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果たして人類はどこに向かってるんだろうと思いながらピザデリバリーをした話

タイミーでのバイト7回目
今回はピザのデリバリーをした

業務内容は簡単で、ピザを店で受け取って車で届ける、という作業の繰り返しだった

①まず驚いたのは1人暮らしでピザを頼む人の多さ。
Mサイズのピザ1枚とドリンク1本で約2000円…

僕はパーティーの時にピザを食べたことがあるが、デリバリーはしたことがない。持ち帰りなら半額になるので、その時も持ち帰りにした。札幌市内はどこでにもピザ屋があるので持ち帰りにしてもそんなに距離はない。

だからそれには驚いた。そんなに出かけたくないのか⁉って。まあ今日は雨だったけど…

自分で料理したら楽しいし、買い物で外出するのは気分転換になる。
僕は全くデリバリーを利用する気にはならないけど、確かな需要があるから、このサービスが存在する。
自分が全く必要と思わないサービスが流行ってるって不思議な感じだ。


②デリバリーって非効率

僕は大体1,2件デリバリーして、店に帰って、ピザを受け取ってまたデリバリーに行った。同じ道を車で繰り返し通った…

もし札幌が1つの村だったら、「今日はピザをみんなで食べよう」ってノリになって、みんなに一斉にピザを配れるのになあと思った。
そうしたら一人当たりの値段も安くなる。

例えば、アフリカ、ガーナの村では、住人は長屋に暮らしている。
長屋の住民、皆で同じ料理を作って食べる。

昨夏、僕が訪問した、エンプレッソアマンフロム村

話をピザに戻す。
僕が非効率に働いてる分、ガソリン代、車の維持費、人件費などでピザの値段は高くなっている。

資本主義が進んで、村社会が終わって、核家族化が進んだ結果がこれだ。
都会に住んで、稼いで、家で注文して、1人暮らしの家で高いピザを1人で食う。そんな暮らしでいいのか、日本人よ…

③置き配という便利で寂しい仕組み
コロナの名残で置き配というのがあった
僕は家の前にピザを置いて、客と一言も話さずに立ち去る
まあ便利で楽だけど…
こういうコミュニケーション能力が必要ない仕事はドローンや自動運転に取って代わられるらしい。

置き配指定は5人に1人くらいだった。
ピザを直接渡す時(置き配じゃない時)、「ご苦労様です。ありがとうございます。」とお客さんが言ってくれると、やはり嬉しい気持ちになった。

④ピザハットは人の生活を豊かにしたか?

ピザハットは超一流企業だ。世界で最も店舗数が多いピザ屋らしい。
たしかに、海外旅行中、どこに行ってもピザハットはあるがする。

資本主義的に見ればピザハットは大成功。人々はスマホで簡単に便利にピザを注文しいつでも食べられるようになった。

でも、それでいいのか⁉
「生活が便利になる」と「生活が豊かになる」ってのは別の話だなーと改めて考えた。

人の生活を豊かにするような仕事がしたい!

色々あって今、僕は金髪坊主なので、できるバイトが少ない


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