみに移転した2軒めは部屋に外につながる小窓のようなものがあり、暑ければそこをあければすむので割と快適でした。ただそういうタイプのレンタルオフィスは少ないと思います。

音についても一般的なレンタルオフィスは普通のオフィスフロアをベニアみたいなうすい壁で仕切っただけなのでまあ声は相当聞こえます。隣の人が電話で打ち合わせしてる内容とか全部わかる。ということはこっちの会議の内容も聞こえてるよね。あと移転時に荷物を移動してがたがたうるさくしてると隣の人がうるさかったのか「チッ」って舌打ちしてるのさえ聞こえました。

ただレンタルオフィスはただの登記のために借りてることも多く、普段人のいない部屋も多いのでこの辺は運です。僕はたまたま隣にしょっちゅう打ち合わせの電話している人がいたのでうるさかった。

ちなみに2軒めのオフィスは一部屋づつちゃんと独立して防音もそこそこ(といってもまあ安アパートくらいだけど)でした。まあそのオフィスがかなり特殊だったみたいです。僕はどちらも完全個室でしたが、ものによっては壁の上部が開いてたりするのもある。

いずれにしてもレンタルオフィスはそこまでプライバシーは確保されず、あくまでコワーキングスペースにちょっと仕切りができた程度のもので、壁は目隠し程度、と考えたほうが良さそう。

僕は1年位してさすがに狭く感じるようになり、事務所使用可の風呂なしマンションに引っ越しました。

あと営業担当の人がわりと感じいい、というか普通のちゃんとしたサラリーマンという感じで良かったです。不動産屋特有の胡散臭さがないというか。

あとバーチャルオフィスってのもあります。実際に場所は使えないけど住所だけ使えて法人登記できるってやつですが僕はおすすめしません。なぜかというと実際にその場所での活動の実態があるかどうかってのはけっこう銀行の法人口座を作るときにチェックされるからです。絶対とはいいませんがバーチャルオフィスだと法人口座ができないという噂を聞きました。銀行としては法人口座を作る際に一番恐れてるのはマネーロンダリングなんだそうです。マネロンを防ぐように国からかなりうるさく言われているそうで、バーチャルオフィスみたいに活動実態がない起業はマネロンだと思われて口座断られるみたいです。実際信金の人は僕のオフィスまで実際に足を運んで見に来ました。


■電話代行サービス

不特定多数にばらまく名刺やWebサイトに記載された番号には営業電話が鬼のようにかかってきます。だいたい不動産投資勧誘です。これをいちいち受けるだけで仕事の生産性にかなり関わるのでそれを避けたく、公にする番号については電話代行サービスに頼んでいます。

経験上真面目な案件の相談も電話でかかってくることはそれなりにあるので電話を全く排除するというのはやめておきました。

受けた電話はメールで内容を教えてくれるので、かけ直して信頼できる相手ならZoomで会議するなり普通に携帯番号を伝えればいいと思います。これのおかげで僕は勧誘電話にまったく悩まされていません。

電話代行も大きな会社にいるとどうせ誰か別社員が出て対応しているのでそれと変わらないと思います。無駄な営業電話でスタッフの時間が食われるのはもったいないので、実は大きな会社でもこの手のサービスを導入する価値はあるのではないかと思います。

この手のサービスはかかってくる件数によって上限がありそれ以上だと値段が変わるのですが、僕が契約しているところは無差別営業電話はその件数にカウントしないでくれるので助かります。

僕は
MKサービス
https://kschannel.jp

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というところに頼んでいます。

HPのデザインがなんかしょぼいですがサービスはちゃんとしていました。あれこれ調べましたが料金はかなり安い部類だと思います。営業電話は料金にカウントしない、というのも大事です。ちなみに電話代行についてはいったん契約して名刺やパンフなどに刷ってしまうと乗り換えにくいので選定は慎重に。


■法人社印

マネーフォワード法人設立の中でも一緒に印鑑頼めるサービスがあるのですが、下記のほうが安かったのでこちらで買いました。

吉印堂
https://www.rakuten.ne.jp/gold/magical2014/

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印鑑の良し悪しとかよくわからないけど特に困っていません。社名ネームプレートとかゴム印もこちらで作っています。でもまあ別のとこでもいいと思います。

僕が買ったのは黒水牛の法人印鑑3本セットで5380円のやつ。3本というのは丸印、角印、銀行印。


■Webサイト

WIX
https://ja.wix.com
を独自ドメインで使っています。(ドメイン取得については後述)

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ここはデザインテンプレートからあれこれ文言や画像差し替えてそれっぽいサイトを作れるので便利です。最近1ページに全部情報詰め込んで下にスクロールしていくタイプのサイト多いですがその手のものが簡単に作れます。
Web上でレイアウト・デザインできる機能も便利。SEO的にはよくわかりません。

ドメイン取得サービスもありますが、僕はドメインは下記のムームードメインで取っています。


■ドメイン

ムームードメイン
https://muumuu-domain.com

を使っています。

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特にどこでも良かったんですが個人でも使っていたので。個人で長年使っていましたが特に問題ないと思います。ペバボのサービスです。営業電話とか絶対かかってきません。

せっかく法人なんでco.jpドメイン取って使ってます。
co.jpドメインのメールのほうが「ちゃんとしてる会社っぽい」ので。。


■会社ドメインのメールアドレス

Google Workspace(旧 G Suite)を使おうかどうか迷ったのですが、別にGoogleカレンダーとかGoogleシートとか無料アカウントで良くない?そもそもメールアカウントごとに値段が増えてくって高くね?ってことでメールアドレスについては上記のムームードメインの機能にあるムームーメールってのを使っています。

ムームーメール
https://muumuu-mail.com

これはムームードメインと連動したサービスで、容量内ならメールアドレス作り放題で、しかもちゃんとメールボックスもついてきて月110円(年間1320円)とかべらぼうに安いです。

Google Workspaceは一番安いプランでもアドレスごとに680円かかるので、メールしか使わないならこっちで十分だ思います。1年使っていますが特にトラブったこととかないです。


■Zoom

まあ言わずとしれた。有料プランを契約してます。

Zoom Meetings
https://explore.zoom.us/ja/products/meetings/

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まあリモート会議に対応してくれる相手ならだいたいその会社でも会議システムのアカウントは持っているのですが、問題はそれが正直あまり使いたくないシステムのことが多いということです。(TeamsとかTeamsとかTeamsとか)

会議の日時が決まった瞬間にこっちでZoomで予定作っていきなり送りつけると向こうも素直にZoom使ってくれることが多いです。相手に会議の作成任せると向こうの標準ツールに従う羽目になってしまうので。

ちなみにZoomの有料プランはググるとわりと割引クーポン落ちてるのでそれ使って契約したほうがいいです。別に内容変わらんので。

あと普通に契約すると日本円で値段出ますが、実は裏技としてドル建てで払ったほうが幾分安いらしい。その時の為替レートによるかもしれませんが。
※画面上で普通に支払い通貨は切り替えられるので特に不正な方法ではないと思います


■ネットFAX

ごくまれに今の御時世でもFAXで送れとかいう会社があります。発注書とか、発注請書とかFAXで紙でもらってバインダーに止めないと成立しないフローになってるみたいです。

ITの世界で生きてるとあんまりないですが、製造業とかレガシーな業態だといまだにわりとそんな世界。

FAXなんて買うわけないし(そもそもNTT電話回線とかないし)コンビニ行くのも面倒なのでWebサービスで。ただわりとネットFAXサービスって月額で払うところが多くて、そんなしょっちゅう送るものでもないのでいらない。送った枚数で単発で払えるのは下記でした。

秒速FAX
https://fax.toones.jp/send/

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1年に数回しか送らないけど。早く撲滅してほしいですねFAX。


■法人クレカ

クレカはほとんど必須です。現金だと会計仕訳が面倒なので日常生活であまりカード使わない人でも起業ではカード作ったほうがいいです。僕は三井住友銀行の法人口座を作ったのでその流れで三井住友カードの法人カードにしました。できたばかりの信用ない法人でも作れましたが、たぶんこの手の法人カードって内部では代表者個人のカード扱いなのだと思います。なのでできるかどうかは代表者個人の与信情報による。

三井住友ビジネスカード
https://www.smbc-card.com/hojin/lineup/business_index.jsp

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■PayPal

カードがあったらいらない気もしますが、いるんです。僕はUnityアセットストアで買い物してたら途中で急にカードで買えなくなりました。たぶんUnityアセットストアなんて海外の聞いたことのない怪しいストアでぼこぼこ買いまくってたので自動不正検知でブロックされたんだと思います。

しょうがないんでPayPalの口座作ってそこに同じカード登録して買ったら普通に買えました。日本のクレカで海外のサイトで買い物すると高確率でブロックされるのでその保険にPaypal口座はもっといたほうがいいです。


■オフィスの引越とか展示会の荷物の輸送

ちょっとした荷物の移動とか、小規模のオフィス移動とかで車で荷物を運ぶ必要のあるときは僕はだいたい
ハコベル
https://www.hacobell.com/matching/pricings/cargo

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を使っています。展示会の荷物を会場まで運んでまた戻すときにもよく使っていました。ウーバーの荷物版みたいな。

基本的に軽トラで運べる範囲なら都内で5000円くらいで運んでくれるので便利です。ここはクラウドソーシングのような感じでさまざまなトラック持ってる運転手が登録されており、依頼すると向こうでマッチングして契約になります。
基本的に運ぶだけで、そこから荷物の移動は自分でやります。あと人は移動できないので自分で現地まで移動する必要があります。

普通のトラックもあるみたいですが、そっちは使ったことない。

基本的には赤帽と同じようなサービスですが、こっちはWebで見積もりから予約から支払いまで全部完結するので便利。運転手さんの態度とかもちゃんとしてます。


■個人輸入代行

僕は職業柄海外の新しいデバイスとかを買ったりすることが多いのですが、その手のデバイスは
・日本に売ってくれない(おま国)
・日本の代理店からしか買えないが代理店経由で買うとえらく高い
などけっこう多いです。

その際は輸入代行を使うことになります。僕は下記のところを使っています。他のところでもいいと思いますが僕が使ったことあるのがここというだけです。

個人輸入代行JISA.com
http://www.jisa.com

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僕が使っているのこの中の「個人輸入転送」というもので、海外通販で買うときに送り先をJISA.comが指示する住所に指定してあとは自分で決済して購入。荷物が到着すると日本にそのまま転送してくれるものです。関税は自分で払います。

代行手数料は買った商品の額に関係なくたったの10ドル。やすい!あと送料実費を足して請求されます。2回利用したけど特に問題なく到着しました。

サイトデザインはあれですけど、ちゃんとログインしてオーダーや配送状況を確認できたりわりとちゃんとしてます。

■決算申告

僕は顧問税理士を頼んでいません。立ち上げ当初はお金を節約したかった&たいして規模が大きくないんだからなんとかなるだろう精神です。別になんか聞きたいことがあるでもない。

起業したてで顧問料月3万とか正直キツイ。(そんだけあったらもっといいオフィスに入れるで…)
起業初期は業績に関係なくサブスクリプションで自動的に出ていくお金ってのはなるべく抑えたい。

ということで僕は日々マネーフォワードで自力で仕訳作業だけ行って、決算のときだけ単発で頼める税理士事務所に頼んでいます。

僕は
法人決算オンライン
https://kessan-online.jp
に頼んでいます。

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これはマネーフォワードかfreeeなどのクラウド会計ソフトを使って自分で仕訳記帳してることを前提に、1年に1回決算のときだけ頼んで、
・全体チェック
・仕訳が間違っていたら指摘(修正は自分でやる)
・決算書作成と電子申請
を行ってくれるというものです。

手順としては
1.決算まで日々ググりながら自力で仕訳
2.期が締まった段階で自分である程度見直してから上記にWebから依頼&カードで料金支払い
3.税理士用のアカウント作ってあげて送付。向こうでチェックしてこことこことここおかしいので修正してくださいって言われて修正
4.あとは向こうが決算書まとめて申請、法人税こんだけになりますって言われてそのままe-taxで支払って決算書メールで貰って完了

って感じ。お金の出入りが少ない零細企業ってこともありますが案外かんたんでした。

料金は決算ごとの単発発注で59800円。顧問税理士頼むより相当安くついたと思います。

まあそれなりの規模になったり、節税についていろいろ聞きたかったり、専門知識のある税理士で融資やエクイティでいろいろ紹介してくれたり、補助金について教えてくれたりする方もいると思いますので、そういうのが目的の人は顧問税理士必要だと思います。

僕は12月決算なのですが、2月に入ってあわててオーダーしてギリギリ間に合いました。(2月末が納税期限)

■【番外編】モノクロレーザープリンター

急にサービスじゃなくモノの話になりますが、起業するのならモノクロレーザーは買っといたほうがいいです。今どきは複合機タイプで2万ちょっとで買えます。

なぜなら役所関係は紙の書類で申請することが圧倒的に多いからです。紙じゃなくて電子申請できたとしても、ぶっちゃけ紙で窓口で出したほうが早い(電子申請だと証明書とかカードリーダーとかかえってややこしい)です。

当初僕もIT企業だし紙とかいらんだろう、いざとなったらコンビニプリントでいいやと思ったのですが、コンビニに行ったり来たりして無駄だったので結局家にあったモノクロレーザー複合機を持ってきました。

モノクロ専用のレーザーは今すごく安いので絶対オススメ。インクジェットはインク詰まるし何より「なんか色が薄くて波打ってて書類っぽくない」のでやめたほうがいい。あとレーザーって年数たっても全然壊れない。

あとはスキャナー内蔵した複合機タイプの方がいいです。
なんだかんだで現実には紙でもらった書類をスキャンしてデータにするって機会は本当に多い。免許証だの保険証だの印鑑証明だの法人登記だの。

https://www.amazon.co.jp/dp/B07D2X8QVK
僕はブラザーのこれの旧モデル使ってます。

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別にレーザーだったら他のメーカーでもいいと思います。

カラーレーザーはいらんと思う。プレゼン資料紙に印刷する機会の多い人だったらカラーのほうがいいけど、僕はそんな機会たまにしかないのでカラー印刷はコンビニでいいかな。あと印刷スピードはあんまり気にしなくていい。一番安いモデルで十分。

あとなんか思いついたら追加します。

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