ジョージ・マーティンのことをずーっと考えてて、気がついたら昔作ったミニコミを引っ張り出してました。

題して「情事万珍」。
創刊号。

94年12月。当時毎年行われていた「ジョン・レノン追悼ライブ」に向けて作ったものだったと思います。

企画と編集の中心は私と村越。

A５版28ページ。

ビートルズ全アルバムレビューは、全８名参加。私は本名と「遁生男」と名前を使い分けで「ヤァヤァヤァ」「マジカル」「アビーロード」を担当。

村越も本名とペンネーム「堀井馬亭」で参加。のべ10名でのオリジナル・アルバムとパストマスターズ２枚のレビューは立派。

銀ちゃんはポールのベースに関して音符を交えて解説。
金ちゃんもリンゴのドラミングを彼の性格分析とともに語ります。

さとこちゃんはビートルズ愛を語りながら、どう考えてもそれ以上の熱さでストーンズへの愛を語りだす艶かしさ。

えのきは、ダコタハウス訪問記を。

村越のジョンのソロ・アルバム全解説はまさに力作。
ジャケも手書きイラストというのも味わい深い。

私の遁生男名義での「この本を読め！」はただただ松村雄策礼賛。

でもこの熱量は改めてすごいわ。スキャンして配信しようか。

ジョージ・マーティンへの敬意と追悼の意を込めて。
かつで僕らはこんなに夢中になってあなたのプロデュースした音楽に向かい合っていたのです。

それは今も、そしてこれからも変わらないのです。

お疲れ様でした。本当にありがとうございました。