としべえ@ぷち作家

「としべえ」とお呼びください。 ☆物好きな物書き。 ☆全文無料・投げ銭方式。 ☆瞑想好…

としべえ@ぷち作家

「としべえ」とお呼びください。 ☆物好きな物書き。 ☆全文無料・投げ銭方式。 ☆瞑想好きの奥さんと二人、北インド・ハリドワルに大体います。[2022.10.14] ☆いい加減な自己紹介→http://tinyurl.com/tbuuBdoor

マガジン

  • 浜辺でいろいろと拾った。

    ノートで拾ったお気に入りを置いておきます。

  • legosigno

    個人的な栞(しおり)として皆さまの作品をピン留めしております。ヒマなときに見てもらうと、ひょっとしておもしろいかも。

  • ことのは屋とし兵衛・作品集

    昔書いたものへのリンクも含めて小説、エッセイを収録しています。最近のものも入れ始めようとして……(以下略)。

  • 茫洋流浪

    宇宙のど真ん中で、いつまでも今、言の葉を紡ぎます。

  • たまのは、あるいは極短詩逍遥。

    山頭火や放哉風の発句集……のはずが、人さまの言葉を勝手に切り取ったコメントやら何やらの収集になってます。

最近の記事

  • 固定された記事

[0円小説] 虹色の人生

大爆発が起こる前の、何ものも存在しないただ一点の時空から、まったく唐突にこの宇宙が生まれたとする創世神話を信じるのが合理的な態度だというのならば、それ以外のありとあらゆる奇怪な創造の物語を信じることも同程度には合理的なのだと、ジロウは考えていた。 例えば合州国の原理主義的キリスト者の人々は、進化論を否定していると聞く。けれども、進化論を否定することは別に非合理的な態度ではない。万能の神が存在して、過去のある時点で「あたかも生物が進化してきたかのように見える形で」この世界を創

有料
200
    • その日暮らしの記、今日で一旦更新打ち切り。続きはどうしようかな。 こういうのが読みたいとか、こういうところがおもしろかったとか、お言葉いただけたら幸いです。 https://note.com/tosibuu/n/nf9a134b16aa2

      • その日暮らしの記、三日坊主にもならず、1週間継続。 さて明日からはどうしようかしら。 https://note.com/tosibuu/n/nf9a134b16aa2

        • その日暮らしの記、3日目書きました。 明日も書けるか、3日坊主で終わるか、さてどうなりますことやら。 https://note.com/tosibuu/n/nf9a134b16aa2 [写真はデリーのバイラワ神]

        • 固定された記事

        [0円小説] 虹色の人生

        • その日暮らしの記、今日で一旦更新打ち切り。続きはどうしようかな。 こういうのが読みたいとか、こういうところがおもしろかったとか、お言葉いただけたら幸いです。 https://note.com/tosibuu/n/nf9a134b16aa2

        • その日暮らしの記、三日坊主にもならず、1週間継続。 さて明日からはどうしようかしら。 https://note.com/tosibuu/n/nf9a134b16aa2

        • その日暮らしの記、3日目書きました。 明日も書けるか、3日坊主で終わるか、さてどうなりますことやら。 https://note.com/tosibuu/n/nf9a134b16aa2 [写真はデリーのバイラワ神]

        マガジン

        • 浜辺でいろいろと拾った。
          152本
        • legosigno
          179本
        • ことのは屋とし兵衛・作品集
          26本
        • 茫洋流浪
          25本
        • たまのは、あるいは極短詩逍遥。
          141本
        • 詩作集・天網恢恢
          35本
          ¥100

        記事

          その日暮らしの記 -- あるいは能なき男の用なき日乗

          2024年3月・中2024-03-11月 大震災から13年 大震災から13年、日本を離れてインド辺りをうろうろしてるのは、それがきっかけとも言える。 北インドの聖地ハリドワルの巡礼宿の一室で、寝台に寝転がって今日も日がな一日ネット遊びに打ち興じている。 何ということもなく今日から、そんな無用の時の流れの合間に浮かぶ言葉をつづってみようかと。 [bsky.app に同時投稿] 2024-03-12火 気持ちのよい目覚め とても気持ちのよい目覚めだった。悟りというのは、世

          その日暮らしの記 -- あるいは能なき男の用なき日乗

          下記記事へのコメントはこちらによろしくお願いします。 --- [0円小説] 蜜蜂の幸、あるいはヒマラヤのそぞろ神に呼ばれて https://note.com/tosibuu/n/n2c6bd282cf1c

          下記記事へのコメントはこちらによろしくお願いします。 --- [0円小説] 蜜蜂の幸、あるいはヒマラヤのそぞろ神に呼ばれて https://note.com/tosibuu/n/n2c6bd282cf1c

          [0円小説] 蜜蜂の幸、あるいはヒマラヤのそぞろ神に呼ばれて

          しばらく曇天の日々が続いたあとに、夜半の雷雨が大気中の夾雑物を洗い流した。 ポカラの空は今朝、見事なまでに晴れ上がって、ヒマラヤの山々を優しく抱いている。 ネパールの中部に位置するポカラは、8,000メートル級の最高峰が聳え立つアンナプルナ連峰を間近に臨む、風光明媚な街である。 夢見探偵を名乗るアナタ・ジロウと妻のムーコは、年越しにも二週間ポカラに滞在したが、一旦インドのハリドワルに戻って用事を済ませたのち、二月に入って再びこの地を訪れていた。 朝の七時すぎ、三面に窓

          有料
          200

          [0円小説] 蜜蜂の幸、あるいはヒマラヤのそぞろ神に呼ばれ…

          さよならヒマラヤまた会う日まで #今日はインドとの国境の街バイラワに向かいます

          さよならヒマラヤまた会う日まで #今日はインドとの国境の街バイラワに向かいます

          [0円小説] 思い出の深まるところ

          1. 祖父のいる風景記憶に残る一番古い夢。 ジロウには、そんな特別な夢にまつわる想いがある。 子どもの頃に一つ家に住んでいた父方の祖父サキタロウが、その夢には出てくる。 祖父に対する子ども時代の印象は決してよいものとは言えない。それなのに、祖父の出てくる夢をなぜそんなふうによく覚えているのか、ジロウは長らく不思議に思っていた。 祖父は晩年はっきり言葉を発することができなくなった。祖母には先立たれていたので、ジロウの母に何か用事を頼もうとするのだが、察する力の弱い母が分

          有料
          200

          [0円小説] 思い出の深まるところ

          演奏で太陽や月に影響を及ぼす。 呪術的には当たり前の考え方だけど、それをSFとして書く。 酉島伝法は想像力のホームラン王ですな。 --- 酉島伝法(とりしま・でんぽう) 「奏で手のヌフツレン」 ⇓⇓⇓ https://amzn.to/3vBD2I9 #おすすめ本

          演奏で太陽や月に影響を及ぼす。 呪術的には当たり前の考え方だけど、それをSFとして書く。 酉島伝法は想像力のホームラン王ですな。 --- 酉島伝法(とりしま・でんぽう) 「奏で手のヌフツレン」 ⇓⇓⇓ https://amzn.to/3vBD2I9 #おすすめ本

          xッタ代替のサイトとして(一部で)期待されているブルースカイ、招待コード5つあります。じき廃止されるらしいので(つまり誰でも入れるように公開されるんだろな)、一般公開前のブルースカイを覗いてみたい人はお声をかけてください。

          xッタ代替のサイトとして(一部で)期待されているブルースカイ、招待コード5つあります。じき廃止されるらしいので(つまり誰でも入れるように公開されるんだろな)、一般公開前のブルースカイを覗いてみたい人はお声をかけてください。

          下記記事への感想はこちらのコメント欄へよろしく! --- [0円小説] 幻詩人の小径 https://note.com/tosibuu/n/n3b0c0975973c

          下記記事への感想はこちらのコメント欄へよろしく! --- [0円小説] 幻詩人の小径 https://note.com/tosibuu/n/n3b0c0975973c

          [0円小説] 幻詩人の小径

          ☆あらすじ今から六十年ほど前のこと、高度経済成長謳歌していた日本の東京世田谷に生まれたジローは、数奇な運命を辿り、妻のムーコとともに南アジアの明るくも騒がしい迷宮を彷徨っていた。 カフカ的不条理の試練を乗り越えインド脱出に成功したムーコとジローをネパールで待っていたものは、世界経済のおこぼれ景気(トリクルダウン)によって煤煙まみれとなってもなお白々と輝く神々の座ヒマーラヤの高峰たちであった。 0. みっつの宝珠一飛びに千里を飛べる長靴(ブーツ)、着れば姿の隠れる外套(マント

          有料
          200

          [0円小説] 幻詩人の小径

          ネパール・ルンビニ朝5:48、立派なバスでカトマンズへ向かう。#茫洋流浪

          ネパール・ルンビニ朝5:48、立派なバスでカトマンズへ向かう。#茫洋流浪

          昨日無事ネパールのルンビニに到着して、ほっとしてます。 あさってにはカトマンズへ。 写真はお釈迦さま生誕地の仏教史跡公園。遥か彼方に日本山妙法寺が建てた白いストゥーパが小さく写ってます。 下記記事への感想はこちらのコメント欄へどうぞ。 https://note.com/tosibuu/n/ncd0caedd8d2e

          昨日無事ネパールのルンビニに到着して、ほっとしてます。 あさってにはカトマンズへ。 写真はお釈迦さま生誕地の仏教史跡公園。遥か彼方に日本山妙法寺が建てた白いストゥーパが小さく写ってます。 下記記事への感想はこちらのコメント欄へどうぞ。 https://note.com/tosibuu/n/ncd0caedd8d2e

          [0円小説] ゴラクプルの落伍者

          旅に倦んで夢は荒れ地に枯れ果てる ジロウの頭にそんな句が浮かんだ。 天竺(インド)政府の陰謀にハマったのだ。 国民年金の記録を抹消して年金の支出を減らそうとするニホン政府のやり口もセコいとしか言いようがないが、脇の甘い旅行者を狙い打ちする天竺の官僚のやり口もなかなかのものだ。 --- --- --- だってちょっと聞いてくださいよ、あなた。 ぼくらの電子ビザは2022年7月の発行で、通知された電子メイルには、一回当たりの滞在が180日という制限は書かれているけど、

          有料
          200

          [0円小説] ゴラクプルの落伍者