2024/5/4-6の和田さん騎乗結果


おさらい

先週末のJRA和田さんは1-2-1-10。コンスタントに週1勝ペースが続いてるのは良い感じ。

重賞回顧

京都新聞杯:ハヤテノフクノスケ…11着

スタートしてスーッと先行出来たのは良かったものの、1コーナーで逃げたウエストナウが外に斜行してしまい、その影響で外に大きく膨らんでしまうアクシデントが。…カンテレ映像では映ってねぇ!なのでJRA公式結果のパトロールを見てね。

ここでスイッチが入ってしまったか掛かり気味に追いかけ外の3番手を追走。そこから内目に入れて直線では先頭集団に!…なるもそこからは失速して11着。

「イレ込んだけど、ゲートは普通に出ました。1コーナーのアクシデントで嚙みっぱなしになった。スタミナがあるので4角までは頑張ってくれたけど。切れ味が問われる、硬い今の馬場は分が悪いかな」

https://hochi.news/articles/20240504-OHT1T51211.html?page=1

行きっぷり良すぎて消耗したのに加えて、事前に懸念してた外回りの末脚勝負になったのが痛かったか。逃げ馬追いかけてたけどペースは35.7-33.8だったし、勝ち馬ジューンテイクは1枠から先行して上がり最速33.6、2着のウエストナウも3枠枠から逃げて34.0で残って高速馬場の内前有利展開でもあったしねぇ。
ハヤテノフクノスケはもっと持久戦になるコース・馬場が合いそうだが今年は阪神お休みなんだよなぁ。神戸新聞杯は今年中京でやってRoberto持ちが好走してるから、Robertoクロス持ってるハヤテノフクノスケはそこそこやれそう。セントライト記念は中山で急坂小回りだしもっと合いそうかな。

和田さんの今年のダービーは恐らく無理そうなのは残念だけど、切り替えて菊花賞出れるよう祈っております。

名古屋グランプリ:キリンジ…3着

調教で初ブリンカーを試してレースでも装着したキリンジ。
スタートして外枠から軽く促し気味に行った所でノットゥルノが前に出て逃げる形に…と思ったらまさかの大逃げ!オイオイオイ。キリンジは頑張って追いかけて番手取るも差がドンドコ広がる。和田さんもたまらず3コーナー手前でガシ追いして捕まえに行くも差は縮まらず、先に脚が上がり気味になりヒロイックテイルに交わされて3着。ノットゥルノはレースレコードを1.5秒塗り替えて圧勝。オイオイオイオイオイオイ。

「(ノットゥルノが)行くとは思わなかった。追いかける形になり最後苦しくなったが、デキは上がっていたし、先々力がついてきたら面白い」

https://www.keiba.go.jp/furlong/2024/20240506_01/

レース後コメントが数日探しても見つからなかったけど今さっき見つけた。ありがとうWeb Furlong。
どうやら和田さんは思い切って逃げも考えてたみたいだけど、「スタートが良ければ先手を取りたいと思っていた」と思ってた豊さんが逃げたみたい。戦歴振り返ったらJBCクラシックで逃げてたのね…。レース後インタビューで「元気が良すぎて思ったよりペースが速くなってしまいましたが、気分良く走れていました」でこれだけぶっちぎられたら脱帽だよもん…。
まぁでもブリンカーの効果は良い風に感じられたし、やはり地方競馬場の馬場は合ってると感じたんで、早めに地方競馬場のダート交流競走で賞金積みたいのう。

その他レース回顧

土曜

間隔短くても頑張るジュンラトゥールがまた惜しくも2着。最内枠からゲートも出てスムーズに運べて頑張ったんだけどなぁ。早めに抜け出して遊ぶ余裕もあったらしく元気いっぱいだけど、ダート中距離がある京都開催の内に勝ち上がりたい所。
ファミリータイムが距離延長と大箱替わりで一気に前進。リアルスティール産駒は硬めに出やすいという評が多いけど、母系にMiswakiやらMy Charmerやらナスキロ血脈が豊富だから柔らかく出来たかな。この条件続ければ。
デリカダは最内枠からポンと飛び出して3番手に取り付いたけど、1000m1:00.7、35.8-37.8と思いっきりハイペースになって先行かつ人気馬総崩れの差し決着になってしまった。完全に展開が不向きだったのが敗因だと思うし、次こそは外枠入ることを祈っとります…。

日曜

初出走のポンヌフは追走に余裕が無さげだったけど直線は盛り返して掲示板を確保。距離延長しても面白そうだったし、叩いて次は前進できると良いのう。
タイセイフォルテは外枠から良い感じに先行出来たものの途中で脚が上がってしまう。どうやら初ブリンカーで前進意欲は湧いたけど返って力んでしまったらしく…ぬぬぬ。
フリーダムレインは先行自体は出来るも最後キレ負けする形。もっと距離あっても良いと思うし、何ならミッキーアイル産駒の牡馬だからダートも気になる。
アルゴナヴィスもある程度上がりは出てるけどキレ負け気味で、こちらはワンターンよりも1周コースの方が良いかなぁ。
ラッキーマリリンは前回よりはもうちょい前で差す展開も前が止まらず。もしや阪神向きか…?
モズアンタレスは内目からグイッと伸びて押し切って勝利!この日気づいたんだけど全兄は小倉記念勝ちのモズナガレボシで、芝適性はこの辺から受け継いだのかな…いやそれにしても芝替わりで一発回答するとは思わなんだ。
レイベリングはだいぶ重装備でスプリント挑戦だったけど、中団目から直線伸びきれず。見た感じ忙しそうで、最低でも1400は居ると思うんだけど次もスプリント戦で函館SS行くみたいなんだよなぁ。対応出来るかのう。
レッドダンルースは福永師と和田さん初コンビ、長期休養明けでそこそこ人気と色んな意味でドキドキだったけど、福永師がポイントとしてたゲートをしっかり出てそのまま先行、直線もグイグイ伸びて惜しい2着!見所たっぷりだった…。

と、レース後も和田さんと福永さんの熱い信頼関係が垣間見えて何かこう、良かった。

偶には福永さんについて語る

和田さんが福永さんとコンビ組む以前、和田さんは「(福永師からは)ズブい馬回ってくるんやろうなw」と冗談めかして言ってた記憶あるけど、今回は福永さん的には、久しぶりの馬で初の距離短縮でしっかりゲートを出すために和田さんに声を掛けたんちゃうかな…と個人的には思った次第で。
上のツイートに張ったリンク先のブログにある福永さんのレポートとか見てると、福永さんの努力家・理論派的な所が見えて、改めて(ほんましっかり考えてはるし、尊敬する人やわ…)と思ったtoppaであった。

福永さんは若い頃の評価や挫折とかもあって今の努力家・理論家的な考えにならはったと思うけど、その真面目さ・ストイックさがバチッと伝わってくるから僕は福永さんの事が好きなんだなーと。騎手時代は福永騎手ってよく言ってたけど、調教師の今は何か福永さん呼びがしっくり来るんよ。

またこのコンビ見てみたいなぁ!!!!!!

週末の展望

(土曜は東京で六社Sにナイトインロンドンが出たり京王杯スプリングカップにクリノガウディーが出たりするからワンチャン…?)
と思ったが特別登録の想定だと行かない様子。でもどっちも頑張れ!

日曜はタイゲンとタガノクリステルというお手馬2頭がスタンバイ。タイゲンは平坦巧者だしタガノクリステルはOPでも崩れず安定してるから、どちらももう一押し効いて勝利掴めないかな!
出来れば一雨降って欲しいが雨予報は現時点(5/8)では夜から。…もっと早まってくれー!
そんな雨乞いをしつつ週末もふぁいつ。

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