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記事抜粋154

本文はこちら:記事抜粋154


Previously, 記事抜粋153


冒頭のディオゲネス:最近、ウザいと思うことが増えたので、これをメインページの背景画に使うことにした。

  • 前回の記事抜粋153の冒頭の小咄で「ウゼェ―」って感情が既にこぼれていたが。

この映画で使っていたそうだ、ディオゲネス:

  • 俺も、イスタンブールの印象は「犬」だ。大学の構内のゲストハウスに寝泊まりしていたが、大学の敷地内は犬だらけで、俺は幸せな時間を過ごせた。

  • 後のことはあんまり覚えていない。

  • あ、ピスタチオ・フレーバーのソフトクリーム食った。

  • あと、焼きサバのサンドイッチ食った。味は想像できるのでもう少し違うもの食いたかったが、ホストが「ぜひ、食べてもらいたい。自慢の味だから。」って言うから・・・。予想通りの味だった。まあ、旨かったけど・・・。

  • 仕事のことはあんまり覚えていない。まあ、撤収を考えていた頃だしな・・・。


[1] Transformative Technologies for Neuroengineering

  1. ま、このへんの関連テーマだ:Human Augmentation (2021).

  2. Organized by Shenzhen Institute of Advanced Technology, Chinese Academy of Sciences (SIAT, CAS), Shenzhen We-linking Medical Technology Co., Ltd., Peking University, Tsinghua University, Nature Biomedical Engineering, Nature Materials, Nature Machine Intelligence, Nature Electronics

  3. This Nature conference will highlight advancements in technologies for interfacing with the nervous systems, both central and peripheral, to address challenges in health and disease. The topics include bioelectronic interfaces, microphysiological systems for the modelling of neurophysiology, neuroimaging, neuromodulation, machine learning for neuroengineering, neuroprosthetics, exoskeletons and brain–machine interfaces. The discussions will span the research and development pathway, from concept design to clinical application, with a focus on optimizing neurotechnologies for motor and cognitive control. The conference will include plenary lectures, a poster session and panel discussions, as well as networking activities. The goal is to bring together experts from neuroscience, materials science and engineering, biomedical engineering and clinical neurology to foster thoughtful discussions, debates and collaborations for the advancement of research in neurotechnologies.

  4. 近年、中国のこの分野への力の入れようがなかなかのものなので。

  5. Bioelectronic interfaces(2018)を見ても中国の研究者の報告がかなり多いのがわかる。

  6. 2007-2012年の国プロでもサブテーマとしてバイオ・メディカルに手を付けていた。当時は①2001-2010年が日本エレクトロニクス最後の10年だろうと想定していて(実際、2010年が日本半導体産業死亡宣告の年だった。大学なんてそりゃ皆青い顔をしていたものだった。)、②その間に研究を片付けてしまうことを一つ目の目標に、③もし目が有るんだったらエレクトロニクスからバイオ・メディカルに展開することを考えていたが、「日本じゃ無理だな・・・。」ってのが結論だった。2024年現在、結果も明らかだ。

  7. ここも中国に期待するしか無いのか・・・。


アホは「暴露話」と思うかもしれん。ナイーブな奴は「悪口はいけません!」とか思うかもしれん。

  • しゃらくせーわ(笑)。

ということで、一つ書いときましょうか。まあ、前にもちょこちょこ書いてんだが。

2007-2012年に国プロやってる時に、東京医科歯科大でメディカル用センサやってる教授が話をしたいというから行ってみたら「酸素センサのサンプルをよこせ!」って話ばっかりする。

酸素センサは自分でやるし、仮想ユーザーも決めてあったので「お前なんか要らないんだよ・・・」ってとこだったが、こいつの妙なしつこさに興味が有ってこいつの経歴を調べてみたら、豊橋技術科学大学を出てデンソーに勤めた後、東京大学の医学部に進学しなおして学位をとっていた。

このデンソーがそもそもしつこく言い寄ってきていたところだった。

  1. 最初に問い合わせが有った時、「空燃比センサじゃないですよ。」ってフッたんだが・・・

  2. これだからね:Vacuum Polarization, and Polariton (2018).

  3. しかも酸素センサは本来の目的でなく、光誘起XY型超電導相転移(できれば室温で)の予備実験としての位置づけだった。吸着酸素がなかなかとれんので邪魔だったからね。

  4. ・・・実験装置の有る東工大に訪問したいと言う。「見せられません!」と断って、「群馬の会社の事務所でだったらお話聞きますよ。」と一応社交辞令を伝えておいたところ・・・

  5. あくまで空燃比センサが欲しかったらしく「市場の大きいほうがいいんじゃないんですか!」と声を荒げやがったので、愛知県からわざわざいらしたんだが、ものの10分でお帰りいただいた(笑)。

  6. その後も諦めてはくれず、「車室内環境センサでもいいです。」とか言うもんだから、「そんなもんはリトマス試験紙みたいなもんつくってやったほうが安上がりですよ。」と親切に教えてあげたものの・・・

  7. あちらの講演会に呼ばれてお話したところ(ま、講演料、少しばかり出るしね。)、やっぱりおねだりを続けたいらしかった・・・。まあ、最後まで相手にしなかった、5年間もの間(笑)。

  8. この件では同僚のS藤がとばっちりを食った。S藤は俺の次の国プロをMPLD(Memory-based Programmable Logic Device。まあ、FPGAみたいなもんだ。)でやっていたんだが、デンソーに「行きがけの駄賃」みたいな感じで目を付けられ、「うちがお客さんになります!」と共同研究を持ちかけられ、全容がわかったところで「やっぱ、うちで独自にやります!」と技術を持ち逃げされた。俺は「そうなりますよ」って忠告したんだが・・・。

こんなもんなのだ・・・日本。まあ、何回言っても変わらんだろうけどな(笑)。

まあ、「自動車が日本製造業最後の砦」ではあるがな・・・。

  • まあ、中国がかろうじて残したLFPが中国製BEVの躍進につながったんだが・・・(2014-2015年頃の三元系ブームでLFPも車載用としては立場が弱くなっていた。2016年に当局が「大型車用には残す」と宣言したので何とか残った。)。2016年の春に話した長城汽車の日本人が「中国にも三元系をやらせる」と言っていたので、俺は「チッ。余計なことを・・・。LFPを保護せなイカンな。」と思ったが・・・。

  • 日本がやっている硫化物全固体電池には三元系を使うでしょう。ただ、これが2030年に市場に出てくるとして、コストが下がってそこらじゅうで使われるようになるのは2050年頃でしょう。それまではLFP(あるいはその後継の同型の化合物)がこの市場を引っ張るのだ。

  • 微粒子でやや厄介だが、LFPで全固体化してもいいのだ。

  • 中国もHEV重視にかじを切って、そのうち国産化できるようになるが・・・。ところで、Electrochemical Impedance Analysis for Li-ion Batteries (2018)参照。

  • BEVも高級車市場が飽和して踊り場に達したものの、PHEVで乗り切れそうだが・・・。ところで、Electrochemical Impedance Analysis for Fuel Cell (2020)参照 -- まあ、発電機はエンジンでもいいのだ(笑)。


バイオ・メディカルに手を付けたのは、①エレクトロニクスだけではもうヤバいと思っていたこと以外にも(物性物理を「養ってくれる」分野だったからな)、②当時は21世紀初頭で、20世紀末にバイオが極端な進歩を遂げ、各国の教科書も再構成されたような時期だったので学び直したかったのも理由の一つだった。

英国が面白そうなことをやっていたので(Human Augmentation (2021)にもちょっと書いたかな)、英国にやらせてみることにした。俺はメインテーマで忙しかったし、バイオクリーンな実験室も無かったしな。ただ、金電極にチオールやジスルフィドでプローブ分子を付けるのは彼らもできていたんだが、リン酸エステルに置換して酸化物に付けるのは難しかった。リン酸エステル置換の収率が上がらなかったのだ・・・。

[2] 全固体リチウム電池で応用へ、名城大がゲルマニウム電極を炭素被膜で長寿命化

  1. さて、俺の毒舌で心折れた人が2名出てきたところで大事な話をしようか(笑) -- 俺はしゃらくせえ説教が嫌いなんだよ、悪く思うな(笑)。

  2. ここがなんとか日本が世界をリードしている分野なんだが・・・。

  3. 名城大学の大前知輝大学院生と藤掛大貴学部生、内田儀一郎教授らは、ゲルマニウム電極を炭素で覆い充放電寿命を伸ばすことに成功した。炭素層が集電体や電解質との界面を担い劣化を抑える。90回の充放電試験では容量の劣化はなかった。全固体リチウムイオン電池へ応用していく。

  4. Siでいいけどな。なんでSiよりもコストの高いGe?理論容量も1,600 mAh/gでSiの4,200 mAh/gよりも低い。

  5. まあ、Siは硬くて脆いけどGeは柔らかいしな。サイクル特性はいいはずですよってことなんだろうな。90回じゃまだ少ないけど、評価中なんでしょう、きっと。

  6. Snとの合金材料だしな。

  7. でも、容量が低い分、Siの2.6倍の厚膜にせんとイカンけどな。ま、それでも黒鉛粉末からつくった電極より十分に薄いが。

  8. 多孔質ゲルマニウム薄膜を炭素層で挟んだ電極を開発した。集電体となる銅の上に炭素層を形成し、ゲルマニウム層、炭素層と積層する。リチウムイオン電池(LiB)を組むとゲルマニウムの両側の炭素層が集電体とゲルマニウム、電解液とゲルマニウムの界面になる。90サイクルの充放電試験では劣化は見られなかった。

  9. 電解液側の炭素が負極と同電位だから電解液または固体電解質の副反応を抑えられるかな?難しいんじゃないかな?sp2だとリチウムデンドライトはできにくいと思うけど、GeSnの上でうまく成膜できんのかな?

  10. 集電体側の炭素はsp2なのかな?Cuの上だとなんとか成膜できるのか。これがサイクル特性の向上に効いたみたいね。

  11. ゲルマニウムは炭素電極の4倍の理論容量を持つが、リチウムを取り込むと体積が4倍に膨らむ。充放電を繰り返すと集電体から剥がれる問題があった。新技術は炭素層が機械的劣化と化学的劣化を抑えたと考えられる。実験では電解液を用いたが、固体電解質と組み合わせた全固体電池への応用を目指す。

  12. Siはフル充電すると5倍に膨らむんだがこれよりは小さいからサイクル特性が良いと言いたいのかな?Snの展延性も効いてんのかな?


低温プラズマプロセスでナノ構造 GeSn 負極膜の作製に成功

  1. これもナノポーラスだね。NIMSのナノポーラスSi膜はHeスパッタなので成膜速度が遅い分Heが取り込まれてナノポーラス構造を達成していたけど、こいつは高圧スパッタなので(たぶん素直にArを使ったんだろう)成膜速度を上げても(Arだと質量が大きいからそりゃ上がるが)Arが取り込まれてナノポーラス構造になりましたってことなのかな?

  2. いずれにしても、高容量負極は真空プロセスに頼らざるを得なくなりそうかな・・・。

  3. ま、俺は前からパウダーは諦めろつってるけどね(2014年に電池同好会に戻ってすぐそう言っとるけどね):Electrochemical Impedance Analysis for Li-ion Batteries (2018).


全固体電池でも従来通り粉体を使ってもいいんだが、しっかりと圧延しなければならないので黒鉛だとつぶれるんだわ。硬い黒鉛粒子もつくれるんだが、元々、黒鉛のレート特性がそんなに良くない上に、硬いのをつくろうとすると更にレート特性が悪くなりがちなんだね。だから俺はハードカーボンでいいと思ってる -- 2015年頃かな、そう言ってたら韓国のおっちゃんに文句言われたけど(笑)。「黒鉛でやることになったんじゃなかったんですか!」って(笑)。これのどっかに書いてるわ:Vehicle Electrification & Renewable Energy Shift I-LXXXI (2022).

[3] 「EV優先」設計でエンジンに逃げ道、欧州車大手の“変わり身”

  1. まあ、そう厳しいことを言いなさんな(笑)。

  2. 電気自動車(EV)市場の成長が鈍化する中で、欧州の大手自動車メーカーの心が揺れている。その迷いが、EVの土台となる基本骨格「プラットフォーム(PF)」に表れた。EVへの採用を主軸に据えながら、エンジン車やハイブリッド車(HEV)にも展開できる「EV優先PF」を用意する自動車メーカーが増えつつある。各社はEVのみに最適化した「EV専用PF」の開発でしのぎを削ってきたが、EV市場の失速で今後数年はEV優先PFが“つなぎ”の技術として役割を増す。前編では、欧州Stellantis(ステランティス)のEV向けPFの動向を解説する。

  3. ステランティスはEVの勢いに陰りが見え始めた2023年以降、次世代のEV向けPFのアピールの仕方を変えつつある。開発の表明時からEV向けであることを強調してきたが、2023年後半ごろからはEVのみに使うEV専用PFではないことを積極的に明らかにし始めた。 「3年前に我々が下した決断は、市場の不確実性を考慮した素晴らしいものだった。間違いなく(今後の)高い競争力につながる」――。ステランティス最高経営責任者(CEO)のCarlos Tavares(カルロス・タバレス)氏は、同社が2024年2月に開いた2023年12月期通期の決算会見で、迷いがなかったかのように自画自賛した(図1)。タバレス氏が振り返った3年前の決断とは、2021年7月に表明した4種類のEV向けPFの開発である。同氏によると、新PFをEVだけでなくエンジン搭載車にも展開することは当時から決めていたという。ただ、EVの隆盛が続いたその後の約2年間、エンジンの搭載について発信してこなかった(図2)。時系列で振り返ろう。ステランティスは、フランスGroupe PSA(グループPSA)と欧米Fiat Chrysler Automobiles(FCA)が2021年1月に経営統合して誕生した。そのわずか半年後、傘下の14にも及ぶブランドから今後投入するEVを、車両セグメントの小さい方から「STLA Small」「同Medium」「同Large」「同Frame」の4種類の新たなPFで集約していくと宣言した(図3)。同社は当時から、これらのPFについて「BEV native」「BEV-by-design」と表現し、EV志向のPFであることを強調してきた。新PF開発の表明から2年後の2023年7月、まず4種類のPFのうちC~Dセグメント向けのSTLA Mediumの詳細を公表した(図4)。ここで、EVへの適用時の性能を中心に説明しながら、プレスリリースの下部に「multi-energy」(複数の動力源への対応)と一言だけ記した。

  4. まあ、BYDのPHEVに勝てんのかな?って気はするが・・・。

  5. 日本でもマツダがやっているが、これは「ほぼPHEV」で難易度が高いのである。日系メーカーにしか無理ではないかな。ニッサンの「ほぼレンジエクステンダ」もそうなんだが、追随できるものが出てないでしょう。

[4] 日本の自動車メーカーは今すぐ「バッテリーEV」にかじを切るべきだ! 業績絶好調&HVシフトの時こそチャンスである 桃田健史

  1. そうとも言えるね。「BEVはしょせん3割」で当面いいと思うけど(笑)。

  2. 日本の自動車産業の底力 日本の自動車メーカーの決算が近づいているが、円安という大きな追い風を受けて各社とも絶好調で、過去最高を更新しそうな企業も出てきている。短期的には、日本の自動車メーカーがハイブリッド車(HV)を核にガソリン車も含めたバランスのよい新車ラインアップを投入し続け、国際市場をリードし続けていることが成功の要因だろう。

  3. 参考までに(笑):Electrochemical Impedance Analysis for Li-ion Batteries (2018).

  4. 東京オートサロンでの驚き 日本では、2024年1月に「東京オートサロン2024」がコロナ以前のように、入場規制がほぼない形で開催された。 2023年に「ジャパンモビリティショー」に名称を変更し、自動車以外の分野も追加された「東京モーターショー」とは異なり、東京オートサロンは、最新のカスタムカーや歴史的名車の展示など、ある意味、伝統的なクルマの楽しみ方を正面から追求したイベントである。 その結果、来場者数は2023年の18万人から23万人と5万人増と大きく伸びたが、コロナ以前の2019年の33万人とはまだ開きがある(オンラインもあるが、無料なのでここでは除外)。 筆者(J.ハイド、マーケティングプランナー)が最も注目したのは、創立50周年を記念したオートバックスの展示である。同社のオリジナルスポーツカー「ガライア」の電気自動車(EV)化をはじめ、合計5台のEVカスタムカーが展示されていた。 驚いたのはそのラインアップだ。同社のこれまでのサービス内容や顧客層を考えれば、国産メーカーのEVに特化していると考えるのが自然だろう。しかし、実際に展示されていたガライアEVを除く4台のEVのうち、3台は海外製で、・トヨタ:アルファードEV+ ・テスラ:モデルY ・ヒュンダイ:アイオニック5 ・BYD:ドルフィン だった。アルファードに至っては、純粋なEV、つまりバッテリー式電気自動車(BEV)ではなく、HVということになる。 日本の自動車メーカーが好調とはいえ、こうしてみると、純粋なBEVはまだラインアップの主力ではなく、開発途上にあることは否めない。 長らく日本のベンチマークだったドイツの自動車メーカーが、確実にBEVを主力車種に組み込んでいるのとは対照的である。日本は2035年にガソリン車の新車販売ができなくなるため、主力車種のラインアップをより急ピッチで見直す必要があるように思う。

  5. 2035年になっても日本ではHEVは販売できますよ(笑)。

  6. リチウムイオン電池のルーツ 今や中国に量産のお株を奪われた感のあるリチウムイオン電池だが、もともとは2019年のノーベル賞受賞者である吉野彰博士が発明したものである。つまり、現在のEVの隆盛は日本発なのだ。その意味では、日本がBEVで主導権を握ったとしても不思議ではない。しかし、現実にはオートバックスの展示に象徴されるような現状がある。

  7. ニッサンのリーフは早かったけど、売れんかったわな・・・。日系メーカーを責めるのは酷だと思うよ。中国は国策でかなり強引なことしとるからね。

  8. 「いやいや、慌てることはない。HVは電動車の定義に含まれている」という声もあるだろう。しかし、現在のガソリン価格が特別減税によって低く抑えられていることを考えれば、恒常的な円安が続けば2035年にはガソリン価格がリッター200円を超えることも考えられる。そうなると、HVがいくら燃費がよくても、BEVや一定の距離を電気だけで走れるプラグインハイブリッド車(PHV)に見劣りするのではないか。

  9. BYDのPHEVはたしかにHEVと競争できる価格だね。電池搭載量多いのに。

  10. BEVの航続距離はコロナ禍後、約3割伸びている。テスラ・モデル3を例にとると、2019年の航続距離は415~530kmだったが、現行モデルは「573~706km」とされている(いずれも国土交通省の審査値)。ガソリン車でも600kmがひとつのラインであることを考えると、航続距離という点では遜色ないレベルになりつつある。観光地を含めた充電スポットの増加も相まって、不安要素の多くが解消されている。

  11. そのぶん価格が高いけどな。ほとんど電池コストなんだよ・・・。

  12. 一方、BEVの最大の欠点は寒冷地での性能である。特に、氷点下が続く冬の北海道では、BEVの航続可能距離は夏場の約6割に落ちるといわれており、ときには命に関わることもある。

  13. 負極をハードカーボンにして電解液をPCベースにするだけで解決するけどな。

  14. 中国も韓国もハードカーボンを嫌がるんだが、寒冷地仕様だけこれにするだけでいいのよ。

  15. 全固体電池と生成AIの登場 そんな厳しい寒さに強いバッテリーとして期待されているのが、新技術の「全固体電池」だ。この技術が実用化されれば、低温時の性能低下は約1割に抑えられるといわれている。

  16. もうちょっと下がると思うで。

  17. そして、この全固体電池の特許数は、現在、日本がトップだという。2023年春のインターネット調査によると、トヨタとパナソニックが国際特許の1位と2位を争っているようだ(中国・全固体電池関連技術 競合状況)。

  18. そうだね。

  19. 業績が好調な自動車メーカーと政府が協力して、このような技術の実用化を加速させるべきではないだろうか。国が動くことで、大学の研究機関も協力しやすくなる。また、日本の寒冷地、高温多湿地域、塩害地域など、さまざまな地域でのテストが容易になる。

  20. 既にやっとるがな・・・。

  21. 次世代BEVで実用化されれば、全固体電池の技術は、大災害時に役立つ家庭用バッテリーをはじめ、家電やAV機器にも大きなメリットをもたらすことは想像に難くない。その結果、日本の工業製品全体の底上げにもつながるだろう。

  22. よく似ているが違うタイプの硫化物全固体電池なら産業用には出始めたから、まあ、家庭用や家電やAV機器に使われんとは言い切らんけど・・・。

  23. しかし、現実はそう甘くはない。2023年12月の発表によると、中国は国別で世界の特許出願件数の36.7%を占めていると報じられた。一方、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が昨年発表した「次世代全固体蓄電池材料の評価・基盤技術開発」プロジェクトの2023年度の予算は18億円にすぎない。

  24. 今、半導体で忙しくてな・・・。

  25. 筆者がBEVにかじを切るタイミングとして「今」にこだわるもうひとつの理由は、「チャットGPT」に代表される生成AIの急速な進化である。 長年にわたり、漢字、ひらがな、カタカナ、アルファベットが混在する日本語は、外資系企業にとって参入障壁となってきた。しかし、2023年話題になった生成AIは、こうした障壁を軽々と乗り越える能力を発揮している。また、生成AIの普及は音声認識を飛躍的に向上させると期待されている。とすれば、近い将来、運転中の多くの操作において、安全性の観点から音声が主要な操作手段になることは容易に想定できる。 次世代の音声認識については、2023年、メルセデスベンツのインフォテインメントシステム「MBUX」が、すでに米国でチャットGPTを使ったテストを行っている。また、新しいもの好きの若いBEVユーザーには、この音声コマンド機能は喜ばれそうだ。特にテスラについては、日本でも試乗体験などの書き込みがネット上に多く見られる。 つまり、彼らはBEVによる運転シーンの変化だけでなく、「生活の変化」も楽しんでいるのかもしれない。なぜなら、BEVはスマートフォンのようなスマートデバイスになり得る可能性もあり、何よりもそれらとの親和性が求められるのだ。 そもそもクルマの購入は、何らかの「生活の変化」を望むことがきっかけとなる。多くの都市部では、単純な移動手段としては公共交通機関で事足りる。 もちろん、地方ではクルマが必需品であることも多いが、実用車ばかりが売れるわけではない。したがって、ここで購入されるクルマの一定数は、「生活の変化」への欲求とも結びついているわけだ。 その意味で、BEVが「生活の変化」をもたらす能力は、従来のエンジン車やHVよりも高いことは間違いない。BEVを前提にすれば、消費電力の高いハイスペックPCを、走行中はもちろん駐車中も含めて、いつでもどこでも高性能なスマートデバイスとして機能させることが可能になるからだ。

  26. 言わんとすることはわからんでもないが、そういうご気楽な市場が飽和したから10%で踊り場に達しているんじゃないのかな?

  27. 求められる日本のBEVへの注力 例えば、出張先や旅先で撮影した高画質な動画を、PCやスマートフォンを介さずに車内のスマートデバイスにバックアップし、同時に5G回線を介して外部のクラウドサービスにアップロードし、プロジェクトのチームメンバーと共有することができる。そして、そのすべての操作を音声操作で行うことができれば、より運転との親和性が高まる。 そのとき、現在のようにスマートフォンと接続することはないだろう。法律上の要件さえ満たせば、クルマ自体に通信機能を持たせ、「e-SIM」などに対応させることも容易になるだろう。 つまり、クルマは従来の移動手段としてのクルマを超え、独自の通信機能と生成AIを備えた「パーソナルデジタルアシスタント」になる可能性が高い。しかも、その機能や能力は、スマートフォンやモバイルPCを軽々と上回る可能性がある。 BEVに注力することは、電池技術のさらなる進化による災害対策や生活パフォーマンスの向上、さらには数々のAI技術を駆使したクルマそのもののスマートデバイス化など、新たな「生活の変化」につながる。それは日本だけでなく、世界中で求められることになるだろう。 スマートフォンやドローンも基礎技術で先行していたはずの日本。もし、今シーズンの業績好調に安心してBEVへの注力を怠れば、再び「ゲームチェンジャー」になる機会を失うことになる。 BEVが日常の乗り物となり、日本が再び「青い空」を取り戻したとき、道を走る国産車のシェアは現在のスマートフォンと同じになるのではないか。東京オートサロン2024でオートバックスの展示を見たとき、そんな危惧が筆者の脳裏をよぎった。

  28. それ、ガソリン車でやってもええやろ・・・。動力関係無いやろ・・・。説得力無いな・・・。

[5] 昨年の記事だが:日本車メーカーはなぜこんなに「お気楽」なのか EV軽視の姿勢が世界でシェアを奪われる結果に リチャード・カッツ : 東洋経済 特約記者(在ニューヨーク)

  1. まあ、攻撃的だこと(笑)。

  2. 予想は外れたけど(笑)。

  3. 東洋経済もよーこんなもんに金払うな・・・特約だけど(笑)。

  4. 最近の3つのニュースは、電気自動車(EV)への反発からトヨタ自動車などの日本の自動車メーカーが、アメリカのデトロイトスリー(フォード・モーター、ゼネラル・モーターズ=GM、クライスラー)と同様の衰退に陥る危険性があるのではないかという疑問を抱かせた。

  5. 中国のu-BEVは実はGMだけどな(笑)。まあ、競合増えすぎたけど。

  6. シェアを奪われる日本メーカー 最初のニュースはスタンダード&プアーズからの情報で、テスラを購入したアメリカ人の40%が、トヨタとホンダを中心とする日本メーカーから切り替えたというものだった。

  7. 反転したけどね(笑)。

  8. 多くのテスラ車は高級車のような値付けがされているが、最も影響を受けた車種には、トヨタのカムリ・RAV4や、ホンダのアコード・CR-Vなどの中流層向けのモデルが含まれる。いったんブランドロイヤルティが失われると、それを取り戻すことは容易ではない。

  9. 1年で反転したけどね(笑)。

  10. いや、お前らには「高くてもBEVを買え!不便でもBEVを買え!ローンで人生狂ってもBEVを買え!それでもって原油消費量を削減しろ!原油はどんどん輸出して価格を抑えろ!」と言いたいよ・・・でも、多くの米国市民はリチャード・カッツよりも利口だったわな。

  11. 2つ目のニュースは、中国での新車販売の25%がEVとプラグインハイブリッドで構成されている中、日本メーカーは販売面で影響を受けているというものだ。中国経済の低迷により、今年最初の3カ月間で自動車販売台数が減少したが、日本メーカーの落ち込みが最も大きく、前年比で32%も減った。これに対して、アメリカとヨーロッパのメーカーの減少はわずか9%にとどまっている。世界最大の市場でシェアを失うことは良い兆候とは言えないだろう。

  12. 欧米市場を中国車に浸食させたくなってくるわ。まあ、こいつら関税障壁つくりやがったけど。まあ、ええわ。高い車買って苦労せいや。

  13. 最後のニュースは最も衝撃的で、今年1月23日に掲載されたブルームバーグ記事によると、2022年に中国はドイツを抜いて世界第2位の自動車輸出国になり、今後数年で日本を追い抜く過程にあるという内容だ。記事中で、ある中国自動車メーカーは、早ければ今年にもその可能性があると語っている。

  14. これはかまわんのよ。日系メーカーがやると赤字になるBEVでやってくれる間は。そのほうが原油消費量削減につながるので。

  15. これも主にEVの影響に関するものだ。2022年末にかけての数カ月間、中国からの自動車輸出はEVが半分を占めていた。テスラやGMと、国営企業SAICの合弁会社など、海外メーカーが参画してこうした輸出車の多くを中国国内で製造している。また、BYDのような国内企業もEVを製造しており、同社は3万ドル程度の価格で裕福な国々に向けて輸出している。2022年上半期、中国からの乗用車総輸出数のうち西欧向けが約34%を占めた。フィッチ・ソリューションズは、ヨーロッパのEV市場における中国のシェアは、2022年の5%から、早ければ2025年には15%に上昇すると予測している。つまり、日本メーカーは、中国国内だけでなく、収益性の高いグローバル市場で中国の競合に売り負けているのだ。

  16. だからBEVでやってくれとる間はかまわんのよ。

  17. 目を覚ましつつある日本勢 こうした中、日本の自動車メーカーがようやく目を覚まし、何らかの変化を起こしていることは朗報だ。トヨタは最近、2030年までにバッテリーEV(BEV)を250万台生産するという目標を発表した。この目標は、現在の世界販売台数の35%に相当する。また、ホンダは、2030年までに現在の販売台数の半分に相当する200万台のBEVを生産することを目標に掲げている。以前は、ハイブリッド車を含む「電動化」に重点を置いていたため、BEVの目標はより曖昧だった。日産の目標は、2030年までに電化車を50%から55%にするという、まだ曖昧で圧倒的なものだ。とはいえ、こうしたメーカーは、ハイブリッド車のように人気を失いつつある車や、プラグインハイブリッド車(PHEV)や本当に無駄な燃料電池車のように人気を得ることができない車に、巨費も投じて、まだ賭けをしようとしている。

  18. HEV復権と言われとるよ、1年で反転しちゃったよ(笑)。中国のPHEVは安いで。人気やで。FCVは特殊車両でええよ。

  19. EVボリュームスによると、2022年にはBEVとPHEVを合わせた世界での販売台数はハイブリッド車の販売台数を抜いた。また、BEVの販売数はPHEVの3倍に上り、エレクトロマップスによると、ヨーロッパでは2022年、BEVの販売数が伸びた一方で、PHEVの販売数は落ち込んでいる。2018年、アメリカではPHEVとBEVの市場シェアはともに0.7%だった。2022年末には、PHEVのシェアはまだわずか1.4%であるのに対し、BEVのシェアは6.3%に達し、今後も上昇することが見込まれている。

  20. 1年で反転しちゃったよ(笑)。

  21. 日本で起きている変化が十分なのか、それとも、「変化が小さすぎるうえ、遅すぎるのか」は現時点では見通すのが難しい。皮肉なことに、日本の自動車メーカーがデトロイトスリーに対して行った仕打ちとまったく同じことを、中国勢が日本勢にしているように見える。さらに、有利な寡占企業が技術と市場の変化に適応できない、という同じ理由が原因となっているのだ。

  22. お前ら、よほど悔しかったらしいな(笑)。で、中国を使ってリベンジしようと。でも、中国が脅威とわかって締め出そうと。そんなワレに都合のエーことばっかり言ってるやつを中国が信用しているとでも?

  23. 1970年代に起きた2度のオイルショックまで、デトロイトスリーは難攻不落のように見えた。1960年代から1970年代初頭にかけて、3社のアメリカ市場でのシェアは85%という驚異的な水準を維持していた。その後、石油価格が突如上昇し、また世論の圧力に応えて、アメリカ政府は大気汚染物質排出基準を厳格化する。日本メーカーは、従来よりも小型で、信頼性が高く、燃料効率に優れた低公害車を投入する機会を掴んだが、アメリカ勢は燃料効率の改善と低公害車への移行の両面で抵抗した。

  24. 抵抗できなかったんじゃ?(笑)

  25. また、日本メーカーは、他社に先駆けてコンピューターチップを車に搭載した。10年足らずで、日本は世界最大の自動車輸出国となり、アメリカとヨーロッパの両方が保護主義的な措置を取ることになったのだ。今日、アメリカにおけるデトロイトスリーのシェアはわずか40%に低下し、77年間世界最大の自動車メーカーだったGMは、今やその座をトヨタに奪われている。

  26. よほど悔しかったらしいな(笑)。

  27. かつてのGMと同じ状態に見えるトヨタ そして、GMが成功によって時代の変化が分からなくなったのと同じ状態に、日本メーカーも陥っている。トヨタの社長を退任したばかりの豊田章男氏は、過剰に宣伝されているとEVを軽視し、EVへの移行は化石燃料で生産される電力の需要を増加させるため、実際には炭素排出量を増加させる、という社会的通念を繰り返した。豊田氏の後継者である佐藤恒治氏は報道陣に対し、「電動化を徹底して行うので、すぐに実現できる」と語っている。しかし、多くのアナリストは依然として懐疑的だ。例えば、トヨタが2026年までに10車種、合計150万台のEVを生産すると発表した際、一部のアナリストは、2030年までに30車種、合計350万台を生産するという2021年の公約を下回っていると指摘した。トヨタから2030年の目標は発表されなかった。ブルームバーグ・ニュー・エナジー・ファイナンスの予測では、2030年には、EVは日本の乗用車総数の2.5%を占めるに過ぎず、それに対してアメリカでは13%、ドイツでは23%となるとみている。

  28. HEVが50%。原油消費量削減効果はBEV25%と等価:Electrochemical Impedance Analysis for Li-ion Batteries (2018).

  29. 日本の自動車メーカーは、ハイブリッド車に重点を置き、EVに注力する時が来たらその時点で追いつくことができる、と想定しているようだった。しかし、消費者のブランドロイヤルティの問題だけでなく、社内の企業文化の問題からも、追いつくことが容易かどうかは明らかではない。著しく成功している企業のマネージャーやエンジニアは、元来成功しているビジネスモデルやテクノロジーに執着しすぎることがよくある。彼らは、結局は自分たちの優位性を覆すことになるテクノロジーが、一見精巧さで劣ることからしばしば見下してしまう。エコノミスト誌は、「日本はいかに世界のEV競争で劣勢に立たされているか」という見出しの記事で、「複雑なハイブリッド車を磨き上げてきた日本企業のエンジニアたちは、機械としては単純なEVから心を揺さぶられることもなかった」と報じている。

  30. まあ、正直、おもしろさを感じないんだと思うよ、単純すぎて。

  31. さらに、多くの日本企業の幹部は内部から昇進しているため、自分を昇進させてくれた先輩の方針からあまりにも乖離することを躊躇する傾向がある。裏切っているように感じてしまうのだろう。佐藤氏は豊田氏の路線からどの程度離れることができるのだろうか。

  32. まあ、社畜文化有るしな・・・。

  33. 燃料電池への思い入れが強すぎる さらに悪いことに、日本政府と自動車メーカーは、水素を使用する燃料電池車への思い入れが非常に強い。実際、政府はEVよりも燃料電池車に多くの補助金を割り当てている。2021年の東京オリンピック前、この大会は燃料電池によって製造される電気を活用し、燃料電池で走行する車両が参加者を輸送する、と東京都は説明していた。舛添要一元東京都知事は「1964年の東京オリンピックは新幹線を遺産として残した。来るオリンピックでは、水素社会が遺産として残るだろう」と誇らしげに語っていた。実際にはオリンピック村全体はカバーされず、水素を燃料とする建物は1例だけだった。そして、短いルートでわずか数台のバスが燃料電池で走行していた。トヨタの燃料電池車MIRAIは、ほぼ10年前の導入以来、世界で2万2000台しか販売されていない。

  34. これは俺も正直「アホちゃうか?」とは思うけどな。まあ、特殊車両で使われるからええんよ。

  35. 一見無敵の巨大企業を引きずり倒す「運命の逆転」は特別なことではなく、どの業界でも起こってきた。通常、新しい業界には多くの企業が参入し、支配的なテクノロジーが出現すると、少数のリーダー企業に支配される。エレクトロニクスのように急速な技術変革が頻繁に起こる業界では、企業の興亡も同じように頻繁にみられる。一方、自動車のように、基盤技術が長期間安定している分野では、いくつかの企業が何十年も支配することが可能だ。しかし、テクノロジーと市場の状況が大きく急激に変化して、既存のビジネスモデルが毀損される場合、優勢だった企業は目の前の変化を理解することすら困難であるため、古いテクノロジーとビジネスモデルに固執する傾向がある。

  36. エレクトロニクスはもう止まったな、ほぼ。

  37. 情報技術は進化するだろうけどな。したがって、ギリギリAIチップは伸びるけどな。

  38. アメリカ勢の失敗を繰り返そうとしている 1960年代から70年代にかけて、戦略的に状況を把握できなかったアメリカの巨大企業は、テレビ、鉄鋼、コンピューターチップ、自動車など、いくつかの重要な分野で日本企業に取って代わられた。アメリカ勢は、時代が変わったことを認識するのではなく、日本のさまざまな慣行を取り上げ、日本側に不正行為の疑いがあるという解釈を主に、あるいはそれのみを主張した。この告発が、何十年にもわたる貿易摩擦につながったのだ。今日の日本の自動車メーカーは、1970年代から80年代にかけてデトロイトスリーが取ったのと同じような行動を取っているように筆者には見える。それによって、自分たちがアメリカ勢に対して行ったことを、中国勢が自分たちに行うことを許してしまっている。トヨタ、ホンダなどにとって、このハンディキャップを認識して解決することは、不可能ではない。しかし、時間は彼らの味方をしてくれるわけではないのだ。

  39. いや、日系メーカー、中国にはかなり協力的よ。HEVも教えているし、FCVも教えているし。で、俺もこれが間違っているとは思わない。お前らのバーサスHEVモードを鑑みるとな。

  40. なんでバーサスICVモードじゃないの?

[11] リチウムイオン電池総論 吉野彰 ぶんせき2013

  1. 電気自動車とか電池の話になるとクソ馬鹿素人がクソ馬鹿な主張を繰り返すので、リチウムイオン電池の発明者である吉野さん(2019年ノーベル化学賞受賞)の総論からリチウムイオン電池がどういうものであるか学んでもらおうと思いまして。

  2. リチウムイオン電池の概要 リチウムイオン電池とは“カーボン材料を負極活物質にし,リチウムイオン含有遷移金属酸化物(LiCoO2 )を正極とする非水系二次電池”のことである。その作動原理は図 1 に示すように充電で正極材料 LiCoO 2 からリチウムイオンが脱離し,負極材料カーボン(C)にリチウムイオンが吸蔵され,この電気化学的反応で電子が正極から負極に流れ込む。放電はこの逆反応となる。

  3. 中略

  4. リチウムイオン電池の進化の歴史 リチウムイオン電池はこうして生まれた 二次電池は基本的に正極と負極の組み合わせにより決まる。1981 年に図 2 に示す導電性高分子ポリアアセチレンの研究に着手したのが研究の始まりであった1) 。

  5. 白川さんがこれで2000年のノーベル化学賞を受賞しています:白川 英樹(しらかわ ひでき、1936年(昭和11年)8月20日 - )は、日本の化学者。学位は、工学博士(東京工業大学)。筑波大学名誉教授。日本学士院会員。「導電性高分子の発見と発展」により、ノーベル化学賞受賞。文化功労者。文化勲章。

  6. このポリアセチレンは電気を通すプラスチックとして当時非常に注目されていた。私はこのポリアセチレンが有する機能の中で電気化学的ドーピングという現象,特にポリアセチレンの n 型ドーピングに着目し二次電池負極にしようと考えた。その理由は当時の電池業界では非水系二次電池の新規な負極材料が求められていたからである。表 2 は電池の分類とリチウムイオン電池の位置付けを示したものである。これまで一次電池も二次電池も水系電解液が用いられていた。電池の小型軽量化を図る上で起電力を上げることが必須であったが水系電解液を用いる限り,水の電気分解電圧である 1.5 V 以上の起電力を得ることは原理的に不可能であった。この課題を解決するために非水系電解液が提案されていた。この非水系電解液を用いた一次電池の開発は比較的順調に進み,1970年初めには商品化がなされ,一次電池については高起電力化と小型軽量化が実現されていた。当然,小型・軽量な非水系二次電池の商品化を目指した研究開発も盛んに行われていたが,その商品化はことごとく失敗していた。その理由は負極材料(金属リチウム)に問題があって商品化を妨げていたのである。すなわち,非水系二次電池の商品化には金属リチウムに代わる新しい負極材料が求められていたという時代背景とポリアセチレンという新材料の有する機能を結び付けようとした。このあたりからポリアセチレンという材料研究から新型二次電池というデバイス研究に中身が変わっていった。

  7. 充電してLUMOに電子が入り、放電でLUMOから電子を放出するのね。ちなみにHOMO/LUMOの話(フロンティア電子軌道)でノーベル化学賞を受賞(1981年)したのが福井謙一さん。

  8. 研究を進めていくと期待どおり n 型ポリアセチレンは二次電池負極として面白そうな特性がわかってきて,正極と組み合わせて実際の二次電池としての特性を見てみようということになった。しかし,ここで予想外の壁が待ち受けていた。ポリアセチレンと組み合わすべき正極材料が当時なかったのである。その理由は以下のとおりである。当時から多くの正極材料が提案されており,代表的な例はTiS2である。このTiS2を金属リチウム負極と組み合わせた場合は下式のように(Li + TiS2 → LiTiS2)充放電反応に必要なリチウムイオンは負極の金属リチウムから自動的に供給され,何の問題もなく二次電池として機能する。しかしポリアセチレン(PA)と TiS2 とを組み合わせると下式のように負極ポリアセチレにはリチウムイオンが含まれていないので電池として機能しない。(PA + TiS 2 → 電池として機能せず)当たり前の話である。大きな壁にぶちあたった。丁度その頃,Oxford 大学の J. B. Goodenough らが LiCoO2という新規な正極材料を見いだしたという論文を見つけた2) 。当時の電池研究者は,この新規な正極材料の価値を評価しなかった。その理由は,金属リチウムを負極にするという常識があったので,正極にリチウムイオンが入っていると逆にまずかったのである。ポリアセチレンを負極にしようとしていた私にとって欲しかったのはリチウムイオンを含有した正極材であった。LiCoO2はまさにそれに該当する正極材であったのである 。 早速LiCoO2 を合成してポリアセチレン負極と組み合わせると下式のように見事に電池として機能した。(PA + LiCoO2 → PA-Li+ + Li1-xCoO2)これが一つの発明の瞬間であったと思う。1983年のことである。その後負極はポリアセチレンから同じ p電子化合物であるカーボンに変わって現在のリチウムイオン電池に発展していった。1985 年のことである。以上がリチウムイオン電池の開発経緯である。

  9. リチウム遷移金属複合酸化物と金属リチウムを組み合わせて喜んでいる馬鹿がどれだけ馬鹿かよくわかるでしょう。

  10. リチウム遷移金属複合酸化物と金属リチウムを組み合わせるならその場形成負極だけが選択肢なの。まあ、やっとやるようになってアノードレスとか言うてますが。

  11. メリットは、エネルギー密度の向上はもちろんだが、もう一つ、PC系溶媒が使えるようになること。これで使用温度範囲が広くなる。つまり、金属リチウム負極とかアノードレスをやってるやつでPC系溶媒を使っていない奴は馬鹿ってことなんだよね(笑)。

  12. あー、言っちゃった(笑)。でも、教えてやったんだから今後はちゃんとやってね。


20世紀末の日本のリチウムイオン電池技術は世界でもダントツの感が有った。ロッキングチェアの最初の発明者は「ハナの差」で吉野さんになったが、ソニーはハードカーボン(電解液はPCベース)でロッキングチェア方式の電池を世界で最初に商品化した。黒鉛は三洋がPCベースでなくECベースの電解液を開発したことで使えるようになった。

その後も日本のリチウムイオン電池技術は独走の感が有った。元々エレクトロニクスをやっていた俺が1997年に東北大の脇、獨古、末永、内田の単一粒子測定の論文(これがリチウムイオン電池に使われる正極活物質の、本質的には十分に速い固体内拡散を示していた。その後、黒鉛でもかなり速いことが確認された -- まあ、利用率が低いんだが。仁科がこのあたりの経緯をまとめている。Electrochemical Impedance Analysis for Li-ion Batteries (2018)参照。)を読んだせいで2年ほどだったがリチウムイオン電池に浮気してしまったことは何度か書いている。2020年あたりまで、日本以外では理解されていなかったと思う -- 韓国のキムさんが、都立大の金村の指導も有ったが、カザフスタンから博士課程で来ていたユミロフ君にやらせたのが日本以外では初だったと思う -- もっともその1年前に都立大は同じような論文をちゃっかり出している(Electrochemical Impedance Analysis for Li-ion Batteries (2018)参照)。

俺自身は1998年に1年間だけ電池メーカーに行って電池の勉強をした後、1999年に別の会社の研究所に移って全固体電池の研究をやったが(硫化物ではなく酸化物だった。硫化物は松下電池の近藤さんがやっていたが、肩叩きされて、もう終わると噂されていた。)、酸化物は見込みが無いと思ったので、俺が主に考えていたのはartificial CEIだった。負極のSEIのほうは電解液に加えるSEI形成剤が開発されていたが、正極のほうがまだ不十分だった。正極活物質を電解液に浸漬しただけで電解液分解による被膜ができることは既に脇、獨古、末永、内田が1997年に確認していた。

  1. 俺のartificial CEIの取り組みの一つ目は無機多孔質のCEI scaffoldだった。脇らが報告し、後にAurbachがauto-oxidationと名付けたように、電解液の酸化分解による被膜が最初にできるが、これは不安定で、保護膜として役立っていない。しだいにイオン伝導度の低い無機物中心の被膜が形成されて厚くなっていき、抵抗が上がっていく。したがって、最初の有機物の被膜を安定化させるための多孔質の足場が必要だろうと考えた。

  2. 日本では正極活物質合成時に固溶しにくい元素を加え、これを活物質粒子表面に偏析させることで電解液との反応を抑えるという取り組みが多かったが、海外では無機多孔質被膜が検討されるようになった。ただ、電解液との接触を少なくするという観点で取り組まれていて、CEI scaffoldという観点は欠けていた。ただ、負極SEI形成剤の中には正極でも被膜を作るものが有り、こういったものが電解液に添加されている場合は「意図せずに」CEI scaffoldになっているかもしれないと見ている。

  3. 最近では誘電率の高い無機多孔質被膜を形成することにより電気二重層効果でレート特性を上げるという報告も見られたが、俺は少々疑いの目で見ている。おそらく不純物のアルカリ分が電解液分解物を被膜として安定化させるといった意図しなかった効果が働いているのではないかと推測している。

  4. 俺のartificial CEIの取り組みの一つ目は緻密なリチウムイオン伝導膜だった。正極活物質合成時にLi3PO4を添加してこれを表面偏析させる方法は古くから有ったが、Li3PO4の吸湿性ゆえに評判が悪かった。俺は吸湿性の無い被膜を形成することを考えていた。後年、硫化物全固体電池用にLiNbO3被膜が開発されたが、当時俺が考えていたのはリチウムシリケートやリチウムチタネートだった(リチウムチタネートは負極活物質としても使えるが、正極の電位ではただのイオン伝導体となる。)。まあ、sol-gelでリチウムアルコキシドなんかを使おうとしていたので「危ないから止めて!」って言われて検討するに至らなかったが(笑)。LiNbO3はそんな危ない原料使わずにつくれている、大気中で。さすがだ、日本。

もっとも、「日本で電池なんかやっても儲からんで」と言われて、「ですよねー」とあっさりエレクトロニクスに戻った(笑)。ま、そのおかげでこれができている:

  1. Fermi Level (2018).

  2. Vacuum Polarization, and Polariton (2018).


日本から2022年にこういう論文が出ている:Effect of amorphous carbon coating on the formation of solid electrolyte interphase and electrochemical properties of a graphite electrode

  1. Coating graphite negative electrodes of lithium-ion batteries with amorphous carbon layer can significantly improve the battery performance. We investigated the effect of amorphous carbon coating on the formation of a solid electrolyte interphase (SEI) on the graphite surface by performing gas adsorption measurements, surface analysis, and electrochemical impedance measurements. The specific surface area of graphite particles uniformly coated with amorphous carbon is reduced by almost a factor of two, and the irreversible capacity at the first charge/discharge cycle significantly decreases. The SEI film consists of LiF in particulate and O-based coating uniformly distributed at the edges. Hence, the amorphous carbon coating increases the amounts of F and O atoms on the SEI surface and reduces capacitance C′ and the Faraday current at high temperatures. Although the C′ value decreases by approximately 80% after SEI formation, the graphite electrode with an amorphous carbon coating exhibits enhanced C’ retention properties. Because the frequency and temperature dependences of the electrode capacitance are strongly affected by the amorphous carbon coating, an electric double layer is likely formed at the graphite/SEI interface. The difference in capacitive behavior can be attributed to the activity of Li insertion/desorption reaction and capacity fading during storage at elevated temperatures.

  2. ま、Electrochemical Impedance Analysis for Li-ion Batteries (2018)でも、「お前ら電気二重層容量とか言うとるけど、そりゃCEI/SEI容量やろ。」って書いとるけどな、俺(笑)。

  3. それはともかく、球形化処理した黒鉛粒子の表面をアモルファスカーボンで固めとくってのは「それ、いつの技術や思っとんねん?」ってくらい古い技術だ。この論文ではフレーク状黒鉛とピッチを混合してピッチが内部にも入った状態で焼成しているが、これもよく有るやり方だ。日本は当然、韓国や中国も既にやっている、とうの昔から -- まあ、日本がやってるから同じことやっとくって感じだろうが。

  4. これがなぜ今論文として出せるかだが、「(日本ではだいたいわかってるけど)お前らわかってへんのやろ(笑)。」ってことなのですよ。

  5. いや、俺は「海外でもAurbachとか古い世代はわかってるやろ。古い世代のほうが却ってわかってるやろ。」って思ってるけどね。今の韓国や中国の研究者がわかっているかどうかは疑わしいとは思ってるけど。工場の技術者は自分の担当する工程で手一杯だから知らなくて結構だが -- そもそも生息域が違う(日本の技術者だったら、工場の技術者でも論文くらい読むけどね。工場の技術者だと学部卒も多いので自分で書いたことは無いだろうけど、読むのは読める。)。

日本のクソ馬鹿ド素人が「日本の電池技術、大丈夫か?」なんて言ってるのを聞くと「お前の頭大丈夫か?」と言いたくなるのはこういうところなんだよ。

  • 中国は良くなってきましたよ。でも、「これなら、まあ、なんとか使えるかな?」のレベルになったのが2016年だそうだ(俺もこれには納得できる。それ以前に見た中国の研究者は酷かった。敢えて何も言わなかったが。金にならないなら教える気にもならんから。)。CATLの言うこと聞いていてもまだ危なっかしい。

[12] JERA・武豊火力で爆発火災…バイオマス発電の事故相次ぐ、問われる安全性

  1. カーボンニュートラルなんて言っているが伐採した森林が元に戻るのに何十年もかかるので特にグリーンではないし、国産の廃棄物利用ならともかくただのエネルギー密度の低い燃料をわざわざ輸送費をかけて運んでくるのも馬鹿馬鹿しいので、日本ではたいして増えんだろうとタカをくくっていたら、増えてた(笑)。しかも、火災・爆発が頻発(怒)。思った以上に馬鹿が多かったってことだ・・・。

  2. 再生エネ拡大で施設増、早急な対策必要 JERAの武豊火力発電所(愛知県武豊町)で1月31日、爆発火災事故が発生した。燃焼前に木質バイオマス燃料を一時保管する設備「バンカ」が火元とみられる。原因は調査中で、特定するまで武豊火力は運転再開しない。武豊火力のほか、同燃料を扱う各地の発電所で発煙や発火事故が相次ぐ。バイオマス発電は短期・中期的に再生可能エネルギー電源を増やす点で有望視されていたが、その安全性が問われている。(名古屋・永原尚大)火元とみられるのは木質バイオマス燃料を約300トン保管していたバンカで、燃料を送るベルトコンベヤーに延焼した。爆発音がした後、通常は20度C程度のバンカ内温度が55度Cまで上昇したことがセンサーで確認されている。負傷者はいなかった。中部地域への電力供給にも影響は出ていない。武豊火力は2022年8月に運転を開始したJERAの最新鋭火力。5号機のみで構成し出力107万キロワット。単機の発電設備としては国内最大級で、一般家庭約240万世帯分の年間電力量をまかなう。石炭火力の低炭素化を狙い、使用燃料の17%を木質バイオマスとした。武豊火力では22年8月と9月、23年1月に発煙事故が発生していた。これらの原因の一つとして、「外れた部品が回転部と接触して温度が上がり、堆積していたバイオマスの粉に着火した」(JERAの浴田孝司執行役員)ことが挙げられる。

  3. 石炭は「炭化した太古の森林資源」だがバイオマスは現在の森林資源を消費する/もしくは森林を伐採した後のパーム農園からの産出物を使う。馬鹿馬鹿しさに気が付かんのだろうか?

  4. 燃料として使う「木質ペレット」は粉砕した木材を乾燥・圧縮させて製造する。振動や衝撃でペレットが崩れると、粉が生じるという。武豊火力では設備の点検頻度を増やしたり、粉が生じにくいようにベルトコンベヤーを改造したりするなどして対処してきた。バイオマスを扱う発電所での発煙・火災事故は相次いでいる。木質ペレットが発酵・酸化して生じた可燃性ガスの自然発火や、機械の摩擦熱による粉の発火など原因はさまざまだ。経済産業省によると、23年だけで6件確認された。中部電などで構成する米子バイオマス発電所(鳥取県米子市)では貯蔵施設が爆発火災を起こし、関西電力の舞鶴発電所(京都府舞鶴市)や大阪ガス傘下の袖ケ浦バイオマス発電所(千葉県袖ケ浦市)では貯蔵設備が燃えた。

  5. 地元民は原発以上に強く反対すべきだろう。

  6. バイオマス発電は再生可能エネルギーの拡大で注目される電源の一つ。「昼夜問わず安定的に発電でき、環境アセスメントなどの手続きが容易で開発期間が短い」(中部電幹部)という利点があり、全国各地で大型発電所の建設ラッシュが続いている。林野庁によると、木質バイオマス発電所の稼働件数は22年3月時点で183件。政府は30年時点で電源構成の5%程度まで拡大させる方針を第6次エネルギー基本計画で打ち出している。

  7. 安易・・・。

  8. エネルギー供給の基本は「S+3E」にある。Sは安全性で、3Eは安定供給と経済効率性、環境適合だ。武豊火力をはじめ、各地で発生している事故は安全性の観点で無視できない。早急な原因特定と同時に、事故を防ぐための設備改良や安全基準の策定につなげることが求められる。

  9. 輸入バイオマスを止めること。それが対策だ。


以前も参照したが:バイオマスの問題点

  1. 再生可能エネルギーの一つとして導入が進められてきたバイオマス発電ですが、木質ペレットなど、燃料の多くは海外から輸入されています。

  2. エネルギー密度低いのに、馬鹿な話だ。

  3. 需要の急増にともなって、貴重な天然林が伐採されたり、生物多様性が破壊されたりすることが問題となっています。

  4. 環境のことなんざ考えていない馬鹿がやっているからだ。英国の元・石油堀りが仕事無くなって東南アジアに行ってバイオマスやったりしとんのやで(笑)(シンガポール拠点が結構有るのはここが英国の植民地みたいなところだからだ、元々、植民地だったし。)。

  5. あの土方どもには、まだ石油掘ってもらってたほうが役に立ってたんだが・・・まあ、しゃーないわな。リストラされたんだから・・・。

  6. 気候変動対策という観点からも、長い時間をかけて形成され、地上部にも地下部にも大量の炭素を貯留している森林を破壊してしまっては、かえって大気中の二酸化炭素を増やすことにもつながります。

  7. 燃やしてCO2を増やして、森林破壊してCO2貯留能力を損なうというダブルパンチだけどな。

  8. 地域の間伐材・未利用材では足りず、海外から燃料輸入… バイオマス発電は、固定価格買取制度(FIT)により、促進されてきました。2012年のFIT施行前の導入量は231万kWでした。これにFITで認定されたものを加えた量は、2015年度末に601万kW、2019年12月には1,085万kWにまで急増しています(図1)。うち747万kWが「一般木質バイオマスおよび農産物残さ」(輸入木質ペレット・木質チップ、パーム椰子殻(PKS)など)およびバイオマス液体燃料(パーム油など)による発電で、燃料の多くを海外からの輸入に依存しています。

  9. アホクサ・・・。

  10. FITの導入時には、地域の間伐材や未利用材を上手にバイオマス発電に使えば、林業が活性化し、森林整備にお金が流れ、「疲弊した山間地が活性化する!」という期待がありました。しかし、現状はそう甘くはありませんでした。地域の間伐材、未利用材の量には限界があります。5,000kW級のバイオマス発電所を稼働させるには、年間約60,000トンの燃料(約10万立方メートル相当)が必要とされていますが、これは一つの県の木材生産量にも匹敵します(注1)。つまり、中規模以上のバイオマス発電所を稼働させるためには、地域の間伐材・未利用材ではまったく足りないのです。また、林地残材は林地からの搬出コストが高く、大量に調達するためには広範囲から収集する必要があるため、運搬費がかさみます。このため、ほとんどの大規模なバイオマス発電所は、安定的かつ大量に調達できる輸入バイオマス燃料を前提にして計画されているのです。

  11. だから、小規模なもので可、増やさなくて可と思っていたんだが、金に目がくらんだ馬鹿が・・・。ただの割高な燃料に過ぎないのに・・・。

  12. バイオマス燃料生産が引き起こす生態系破壊 バイオマス発電は、地球環境に対して負荷の少ない自然界のエネルギーである「再生可能エネルギー」の一つとされています。一方で、電気をつくるために燃料をずっと燃やし続ける必要がありますが、木質ペレットやパーム油に代表されるように、バイオマス燃料は生物由来です。つまり、生態系や生物多様性を破壊することがないように持続可能な利用が重要です。「持続可能性」というからには、少なくとも森林減少・劣化を引き起こしたり、生物多様性を破壊したり、人権侵害や労働問題などを引き起こしたりしてはいけないはずです。しかし、現在、輸入されているバイオマス燃料の多くは、この点があいまいなまま残されています。

  13. あいまいというか、明らかにブラックだけどな。

  14. たとえば、日本は、バイオマス発電用に年間数百万トンもの木質ペレットを、北米やベトナムから輸入しています。

  15. こんなエネルギー密度の低いものをわざわざ輸送・・・アホクサ。

  16. 参考:例えば、米子の発電所の場合、ベトナムなどから木質ペレットを輸入し、年間約16万tも消費している。中部電力(こいつは中国電力じゃないんだわ)・・・アホ・・・。

  17. 参考:しかし、海外産の木質ペレットについては、リスクが指摘されている。過去には、ベトナム産のペレットで、品質偽装品が輸入されたことがあった。よくあいつらを信用できるよね・・・。いや、日本企業が彼らを使いながらも品質管理をしてるんだったらわかるけど?

  18. 日本の商社は、アメリカの大手ペレットメーカーであるエンビバ社、カナダのパシフィック・バイオエナジー社やピナクル・リニューアブル・エナジー社などと木質ペレットの長期売買契約を結んでおり、今後数年以内に輸入量はさらに数百万トン以上上積みされる予定です(注2)。また、石炭火力発電所によるバイオマス混焼も増加しており、輸入木質ペレットの需要は、過去に類を見ない増加となる恐れもあります。木質ペレットの生産国であるアメリカやカナダで森林保全に取り組むNGOからは、木質ペレット生産用の木材を得るため、湿地林や天然林が皆伐され、貴重な生態系が破壊されたことが報告されています。企業は「もっとも持続可能な原料を利用している」などと説明していますが、ペレット工場に次々に丸太が運び込まれている様子が写真入りで報告されています。貴重なカリブー(トナカイ)の生息地である森林にも伐採が及んでいます。

  19. 廃材ではないということよ・・・。それをただ燃やすためだけにペレットに・・・。アホクサ。

  20. マレーシアやインドネシアから輸入したパーム油も、バイオマス燃料として、発電所で燃やされています。パーム油の需要急増は、原料となるアブラヤシ生産のための農園拡大により、熱帯林減少の原因になるのに加え、先住民族や地域住民の土地や森林を農園にしてしまったり、農園における労働問題が発生したりといった社会的な問題も指摘され続けています。持続可能性が確認されたRSPO(持続可能なパーム油のための円卓会議)認証油を使うとしている企業もありますが、RSPO認証油は供給量に限界があり、食品など従来用途の需要を満たすのに精いっぱいではないでしょうか。

  21. 日本はこいつには慎重だけどな。が、RSPOであっても発電に使うのは適切でないってことだ。

  22. 現在、FITの事業計画策定ガイドラインでは、燃料の持続可能性については触れられているものの、具体性がなく、とりわけ木質バイオマスに関しては、第三者機関による認証制度だけではなく、事業者団体による認定や、企業の独自による確認でも足りることになってしまっています(注3)。

  23. ザル・・・。

  24. 参考)バイオマス発電のFIT認定容量(2021年3月末時点)

  25. メタン発酵ガス:107,807kW

  26. 未利用材:561,384kW

  27. 建設廃材:94,210kW

  28. 一般廃棄物・木質以外:460,251kW

  29. 上記合計 1,223,652 kW (1.2GW)

  30. ここまででいいのよ。なのに・・・

  31. 一般木質・農作物残さ:6,738,709kW(6.7GW)「一般木質・農作物残さ」の多くが輸入燃料と考えられます。農作物残渣は、PKS(パーム椰子種子殻)です。

  32. しかも炭化処理すらしてないから、輸送費が無駄、発酵したり粉塵爆発したりで全国で問題を引き起こしている。

[13] 「日韓共同開発海域」に原油がある…勝手な名称「第7鉱区」の〝妄想〟権益で燃える韓国 ネットで大量賛同「対日戦争も辞さず」

  1. そりゃ本当に有ったら戦争にもなり得ますよ。油田ってそういうもの。

  2. 日本は戦争に備えておけばいいんです。他にすべきことも無し。

  3. 「第7鉱区」と聞いて、何のことだか分かる日本人は、ほとんどいないだろう。ところが、韓国では、この「第7鉱区」問題が過激に燃え上がりつつある。韓国ネットを見れば、「対日戦争を辞すべきでない」といった意見が賛同を大量に集めているのだから恐ろしい。

  4. 「第7鉱区」とは、韓国が勝手に言っている名称であり、大ざっぱに言えば、九州の西方に広がる大陸棚、「日韓共同開発海域」のことだ。国連アジア極東経済委員会が1969年、「原油埋蔵の可能性」に触れたのが始まりだった。当時は、陸地との連続性が大陸棚開発の権利国になる決め手だった(=九州の西側には海溝があり連続性がない)。それで、朴正煕(パク・チョンヒ)時代の韓国は「第7鉱区はわが権益」と宣言した。日本は「九州の西海域だ」と抗議したが、当時の国際法では不利な立場だった。しかし、韓国には海底探索する技術も資金もなかった。それで「共同開発海域」とすることで妥協の協定が成立したのだ。その協定の期限は2028年6月までだ。

  5. ところが、1982年の国連条約で、海底開発権限は、陸地との連続性ではなく、当事国間の中間線に変わった。それにより韓国は2028年6月以降、第7鉱区に関する権益をほとんど失う。第7鉱区は日本の意のままになる。

  6. そうした流れのなかで、米国のシンクタンクが04年、ここにサウジアラビアを上回る原油・天然ガスが埋蔵されている〝可能性〟がある―と、述べたことで、韓国が燃え出した。協定では、海底探査など開発事業は両国共同でなければ実施できない。日本が「経済性なし」と判断して海底探査に応じないので、韓国側は何もできない。これを韓国は「協定期限切れを待つ日本の悪知恵」と見ているのだ。韓国の有力メディアは、まるで「ノルマ制」でもあるかのように、このところ第7鉱区問題に関する〝身勝手な解説記事〟を順次掲載している。「このままでは日本に権益を奪われる」「産油国の夢が消える」と。米シンクタンクが実査したわけでもないのに、韓国は「原油がある」と妄想し、「対日戦争もあり得る」と幻想を重ねているのだ。日本のエリート官僚は「サウジを上回る原油があること」を知りつつ、じっと協定の期限切れを待っているのだとしたら…。私は「日本官僚絶賛」論者になる。(ジャーナリスト 室谷克実)

  7. 2028年までほっとけばいい。韓国が戦争を仕掛けてくるなら日本も準備しておけばいい。

[14] シカゴ穀物概況・1日

  1. 【米州総局】1日のシカゴ穀物市場で主要穀物はまちまちだった。大豆は上げた。前日におよそ3年ぶりの安値をつけた反動で買われた。小麦とトウモロコシは下げた。世界の主要産地で豊作傾向が続き、米国産の需要が伸び悩むとの見方から売りが優勢となった。

  2. 需要/供給予想はもちろん参考にされているでしょうが、だいたい原油と同じ動きをするんですよ。資産運用の手段ってこと。そういうもんです。

  3. 「そうじゃないかな?/そうかもしれないな?」って仮定して比較してみないとわからないんだろうけどね・・・。

  4. 需給にばかりとらわれがちになるのは専門家には有りがちなのよ。少し引いて見て背景に着目すればいいの。

[15] 水素燃料電池のクレーン稼働へ 世界初、米LA港で実証 三井E&S

  1. こういうのには燃料電池、いいよね。広範囲な水素供給網の整備もしなくていいし。港湾作業車も、環境のためと言うより港湾労働屋の健康のために、排気ガス出さないものにする必要が有るから(BEVが今のところ多いけど、充電に時間がかかってな。もしくは稼働時間が短いか・・・。)、水素自給できるようにする必要が有るし。

  2. 【ニューヨーク時事】港湾設備などを手掛ける三井E&Sと米子会社のパセコは、米カリフォルニア州のロサンゼルス港で水素燃料電池を搭載したクレーンの実証を近く始める。 ディーゼルの代わりに水素を用いることで、稼働に伴う温室効果ガス排出量をゼロにする。世界初の取り組みといい、将来的に国内外での普及を目指す。 港でコンテナを整理するために使われる門型のクレーンが対象。水素と空気中の酸素を反応させて発電し、動力源にする。大分市の工場で製造した1台をロサンゼルス港に搬入済みで、今後4年間の実証を通じて港湾関係者らにアピールする。

[16] バイオマス発電は「持続可能」か 急拡大で進む輸入依存 九州エネルギー考

  1. バイオマス発電は再生可能エネルギーとしての位置づけを保てるのか。間伐材や生ごみなど未利用の資源を燃料とする安定電源として急拡大してきたが、国内資源の供給が追いつかずに輸入への依存が進んでいる。燃料の製造や輸送の過程にも目を向けて「低炭素」との扱いを厳格化する動きが広がり、発電事業の前提は揺らぎ始めている。

  2. 森林保護の一環としての間伐材の利用とか、生ごみの処理とか、そういう範囲内でなら持続可能よ。コストは少しくらい高くてもよいわけ。補助金出しても良いわけ。

  3. ただね、これらと同じように補助金もらおうと思ってグリーンでもなく経済的でもない燃料を輸入するほどやらなくてもいいわけ。そんなもんが持続可能なわけないでしょう。馬鹿だね・・・。

[17] 大前研一「ニュース時評」 なぜトヨタは必死で「HVをアピール」しなかったのか CO2排出、EVの〝不都合な真実〟SDGsなら圧倒的にHV

  1. 電気自動車(EV)の成長が鈍化している。日米欧中など主要14カ国の2023年のハイブリッド車(HV)の販売台数は421万台と前年比30%増加し、EVの伸び率(28%)を上回った。値段が手ごろで車種も増えたHVの人気が高まったという。

  2. 高級車市場の飽和は想定内だ。

  3. HEVが再評価されたことは好ましいが、俺は無理してでもBEVシフトしたい国にはやらせればいいって考えでな。トータルで原油消費量が減らせればいいと考えている。

  4. そのためにはBEVシフトを減速させないことも必要で、そのために低価格BEVの市場投入が必要なんだよ。

  5. 私は以前から、EVが8割を占めるノルウェーなどについて、「充電設備の少なさと充電時間の長さ」「航続距離の問題」「タイヤの粉塵(ふんじん)」「バッテリーに必要なコバルトも紛争国のコンゴに頼っている」などの問題点を指摘してきた。

  6. 中国の電池はコバルト使わねえんだわ。で、今はこっちが主流になってきた。俺は久々に電池同好会に帰ってきた2014年からそれでやれつってるけどな。

  7. この〝不都合な真実〟をBBT(ビジネス・ブレークスルー)大学の「大前研一ライブ」で知った学生からも、「化石燃料由来の電力はエコにならないと感じた。トヨタのハイブリッドのほうがよっぽど現実的。送配電や蓄電技術の進歩で再生可能エネルギーの割合が増える過程で徐々にEVを進めていくべきだと思う」などという意見が多数届いた。数年前には、こんなことを言う人はいなかった。私たちはおそらく世界で唯一、「EVはまだダメ」と言っていたと思う。

  8. HEVのほうがcost effectiveだよとは俺も言っていたが(もちろん日本の自動車メーカーはそんな事わかってんだが)・・・:Electrochemical Impedance Analysis for Li-ion Batteries (2018).

  9. 高級車市場にBEVを投入するのは歓迎しているし(これで現在のシェア10%のうち半分くらいカバーできているんじゃないか?)、更に普及させるにはu-BEVなど小型のBEVがもっと必要だとも言ってる。BEVが駄目という話ではないんだよ、大前研一。全ては原油消費量削減・原油需給緩和・原油価格適正化のために有るんだよ、大前研一。

  10. 実際、この冬にアメリカのミシガン州などでマイナス20度以下に気温が下がったときにはテスラの墓場ができたと報道された。寒いところでは充電できなかった、補助ヒーターで温めないと時間がかかりすぎて長蛇の列となり、そこに捨てたままどこかに行ってしまった――という記事だ。

  11. スウェーデンのNorthVoltがリグニンを原料としたハードカーボンを負極に使うと言ってるのを聞いたことが有るかな?大前研一。ハードカーボンを使うとPC系溶媒を電解液に使える。これだと-20℃くらいなら使えるんだよ。また、BEVには少し難しいかもしれないが、PHEVくらいだったら何とかいけそうな酸化物系負極を使った東芝のSCiBのような電池もPC系溶媒が使える。俺は歓迎しないんだが、ナトリウムイオン電池もハードカーボン負極を使うのでPC系溶媒が使える。低温対策は可能なんだよ。

  12. 世界中の電気の7割は二酸化炭素(CO2)を出すことで生まれている。それを使って走らせたクルマを「エコ」だとうたっている。何かおかしいのではないか。

  13. おかしくはないんだよ、大前研一。天然ガスのほうが原油よりも地政学的リスクが低いんだよ、大前研一。再エネも増えつつあるしな。

  14. 私はかつてトヨタのHVシステム搭載のコンパクトSUV(スポーツ用多目的車)の「C―HR」を九州で走らせた体験がある。走りながら充電でき、極めて燃料効率がよかった。1000キロ以上走って、レンタカー会社に返すときに1回しか給油しなかった。300キロで1回の給油が常識なエンジン車に比べて、ガソリンの使用量は3分の1だった。この私の経験からも、あたふたと化石燃料を燃やした電気で充電するより、効率のいいハイブリッド車でしばらくは十分SDGs(持続可能な開発目標)だと思った。トータルでは、こっちの方が絶対いい。ただ、まだまだ世界的には知られていなかった。それがここにきて、使い勝手の良さに気がついたのだろう。実際、私はその後、C―HRを1台買ってしまった。これまで世界の潮流がEVに向かっていたのは、優れたHV車を製造しているトヨタ自動車が主要国でのロビー活動を怠っていたことも一因だ。トヨタは「FUN TO DRIVE,AGAIN.」(クルマの楽しさ)というスローガンを掲げているが、そんなトヨタこそ、「C―HRみたいなクルマこそ、実は地球環境全体に対しては優しい」ということを世界に伝える必要があったのではないか。

  15. トヨタが伝えてもトヨタのHEVが強すぎるから警戒されて効果が出ないよ、大前研一。

  16. そういった中で、2018年の暮れごろから散発的に話が出ていたらしいが、中国が2020年からHEV優遇に軌道修正したってのは非常に大きいんだよ、大前研一。

  17. 人間を動かすのはきれいごとでなく「欲」なんだよ、大前研一。老いたな、大前研一。

  18. 現在、トヨタの豊田章男会長は、ダイハツ工業や豊田自動織機などグループ企業の相次ぐ認証試験の不正などで批判されている。私が最大級で批判したいのは、自分たちの生んだ最高のクルマを、SDGsのうえでも最もいいということを世界中に認めさせる努力を命がけでしてこなかったことだ。

  19. トヨタは、遠慮がちなところも有るが、十分にやったよ、大前研一。勝手なこと言うな。

  20. EVにはいいところもたくさんある。発明家イーロン・マスクのことだから欠陥は克服するだろう。ただ、まだまだSDGsの面だけでなく極低温の充電など克服しなきゃいけない問題がいっぱいある。政府が補助金を出して購入を促進するという段階ではないのでは…ということだ。ビジネス・ブレークスルー(BBTch)の番組「大前研一ライブ」から抜粋。

  21. たいして普及しないだろうから補助金を出すんだろうな。増え始めたら補助金制度も変えるよ、日本政府。

  22. 大事なことだが、今、技術が不完全であってもBEVシフトを減速させないってことも必要なんだよ。全ては原油消費量削減・原油需給緩和・原油価格適正化のためなんだよ。原油価格が日本経済の与件だからだ。中国にとってもそうだ。インドもこれからそうなる。

[25] 言葉知り居場所得た アセクシャル公表 東友美さん 相模原市南区 (msn.com)

  1. 町田市議会議員の東友美さん(39)は、他者に恋愛感情や性的欲求を抱かない「アセクシャル」を公表している。「大人になってから『アセクシャル』という言葉を知った。人との違いを責めていた中で救われた気がした」と東さん。「言葉自体が居場所になる」と、政治家として当事者として、セクシャルマイノリティーの周知や相談支援の充実に取り組む。友人たちの恋愛の話、性的なことに興味関心を抱く気持ちに「ついていけなかった」と東さんは振り返る。嫌悪感こそ抱かないものの興味がわかず、疎外感を感じたことも、友人関係がうまくいかないこともあった。大学生の頃には、周りが経験していることに挑戦しようと、男性と交際してみたことも。「恋愛として向き合う相手と、自分とのテンションの差がすごくあった」。相手を傷つけてしまったという反省は、自己否定する気持ちに拍車をかけた。東さんは2018年2月の町田市議会議員選挙で初当選。議員として、LGBT差別解消に向け活動していた際に、LGBT専門家に出会ったことで「アセクシャル」という言葉を知った。当時34歳。思春期の頃から抱いてきた「なんで私はこうなんだろう?」という自己否定的な思いが、救われた瞬間だった。

  2. 恋愛感情はともかく、ムラムラすらしない人もいるんだね・・・。

  3. 俺は中学生の頃には「ちゃんと」ムラムラはしていたので、新しい発見だ・・・。

  4. 個人の尊重大切に 同年9月議会の一般質問で「アセクシャル」を公表。「今まで良い人に出会ってないだけじゃない?」「新しい言葉を作るから世の中が混乱する」という反応もある中、「自分も当事者」という声も。「『アセクシャルという言葉を知ることができて良かった』という反応が一番うれしかった」とほほ笑む。市議会議員は2期目。町田市のLGBTQの専門相談窓口の設置やパートナーシップ宣誓制度の導入などを呼び掛け、実現させてきた。「東京都が導入しているのだから、町田市として宣誓制度の導入はいらない」という意見もあったが、「市として、マイノリティーの人を当たり前の存在として受け止めるという意思表示をすることに意味がある」と東さん。「大学生、高校生と接していると、LGBTQに対していい意味で気にしていない世代だと感じる。個人を尊重しどんなセクシャリティに対しても特別な感情を持たずに受け止める世の中を目指したい」と話した。◆パートナーシップ制度の導入が23年7月までに県内33市町村で完了した。制度に関わる性的少数者当事者の声を4回にわたって取り上げる。


日本の製造業がなんとかもっている時は、国内二重経済を維持するのに日本の後進国性は必要と思っていたが・・・

  • もちろん、俺が二重経済の「奴隷側」でなければって条件付きだったけどね。

もう必要無いんじゃないかなと思うんだよね・・・日本の後進国性。

「新しい言葉をつくるから世の中が混乱する」って呆れた反応だと思うけど(笑)。

  • なんか、北朝鮮に拉致された人が洗脳を解く工程の中で「俺の今までの人生を否定するのか?」って抵抗を見せたのに似ているような気がするんだけどな・・・。

大学生、高校生はまだ社会からの洗脳・強要(これがたいてい「企業からの社畜化洗脳・強要」なんだが(笑))を経験してないからなんだろうね・・・。ただ、もう少し上の世代の洗脳を解いておかないとこいつらが社会に出てから・・・。

ということで、こいつは終わらせないといかんだろうな:二階発言「“産まない方が幸せ”は勝手な考え」「食べるのに困る家はない」に怒り広がる 野田聖子氏は「二階先生では若いママの代弁はできないでしょ?」と本音を明かしていた。 自民党の二階俊博幹事長は6月26日、東京都内での講演後の質疑の際、「このごろ、子どもを産まないほうが幸せに(生活を)送れるんじゃないかと、(一部の人は)勝手なことを自分で考えてね」と述べた。子どもを持たない家庭を批判したとも受け取れ、波紋を呼んでいる。TBSラジオによると、二階氏は、講演の参加者から「自民党と政府が一体になって、早く結婚して早く子どもを産むように促進してもらいたい」といわれると、「大変、素晴らしいご提案だと思います」などと以下のように発言したという。......そのことに尽きると思うんですよね。しかし、戦前の、みんな食うや食わずで、戦中、戦後ね、そういう時代に、「子どもを産んだら大変だから、子どもを産まないようにしよう」といった人はないんだよ。この頃はね、「子どもを産まない方が幸せに送れるんじゃないか」と勝手なことを自分で考えてね。国全体が、この国の一員として、この船に乗っているんだからお互いに。だから、みんなが幸せになるためには、これは、やっぱり、子どもをたくさんを産んで、そして、国も栄えていくと、発展していくという方向にみんながしようじゃないかと。その方向付けですね。みんなで頑張ろうじゃないですか。食べるのに困るような家はないんですよ。実際は。一応はいろんなこと言いますけどね。今「今晩、飯を炊くのにお米が用意できない」という家は日本中にはないんですよ。だから、こんな素晴らしいというか、幸せな国はないんだから。自信持ってねという風にしたいもんですね。

ということで、マジか、二階(笑):書籍を「爆買い」していた二階俊博氏、モヤモヤ感は晴れるどころか… 会見せず書面で幕引き図る無責任さ:東京新聞 TOKYO Web (tokyo-np.co.jp) 自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受け、二階俊博・元党幹事長(84)の資金管理団体が訂正した政治資金収支報告書が議論を呼んでいる。2020~22年の3年間で、計約3500万円もの書籍代の支出を追加したためだ。二階氏側は14日になって、書籍代の内訳と領収書を公表したが、内容を見ると疑問は膨らむばかり。説明責任を果たしたと言えるだろうか。(木原育子、山田祐一郎)◆17タイトル3万冊に3500万円 二階氏の政治資金管理団体「新政経研究会」は裏金事件発覚後の先月、2020〜22年分の収支報告書を訂正。今月14日になって、二階事務所は自民党本部の記者クラブ宛てに「政治資金の使途について」という題名の説明文と書籍購入時の領収書などを公表した。 領収書や明細書によると、3年間で約3500万円の「爆買い」をした書籍は17書籍、3万冊近くに上る。 書籍別最高額は「ナンバー2の美学 二階俊博の本心」。21年1月27日、国会内のりそな銀行支店から5000冊分計1045万円が、出版した財界通信社(東京)に振り込まれた。その1分前には、和歌山放送が手掛けた「地元メディアが見た二階俊博 力の源泉」の3000冊分275万円が同放送に振り込まれていた。

ププッ(笑)。なんか恥ずかしい本だな(笑)。

いや、もう、議員辞職してもらわなイカンで、二階:【一覧】自民党「裏金」調査 最多は二階俊博氏 85人が記載漏れ、誤記載を申告、5年で計5.7億円超:東京新聞 TOKYO Web (tokyo-np.co.jp) 自民党は13日、派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けて、党所属の全ての国会議員らを対象に実施したアンケートの集計結果を公表した。 集計結果によると、政治資金収支報告書への記載漏れや誤記載があったのは85人。このうち3人は現職国会議員ではなく、選挙区支部長だった。 記載漏れや誤記載の額は、2018~2022年の5年間について、85人の総額で5億7949万円。議員、支部長ごとの額も公表しており、最多は、二階俊博元幹事長の3526万円だった。取り敢えず、この件については二階の首一つで手を打つってことでどうだろう?

あるいは、自民党、野に下るか?:1日274万円の “裏金”…二階元幹事長の政策活動費50億円に岸田首相「確認するまでもない」答弁で怒りの声(SmartFLASH) - Yahoo!ニュース 2月5日におこなわれた衆院予算委員会で、自民党の政治資金問題についての質問が相次いだ。そのなかで、「政策活動費」についても、野党議員が岸田文雄首相に厳しく迫る場面があった。「政策活動費は領収書のいらないお金ですよね。それを受け取った企業も、自由民主党の幹事長から受け取ったとか、そういうのを表に出せないということ。つまり裏金なんですよ、これは。5年間で50億円近い、巨大な裏金が存在しているということ。領収書がいらない “合法的な裏金” をつくることができるというのは、政治資金規正法の考え方に反していると思うが、いかがか?」こう質問したのは、立憲民主党の岡田克也幹事長だ。 政策活動費とは、政党から政治家個人に支出される政治資金で、使途の公表義務がないため、「抜け穴」「裏金の温床」と指摘されてきた。2016年から5年間、自民党の幹事長を務めた二階俊博氏は、その間に約50億円の政策活動費を受け取っていたとされる。 これに対し、岸田首相は、「使途を公開すれば、自民党の活動と関わりのある個人のプライバシーや企業・団体の営業機密を侵害する。また党の戦略方針が他の政治勢力や諸外国に明らかになる」 と、使途の公開に慎重な姿勢をみせた。 続けて質問に立った立憲民主党の井坂信彦氏は、「二階幹事長は年間約10億円の政策活動費を受け取っていたが、毎年使い切っていたのか?」と質問。これに対し岸田首相は、「二階元幹事長については、党勢拡大、政策立案、調査研究、こうした政策活動費の目的に沿って、すべて政治活動に適切に使用されていると認識している」と応じた。井坂氏はさらに「毎年、使い切っていたのか確認はしたか?」「電話一本でもいい、毎年使い切っていたのか、なぜ確認しないのか?」と迫るが、岸田首相は「確認するまでもなく、適切に使用されているものだと認識している」と繰り返した。こうしたやり取りに対し、SNSでは《いやいやいや 50億も何に使ったか 国民は知りたいと言っている》《確認しろよ!これ、使途公表不要なんだよ!1人の政治家が5年間で50億円も何に使ったんだよ!おかしいだろ!》《すげえな二階氏、5年間で50億の政策活動費という「お小遣い」》 5年間で50億円は、1日あたりだと約274万円になる。前明石市長の泉房穂氏は、2月3日の「X」で《『政策活動費』という名前だが、実態は「政策とは無関係の裏工作のためのお金」で、“表の裏ガネ”みたいなものだ。二階幹事長は50億円も受け取っていたとのことだが、そんな巨額の『政策活動費』を使って、いったいどんな素晴らしい政策を作ってこられたのだろうか・・・》と指摘している。「知らぬ存ぜぬ」は通用しないだろう。この件については二階の首一つで手を打つってのがいいような気がするんだがな・・・。


by T. H.



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[1] Materials/Electronics

  1. Fermi Level (2018).

  2. Vacuum Polarization, and Polariton (2018).

  3. Current Status on ReRAM & FTJ (2023).

  4. Fermi Level 2 (2023).

  5. Vacuum Polarization, Polaron, and Polariton 2 (2023).

[2] Electrochemistry/Transportation/Stationanergy Storage

  1. Electrochemical Impedance Analysis for Li-ion Batteries (2018).

  2. Electrochemical Impedance Analysis for Fuel Cell (2020).

  3. Progresses on Sulfide-Based All Solid-State Li-ion Batteries (2023).

  4. 国内電池関連学会動向 (2023).

  5. Electrochemical Impedance Analysis for Li-ion Batteries 2 (2023).

  6. Electrochemical Impedance Analysis for Fuel Cell 2 (2023).

[3] Power Generation/Consumption

  1. Electric-Power Generation, Power Consumption, and Thermal Control (2020).

  2. H2 & NH3 Combustion Technologies (2020).

  3. Electric-Power Generation, Power Consumption, and Thermal Control 2 (2023).

  4. H2 & NH3 Combustion Technologies 2 (2023).

[4] Life

  1. Home Appliances I (2021).

  2. Home Appliances II (2021).

  3. Home Appliances III (2023).

[5] Life Ver. 2

  1. Human Augmentation (2021).

  2. Vehicle Electrification & Renewable Energy Shift I-LXXXI (2022).

  3. Human Augmentation II (2023).

[6] 経済/民主主義

  1. 経済/民主主義 I-LIX (2023).

  2. 記事抜粋1-153 (2023-2024).


Published Articles' List (2004-2005, 2008-2011, 2015)

  1. researchgate.net

  2. Google Scholar

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