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今からちょうど2年前、映画撮影中に自分に宛てた手紙

今からちょうど2年前。映画撮影中に書いた手紙が出てきた。
誰かに宛てたというよりも自分に向けて書いたような文章。
制作にかかった5年間、ずっと持ち続けた信念。


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なぜ、いま、この映画か?

大地やいのちを汚すことをやめて、どうやって守っていくかとうことよりも、なぜか新たな争いや開発の必要性が聞こえてくる、そんな6年だったかと思います。

3.11の反動からつくった前作『スーパーローカルヒーロー』は、
「個々が自分の意思と責任で、身近な人のために行動を起こすことで小さな平和を創り出すこと」
を表現したつもりです。

今作はそこからさらに踏み込んで
「自分とは違う価値観・境遇の人を、どうすれば自分と同じ人間として感じられるか」
という問いからスタートしました。

人種、国、思想、宗教…すべてはコトバが生んだ隔たりであって、本当の意味で分断をなくし多様性を実現するには、コトバの議論だけでは限界があるように感じています。
平和も戦争もただのコトバ。
僕が映画を使って表現したいのは、コトバのもつ隔たりを超えて、想像し、感じられる自分を得ること。ある呪縛から解き放たれること。
今回の映画でそのきっかけをつくりたいと思っています。
達成できるかは分かりませんが、僕は自分の信じる道を歩み続けます。
映画や芸術にはその力があると信じています。

2017年10月10日
田中トシノリ


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偶然にも、現在実施中のクラウドファンディングが終わる9月30日の10日後の10月10日に書いた文章。

この思いを込めた映画は僕の想像を遥かに超えた形で完成した。


いま世界に必要なのは「つながり直す」こと。


僕が映画に込めたビジョンは、いま、多くの人にひびきはじめた。僕の手をはなれ、世界に向かって自由に飛び立とうとしている。


多くの人にご覧いただきたい。

ぜひ日本全国で上映したい。

コトバの隔たりを超えて、つながり直すために。

日本と韓国、世界各地でも。


そのための資金を9/30まで集めてます。

まずは予告編だけでもご覧ください!


共感いただけましたら、どうぞご支援・シェア・拡散、ご協力よろしくお願いします!


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LITTLE CREATURESの青柳拓次が出演・サウンドデザインを手がける、田中トシノリ監督(「スーパーローカルヒーロー」)の最新作「サークルボイス(仮)」。
世界に様々な分断が生まれている現在だから見たい、人と人、人と自然が声を重ねる映画。
全国上映を実現させ、日韓、そして世界各地でつながりの輪を広げたい!
クラウドファンディング終了まで残りあとわずか。
皆様のご支援が頼りです!

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※手渡し・銀行振込も可能です!(utashimasya@gmail.com)までご連絡ください。

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