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【令和】 『表札』が、無い……!? 【向かって右】

うちの地域では町内会費的なものを回収する際、封筒にお金を入れて班長宅へ持って行くという古くからの習わしがある。

なお世間では月額数百円なこともあるらしい町内会費だが、うちの地域は普通に月額1000円越えだ。

AmazonPrimeを越える月額料金を一体何に使っているのかは謎だが、もう累計でニンテンドーSwitchを買えるほどの額は払ってきただろうか。


……まあお金のことはともかく、封筒を渡しに(ポストに入れに)行くというのはなかなかに面倒くさい。

更には定期的に班長が変わるので、その対応も面倒だ。

次は佐藤さんが班長だから!」とか言われても、そもそも佐藤さんの家がどこなのかよくわからない。

だって、最近の家は表札がないから


令和の今、周囲の一軒家をあらためて観察してみると、表札が激減していることに気づいた。

中にはこの記事のトップ画像のように、元は表札があったのに外した家も普通に何軒かある。(犯罪や迷惑行為対策だろうか?)

一軒家の場合はどう考えても表札がないと配達員に迷惑だと思うのだが、大丈夫なのだろうか?

なんだかおかしな世の中になってきたもんである。



なお、もちろん班長が変わる際は「次の班長の佐藤さんの家は、鈴木さんちの向かって右だから」程度の情報は文面で貰っている。

……だがその文面を本当に信用していいのだろうか?


そもそも「向かって右」とは何か。

たとえば「鈴木さんちの向かって右が、班長の家です」の場合、鈴木さんの家に向かって立ったとき、その右手側にある家が次の班長(佐藤さん)の家だと普通は考えるだろう。

鈴木さんちの向かって右
(酷い絵ですまない)

しかし実際に行ってみたところ、その向かって右の家には色褪せた「深沢」という表札があったのだ。

……もうこの時点で引っ越そうかなと考えたわけだが、果たして考えられる可能性はなんだろうか?

実は「鈴木さんちの向かって右です」ではなく、「鈴木さんちの向かい側にある右側のお宅」だった。(なおその場合、その家に表札はない)

・深沢さんの家は色々あって今は佐藤さんの家なのだが、表札は面倒なので変更していない

そもそも鈴木さんの勘違いで、実は向かって左だった。(なお向かって左の家に表札はない)


……いやはや、こういうことで余計なエネルギーを使わせるのは本当に勘弁して欲しい。

かといって「まあとりあえずこっちでいいか」とテキトーに封筒を入れるのもまずい。

なにせ封筒にはお金が入っているのだ。

金を渡した・渡してないで町内会トラブルになるなんて最悪である。


いやまあ、チャイムを鳴らして家の人に確認すればいいじゃんという話なわけだが、そう入りやすい家ばかりでもないのだ。

玄関までのエリアを厳重な柵で防御していたりとかさ……。



……あぁ、こういう面ではかつて住んでいた都市部は、回覧板町内会費もなくて本当に楽だったなと思う。

(都会でも場所によっては普通にあるらしいけども)


そして回覧板に関しては、自分は同じようなことを1年前にも言っていた。(歴史は繰り返す)


どうも自分の地域は、「封筒での会費回収」と「表札をなくすというセキュリティ」が組み合わさって、最悪の相乗効果を生み出しているようだ。

果たしてこれが解決される日は来るのだろうか?

まあ10年先かな…」と思いつつ、今週末にでも前の班長の家に聞きに行くことにしよう。(メンディー)

やはり独り身には独り身の住むべき地域があるのかもしれない。


・・・


ゴールデンウィーク明け、頑張っていこう!!!


(さすがに無理やりすぎるか…?)


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