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水彩色鉛筆の発色比べ

実は私、お絵かきが大好きです。
小学生の頃に『校内写生コンテスト』で金賞を貰って以降、その『好き』に拍車がかかった気がします。

そのまま大人になり、スキマ時間に「大人の塗り絵」などで遊んでいました。そしてある日、水彩色鉛筆と出会ってドハマリしまして。
ええ。沼ですね沼。

もともとスペック厨の気があるアテクシですが。
そのうちイラストよりも、水彩色鉛筆という道具にハマってしまう始末。
(ノ∀`)アチャー

それでも最近は、一次創作小説の執筆に夢中になっていたので忘れていたのですががが。
昨日、うっかり見かけたXのつぶやきを見て、その楽しさを思い出してしまったのです……。

結果、あっさり陥落。
よせばいいのに72色なんてポチってしまいました。

個人的に ファーバーカステル>>ステッドラー>>>>ヴァン・ゴッホ という感じだったのですが。今回試し塗りしてみたところ、インクテンスがなかなかいい感じで嬉しい驚きです。

というわけで、手持ちの水彩色鉛筆を試したのがこちら。

なぜ赤と青なのかというと、ヴァン・ゴッホの手持ちが極端に少ないから。
これはバラで買ったものなので、ゴッホらしい赤、黄の他に基本的な色を数色しか持っていないのです。というわけで、他のブランドもそれに似た色で合わせて試しています。

まずは
【ファーバーカステル】
言わずと知れたドイツの名門、世界最古の鉛筆メーカーです。


アルブレヒト・デューラー。ちょい水が多かった😓

色に深みがあり、なおかつ濃淡が付けやすい、程よい硬さの芯。乾いた状態で重ねて塗っても滑ること無く、顔料が綺麗に乗ってくれます。非常に扱いやすい。発色はとても鮮やか。

そして鉛筆本体の色を参考に選べば、ほぼそのまま、イメージ通りに発色してくれる。次の色を選択するとき、直感で手に取ることができるんですよ。これは地味だけど素晴らしいこと。本当に使いやすいです。そして耐光性もあるので安心。


そして、お次は【ステッドラー】。
こちらもドイツの老舗文具メーカーですね。


カラトアクェレル

カラトアクェレルはドライ、ウェットともに発色がすごく明るくて、ライトな印象。水に溶いたときの透明感がとても綺麗。
あと芯がやや固めなので、精密な塗りをするときはカラトアクェレルが一番使いやすいかな。


お次は『ヴァン・ゴッホ』です。

『ヴァン・ゴッホ』はオランダの老舗画材メーカー「ロイヤルターレンス」社の絵具ブランドです。

ううむ……これは……

見てわかるかどうか不安なのですが。ドライ時の色乗りがあまり良くない印象。他の鉛筆で書くときと、筆圧はほとんど変わらず書いているのに、つるつる滑って一定以上の顔料が乗らないのですね。
そして水を乗せたときの発色も、他と比べるといまいち。
油性色鉛筆の発色はすこぶる鮮やかだったから期待していたのですが……ちょっと残念な結果に。


そして最後に、昨日購入した【ダーウェント】をご紹介。
こちらは英国のメーカーです。

インクテンスペンシル。
#0810は思ったより紫っぽかったので 、あとで#900も追加。

芯が柔らかい。顔料をごりごりと紙に擦り付ける感触がいい。ドライだとものすごく渋いというか、地味で重い色合いなのに、一旦水を垂らすと驚くほど彩度が上がる。なにこの詐欺。

いやまあ、それがいいんだけどね。
ただこの鉛筆、物理的に表示されてるカラーと実際に発色するカラーがほとんど一致しない。
ぶっちゃけ、実際に塗って水を垂らさないと、どんな色になるのかがさっぱりわからん。うーん、これはものすごく不便である。

ちなみにこのインクテンス。
いわゆる「黒」が二本並んでいた。そんなに黒って違いがあるかのか?と思ってよーく観察すると……。

むむっ……「あうとらいなー」?
あっ! こいつ水彩じゃないぞ!w

実際に書いてみたら、ただの鉛筆っぽい感じ。
うっかり水を落とさなくてよかったわーw

というわけで、いつか作品を描いたらここに載せるかも。
予定は未定だけどね!w

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