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長男甘える次男生誕の日(2023/10/2)

これは育休前、育休中、育休後の2023年8月10日から2024年3月5日に僕が付けていた日記を、振り返りながら、1日分を毎日更新しているものです。(53日目)


 11時26分、ジーナン3132gで誕生。ワン氏はカカが朝早く病院に出発した直後こそ泣きわめいていたが、その後は気持ちを切り替えて最後まで出産に立ち会うことができた。(分娩室に入った瞬間「こわい、かえる」と言ったのは、括弧内にしておいてあげよう。)ワン氏らしかったのは、しっかりした格好をしなければいけないと思ったのか、
「ぼうしをかぶりたい」 
と言っていたことだ。余談だが、僕もワン氏もカカの肩口から戦況を見守っていたのだが、あれは最前線、ライブで言ったらアリーナ席、つまり助産師さん側から見守る人もいるのだろうか?ワン氏の時も僕はカカの肩口からの応援だったのだが、これが最後の立ち合いと考えたら、最前線から見守るべきだったかと少し後悔している。カカ曰く、ダメージは前回よりも少なそうということで、何は無くとも母子ともに元気で安心した。
 立ち合い後に感想を求めると、現在「色ブーム」のワン氏は
「くろかった」
と一言。(確かに生まれた直後で少しどどめ色ではあった。)ジーナンの名前をしっかりと覚えた後も、名前を訊ねると
「くろっ!!」
と返すなどさっそくお兄さん風を吹かせていた。
 不安であった夜については、何とワン氏の方から
「いっしょにたおるけっとはいろ」
とお誘いがあった!しかもワン氏は僕の胸に体を預け、20分後には寝息を立てはじめたのだ!!(その後何度も起きたのは、括弧内にしておいてあげよう。)
 父は幸せであった。

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