TikTokでバズる「熱帯夜」について考察してみた

7月に入り、完全に夏モードになってきた日本列島。
"熱帯夜"も増えて寝苦しくHOTな日が続いていますが...
そんな中、RIP SLYMEさんの「熱帯夜」がTikTokでバズっているとの情報!

その要因を私なりに考察してみました!
※正直なところ、色々な要因があるなと個人的には考えているので
 こんな考え方もあるのだなと思っていただけると幸いです。


前段

そもそも、RIP SLYMEさんの「熱帯夜」
いつリリースの楽曲かご存知でしょうか??

実は「2007年7月25日」 
今からなんと16年前の楽曲なのです...!

昨今、懐かし楽曲がバズることが多々ありますが、
最近バズった懐かし楽曲といえば…

松原みきさん 「真夜中のドア ~stay with me」

田島貴男さん 「Original Love – 接吻」

PAFFYさん 「愛のしるし」

が有名ですが、、、

今年は「熱帯夜」がバズる結果になり、個人的に嬉しいです!!
※昔から好きな楽曲だったので(*´з`)/

~ ことの始まり ~


2023年5月にまで遡ります

◎2023年5月17日
 Bill borad JAPAN TikTok Weekly Top20 第13位にチャートイン。

そこからなんと10週連続での Bill borad JAPAN TikTok Weekly Top20へ
チャートインを記録。

☞空前絶後の「熱帯夜」ムーブメントが起きていることが伺えます!

※チャート順位の経緯は下記の通りです。
2023/5/17 公開分からチャートイン (13位)
2023/5/24  4位にランク上昇
2023/5/31  6位にランク下降
2023/6/7    5位にランク上昇
2023/6/14  5位のまま
2023/6/21  5位のまま
2023/6/28  7位にランク下降
2023/7/5    10位にランク下降
2023/7/12  11位にランク下降
2023/7/19  12位にランク下降

Bill borad JAPAN TikTok Weekly Top20より

と前置きはさておき、要因を探っていきたいと思います!

TikTok内でのバズの要因とは?


大きく分けると下記2点だと考えています。

①ダンス内容が簡易的なため、参加ハードルが低い(構成)

②多くのTikTokerが楽曲を利用したいと思える状況(環境)

⇒参加ハードルが低く、再生数が伸長しやすい楽曲のため、
 多くのTikTokerが「熱帯夜」を利用した動画を出し続ける。
 結果的に楽曲の再生数が増加した。

上記の流れが盛り上がりを作っているのでは?
という見解です。

それでは個別での解説を行っていきます!

要因①について

ダンス内容が簡易的なため、参加ハードルが低い(構成)

ダンス内容が簡易的か否かは個人的な感想ではありますが、
複雑な動作(小技)を要求されるダンス内容ではないと思われます。

その為に、多くのユーザーが参加をしたのではないかと考えます。
また、ダンスの種類自体も様々あることが伺えました。

目視ですが、1のダンスを踊っているユーザーが多い印象です。

  1. ダンスパターン①(MVのダンスに近い)

2.ダンスパターン②(TikTokerによる創作ダンス)

@localcampione

今日は@【ローカルカンピオーネ】YUKI 🍓 の振り付け!!この曲おれが小学生か中学生の時に流行ってたんだけど、みんな知ってるの!?知ってるならそれはネツタイヤすぎ👙🌴☀️ #ripslyme #熱帯夜 #ローカルカンピオーネ

♬ オリジナル楽曲 - ローカルカンピオーネ🗾👑 - ローカルカンピオーネ🗾👑


要因②について

多くのTikTokerが楽曲を利用したいと思える状況(環境)

上記の環境が出来上がるまでの経緯を分かる範疇で見える化します。

個人的には2023年3月時点からバズる因子があったのでは?
と考えています。

⓪ 3月、TikTok上に男子高校生たちの熱帯夜ダンス動画が投稿される。
 ※後のバズりとの直接的な因果関係は不明ですが…
  ただ、投稿の再生数が高かったことを踏まえると
  ユーザーへの楽曲認知に繋がった可能性あり。

① 4月中はナノ・マイクロ・マクロインフルエンサーの投稿が中心。

② 5月中は4月の流れが続く中、
 メガインフルエンサーが流れに乗る形でダンス動画を投稿。

③ 幅広いインフルエンサーが楽曲を利用したことで、
  楽曲がバズりやすい環境が形成され、一般ユーザーによる
  TikTok内での楽曲利用量・視聴量の増加が発生 。

その結果、「熱帯夜」の楽曲再生数がTikTok内にて増加。
  ⇒最終的に、BillBoardにチャートイン。

~ バズに至るまでの経緯 ~


より詳細に経緯を記載してみました。
※細かく動画を上げだすとキリが無いので一部抜粋しての記載になります。

・3月度

2014年、YouTube上にアップロードされた
高校生たちが学校内で「熱帯夜」を流しながらダンスする動画が
TikTok上に転載される。

◇元動画 
650万回を超える人気動画!

◇転載動画
TikTok内でも、250万回以上の再生数に!
フル尺動画もTikTok上に転載され、160万回以上の再生数に至る!

➥元々、有名な動画ではありましたがTikTokに転載されたことで
 3月時点で、楽曲自体が再度注目された可能性が考えられます。 

・4月度 

有名人による「熱帯夜」を利用した動画の増加が始まる。

4月中旬辺り~
 マイクロインフルエンサー間で熱帯夜ダンスが流行。

 主に女性の芸能人、インフルエンサーによる
 熱帯夜ダンス動画の投稿が増加!!

◇黒江こはるさん 熱帯夜ダンス

@koharun_0586

後ろの生活感やばくない?笑#今日好き #サムイ島編

♬ NETTAIYA - RIP SLYME

・5月度 

メガインフルエンサーによる投稿の増加

4月中旬から始まっていた「熱帯夜」ブームに目を付けた
メガインフルエンサー達が続々とダンス動画を投稿!!

◇コムドットゆうたさん 熱帯夜ダンス 練習風景

@com.yuta0305

踊りわからなくて終盤ずっと一緒🤦‍♂️ #コムドット #コムドットゆうた #一重日記

♬ NETTAIYA - RIP SLYME

主に上記の流れが、バズを生み出したのではないかと推測されます。

まとめ

6月初旬頃から動向を追っていたのですが、
正直な話、ここまでバズが長続きするとは予想をしていませんでした...
どこまでバズり続けるのかウォッチしていきたいと思います!

これからより本格的な夏に入っていく中で、
夏にぴったりな当楽曲が増々利用されていくことが想像できます!!

熱を帯びる日々が続いていますが、
この夏、RIP SLYMEの「熱帯夜」で暑さを楽しさに変換してみませんか?

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