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研究と無関係な業界で営業をやるメリット4選

こんにちは、とりりんです。

今回は、大学院で電気工学を専攻していた私が、
全く無関係の設備業界で営業として働いて感じた
メリットについて、紹介したいと思います。

以下のような人に読んでいただけたら嬉しいです。

  • 自分の専門性と違うことに挑戦したいと思っている人

  • 理系で営業をしたいと考えている人

  • 研究をやっているけど、
    別業界に行くことに意味がないと考えている人

メリット1:独自性を出すことができる

一般的には、研究職から営業に行くことは、
希少性の高いキャリアチェンジになります。

経験としては、2年間研究として働いた後に、
他の業界に転職しているようなものです。

私の場合は、研究自体の専攻は、電気工学でした。
その後、設備業者の営業として働いています。

結果として、電気工学の内容がわかり、
設備業者として建築業界の話も理解ができるような
人材になっています。

全く違う二つの領域を重ねるだけで、
ビジネスマンとしての希少性は跳ね上がります。

加えて、業界だけでなく、
研究職→営業という形で、職種も変更していることになります。

よって、大学院卒業後に、別業界の営業として働くことは、
業界だけではなく、職種としても、自分自身に幅をもたすことが
できるようになります。

メリット2:客先からの信頼を得やすい

自分の研究をわかりやすく説明できれば、
客先からしっかりとした人だと思われ、信頼を得やすいです。

理由は、客先の専門外であることが多いので、
若手の知識でも、教える立場になれることができるからです。

個人的な意見ですが、「教える立場になる」ことは、
信頼を獲得する上で、非常に大事なことだと考えています。

自分がよく知っている商品を、自分より知識のない人から、
一生懸命に説明された時に、あなたは何を思いますか?

「そんなことはよく知っている。いちいち説明されなくてもわかるよ。」
「この営業の人は、マニュアルだけ読んできた人だな。」
と、考えてしまう方はいるのではないでしょうか?

「一生懸命に説明してくれて、頑張ってくれている。」
と、ポジティブな感想をいただいてくれる人も
いるかもしれませんが、かなりレアケースです。

したがって、若手が客先の信頼を得るためには、
相手の専門ではない分野で話す必要があります。

その観点で言えば、学生時代のあなたの研究で
培われた知識は、強い効力を発揮します。
これは、専門分野ではないからこそ使える研究の使い方です。

私は、電気工学の知識を設備業者の方に
話すことで、客先との信頼関係を作ることができています。

無関係の分野にいくからこそ、
研究の知識は、若手営業の武器にすることができます!

押さえておくべき人を見つけやすい

客先の担当者に無関係の研究の話をすることで、
営業として抑えるべき人かどうかを判断しやすくできます。

理由は、新しい取り組みや技術を積極的に検討してくれる
人かを判断することができるためです。

当たり前ですが、新商材の導入を検討してくれる人は、
新しいことや知識にオープンなマインドを持っている人です。

研究の話は、ほとんどの場合、誰かの趣味になることはありません。
そのため、相手のリアクションは、
新しい物事への関心度に依存します。

見込み客を判断することも営業の重要な仕事の一部のため、
話のリアクション一つで、相手の特性を判断できるのは、
非常に使い勝手が良い話題です。

私のお客様の中で、新商材を前向きに検討してくれる人は、
基本的に、私の研究の話を前向きに興味を持って
聞いてくださる方々です。

このように、自分の研究の話をすることで、
見込み顧客をより正確に判断することができるようになります。

フリートークに困りにくい

自分の研究の話をすることで、
アイスブレイやフリートークにも困らなくなります。

理由は、研究の話は、個人の話ではなく、
事実だからです。

フリートークやアイスブレイクで、
一番困る相手は、寡黙なタイプの方です。

あまり喋れない人物との会話で、
一番良くないのは、話を無理に盛り上げようとして、
個人的な話をしてしまうことです。
身近でもない人の個人的な話は、興味ない人がほとんどです。

しかし、研究の話であれば、個人的な話にはなりません。
ニュースや新聞のように、事実を知ることに、
人は一定の面白さを感じます。

そのため、あまり喋らない人の場合でも
自己紹介程度に、自分の研究の話をしてあげるだけで、
興味を持たせることができます。

もちろん、独りよがりな話をしないために、
わかりやすい言葉を使ったり、相手のリアクションに気を配る
などの配慮は必要です。

しかし、逆に言えば、配慮するだけで、
万人に話せるネタを持っていることは、強みです。

そのため、無関係の業界に就職しても
研究時代の経験や知識は、しっかりと強みとして残るのです。

まとめ

いかがでしょうか?
今回は、学生時代の研究分野と無関係の業界で営業をすることの
メリットについて、解説をしました。

違う業界に行くからこその強みについて、
わかっていただけると嬉しいです。

以上、最後まで読んでいただきありがとうございます!

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