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テンカラという渓流スタイルで自然を愉しみながら「決断力」を養う。

釣りという本気の遊び

釣りという本気の遊び。4年ほど前から始めた釣り。釣りといっても色々ありますが、私が嗜んでいるのは渓流釣り(フライフィッシング、テンカラ、ルアーなどがあります。)はテンカラという日本古来(江戸時代)からある釣りの手法です。

そもそも仲間で渓流釣りをする人がいたこともあり、始めたのがきっかけですが、その奥深さは人生をかけてやるべき世界だと思いこちらも一生続けるつもりです。

渓流釣りは自然で釣れるシーズンが決まっており、9月~3月が禁漁期となります。よって、3月1日~9月31日までワンシーズンになります。現在、釣りおバカカルテットという釣り好き男子コミュニティで毎年禁漁期に入った後、竿の納会なるものを開催しています。

テンカラというスタイルで身につく決断力について

このテンカラというスタイルについて簡単に解説しておきたいのですが、この釣法、道具がすごくシンプルなところが魅力です。さらに釣り方は奥深い。日本の茶道や弓道にもつながるシンプルな動作のワザを磨くことでどんどん上達する釣りだと思います。これは仕事などにもつながってくる感じがしていて、様々な自然条件を読みながら、魚に向き合うというシンプルな行為は、仕事の上での判断力を養うことに繋がっているように思います。道具を整え、その場の状況に応じた判断をしながら渓流を釣りあがるテンカラは、五感を使いながらどの瀬を狙うか、どのようにアプローチするか?どこまで上がっていくかかど、決断の連続。この感覚は狩猟に近いものがありますが、仕事の上でも直感的な判断力を養うことに繋がっているように思います。

道具は、めちゃくちゃシンプルで、下記の通り
①竿
②糸
③毛バリ
以上。

テンカラは海外でも人気になっており、パタゴニアもテンカラスタイルをリスペクト下竿を販売しています。

フライ・フィッシングではリールを使用しますが、テンカラはリールを使わないのがフライフィッシングとの大きな違い。これはヨーロッパと日本の川の地形的な特徴の差に対応していると言われます。フライ・フィッシングは流れの緩やかな川で発達した釣り方であり、瀬が多くて狭い日本の川で発達したテンカラ釣りでは、遠くを狙えない代わりに近くの瀬などでは手返しが早くなるなどの利点を追求した釣りスタイルで、日本の地形に合う理にかなった釣り方です。

その分アクティブな攻める釣りで、ほぼ沢登りに近い形でどんどん渓流を登っていくスタイルになり、狩猟に近い感覚を味わえます。(これがまた楽しい)普段、仕事では目や頭は使っていると思うのですが、全身の五感を使って判断をしながら釣りをするテンカラは、普段使っていない細胞を呼び覚ましている感覚になります。その分リフレッシュ感もものすごくあります。


簡単に釣れないからこそ楽しい!テンカラ+野営+料理

このテンカラ、技術的な習得は熟練が私の場合必要でした。ほぼ2年ほど魚が釣れないという修行。釣り仲間にテンカラ師がいなかったこともありYouTubeで勉強しながら実践するというやり方でしたが、上達のコツをつかむのが当初は難しかったですが、道具の問題ではなく①キャスティング(竿の振り方)、②魚への近づき方に自分は大きな要因があったと振り返ると分かります。テンカラを始めたいという方は、経験者と一緒に釣りをすると改善が早いので、おススメです。

当初釣れなかったこともあり、途中から料理を組み合わせることで自己満足度を上げる作戦にw
このあたりとても重要な視点で、自然と向き合いながら楽しむためのスタイルを自分なりに見つけていく行為も楽しさの一つでもあるかと。釣りだけを目的にしてしまうとその周りにある要素が見えなくなり、継続することが難しくなります。

キャンプをすれば、お酒も楽しめる

釣れなくても楽しい、そしてキャンプする楽しみも釣りの後にご飯を食べる楽しみ。キャンプするだけより数倍楽しい時間が生まれます。


水の流れにも癒されます
珈琲の時間も充実

そして、そのうち釣果もでるようになると満足度はさらに倍増します。

九州はアマゴがメイン。この時は珍しいイワナが!
20センチより小さな渓流魚はリリースしましょう♡


仲間で愉しむのもよし
ソロ活動も楽しいです。


渓流釣り+サウナ幸せの繰り返し

さらに、釣りにサウナを組み合わせると幸せの繰り返しになることが分かりましたw
釣りの時間帯として、やはり朝間詰め、夕間詰めといわれるように、夜明け間際、夕闇間際が一番魚が釣れる時間帯でもあります。(鳥などの外敵から身を守りやすく昆虫等を捕食できるからかと思います)夕方から川に入り、そのあと、サウナを愉しみ、お酒と食事、一泊して、朝5時から川に入る。これを幸せの繰り返しとと名付けています。人生のゴールデンタイムになること間違いなしです。


友人が運営(指定管理施設)している「廃校」をリノベーションした大分県豊後大野LAMPの近くの川上渓谷(LAMPからは歩きでも10分以内に川に入れる距離!!)



豊かでシンプルな渓流Lifeを!
テンカラの奥深さを知るにはこちらの書籍もおススメです。







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