おはよう読者諸君。今回の研究報告は「クロサキナオ」さんだ。

2023年6月にnoteに突如登場し、たった10ヶ月で、伸ばしにくいnoteで9,700フォロワー。会社運営、Kindle出版、メンバーシップ運営、収益化の女王、ヌル禁女王。そんな顔をもつクロサキナオさん。


今さら私が説明するまでもない。しかし「推しは推せるときに推せ」である。これは宝塚ファンの友だちの口癖だ。ヅカはヌマだね。ナオはネコだね。（？？）


不定期で書いている『○○の研究』シリーズは、私好みの文章を書く人を、勝手にピックアップし、勝手に研究し、好き勝手に書かせてもらっている。尚、今回の任務にAWCは一切関与していないのでそのつもりで。


ちなみにこの口調はスパイ大作戦だ。ミッションインポッシブルの最初のシーンだ。よってこの記事は自動的に消滅はしないのでそのつもりで。……文体をもどそう。


やぁ、いらっしゃい。
お元気そうでなにより。
（もどってるの、文体？）


クロサキナオさんのメンバーシップに私も入っているんだけど、その活動量に驚く。


毎日記事をアップしている。ライターが書く上でのヒント。日常の気づき。SNS攻略論。最新の経営論。創作物語。メンバーシップ参加者の紹介。note書きさんの紹介。企画参加者の紹介。エッセイ。そして共同マガジン。さらにたくさんの人にコメントで交流。


まさに「ヌル禁」。これはクロサキナオさんが広めた言葉だ。


「ヌルい活動を禁止し、今日も元気に幸せな一日を送る」


そう。私がクロサキナオさんにもつイメージは「言葉の世界観」だ。

◆言葉でつくる世界観

ねこかつ。
ヌル禁。

火曜日のショート。
水曜日の100円攻略戦。
木曜日の悲劇。


単純に私好みのネーミングなんです。キャッチーでオリジナル。「ヌル禁」のネーミングは見事だと思う。ネーミングセンスが凄い。


私がやっている『放課後ライティング倶楽部』でも曜日でイベントをやっている。「月曜日のキャッチコピー」や「水曜日のエッセイ」「土曜日は書いてほしい」。ちょっぴり感性が似ていて嬉しい。


さらにわかりやすくクロサキナオの世界を作るのが、色。


イエローラベル。
ブルーラベル。
ピンクラベル。
レッドラベル。
オレンジラベル。
パープルラベル。
ブラックラベル。
SAKURAラベル。
イラストラベル。
MARINEラベル。
イベントラベル。


言葉でクロサキナオの世界観をつくり、視覚でわかりやすくラベル分け（色分け）している。見ただけでわかる。


そして、クロサキナオ構文だ。


やぁ。いらっしゃい。

今日もお疲れ様。
今日も元気に頑張っていこう。
今日も頑張っていこっか。
今日も来てくれてありがとう。
今日もお元気そうでなにより。


そんな出だしのあいさつから、本文は話し口調で、読みやすい。記事は一気に読めてしまう。なれなれしいような、いや、読み進めると実はかなり丁寧。


彼女の口調を真似している人がnoteで多いのは必然だろうね。読んだ人は、グッと心の距離を縮められてしまうのだから。


書き言葉と話し言葉をいい感じに混ぜながら文章を紡いでいく。とても今っぽいかと思えば

と、きっちりした文も書けてしまう。あのしゃべり口調な文にだまされてはいけない。ぜんぶ分かっていて、チョイスした結果、あの口調で書いているんだ。かんたんに真似はできないぜ？


その絶妙な、なれなれしさと丁寧さのギリギリの感覚をもっているのは、私の知る限り彼女しかいない。


表面だけ真似をして、ただ馴れ馴れしい文を書いて失敗している人は多い。おい、ムカつくだけやぞ、それ。……って人ね。本質をつかんでいないんだろーなー。


「タメ口の敬語」というものがあるのなら、それを自由自在に操るのがクロサキナオだ。いやらしい意味でなく、彼女は「人たらし」なんだ。


そして「あー、この文はナオさんだな」と文を読んだだけで書き手がわかるのは、完璧なブランディングができている証拠。

◆視覚ブランディング

文だけでなくイラストでもクロサキナオがわかる。noteでもXでも、このテイストなイラストだ。

私もネットでの見た目はかなり気にする。なぜなら自分でコントロール可能だからだ。プロフアイコンやヘッダーは、適当にはしない。


私だと自分のアイデンティティを作るのに使った金額は13万円くらいかな。プロフアイコン、イメージ短歌、イメージイラスト、ロゴでそれくらい使っています。ナオさんならもっとだろうね。


ちなみに今の私のアイコンはナオさんと同じ絵師さんなんだ。誰がナオさんのイラストを書いたのか勝手に調べて突き止めて（きゃー！ストーカー！）その人に依頼した。好きなタッチだったのよね。そもそもナオさんの名前からしてカタカナ仲間だし、親近感もあった。


「私も同じ人にアイコンをお願いしたい！」と思う人もいるでしょう。でもね、数千円ではないですからね。そこそこのお値段ですよ？相手はプロの絵師さんですから。


そこにケチらない。自分のシンボルには妥協しない。


己のアイデンティティのために、ブランディングになるのなら、そこには徹底してこだわる。まさにヌル禁。


その効果は計り知れない。あのイラストを見ただけで「あ、クロサキナオさんだ」とわかるんだ。こうなってしまえば、書き手が欲しがる「オリジナリティ」「独自性」は手に入っている。


さあ、私たちも視覚で独創性をだしてみようぜ。


……ちょっと思った以上に記事に熱が入ってしまった。まだ書けてしまうんだけど、他の方も書いているし、以上が私のクロサキナオの研究報告だ。

例によって、これを読んだ君、もしくは君のメンバーが文章沼に引きずり込まれ、あるいは書けなくなっても、当局は一切関知しないからそのつもりで。なお、この記事は自動的に消滅す……（クレームがあれば）る。


mission（impossible）complete.

《これまでの研究レポート》

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◆66日ライティング×ランニングでいっしょに走っている人たち
《4月29日23:59分時点》


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#66日ライラン
#66日ライラン53日目

[画像協力：さちわ]

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