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ファミ通読書からゲーム開発者へ

中学生の頃、
ゲーム少年だった私の愛読書は、
雑誌「ファミコン通信(現:ファミ通)」であった。

ファミコン通信会員証

創刊号から読んでいて会員証も所有!
読者プレゼントではファミコン本体が当たったこともあった!
(この読者プレゼント、ファミコン本体以外にも色々なゲームソフトがあって、応募するときに希望商品を選べるようになっていたのだ。ファミコン雑誌買うようなヤツはすでにファミコン本体を持ってるはず!ファミコン本体のプレゼントにわざわざ応募するヤツなんていないだろう…という読みが見事的中したのであった。やったぜ)

そして中に掲載されていた漫画「しあわせのかたち」や「ドラネコシアター」も大好きだった。
漫画はあまり読まないけれどファミコン通信の漫画は楽しく読めた。

また
ゲヱセン上野さんの「オホーツクに消ゆ」の記事だけをみてゲームを遊んだこともないのにサントラだけ買ってみたり、小泉今日子さんのラジオに出張してたファミバカコーナーも大好きだった。そのコーナーでゲームやってた田尻智さんはその後ポケモン作った凄い人!

その頃
私、中学生。
学校にも家にも自分の居場所がなかった私は、
ファミコンとファミコン通信の中に居場所を見つけたような気がしたのだった。

その後、
数年が経ち、
私はゲーム開発の道を歩むことになった。

初めてメインを務めたゲームが
ファミ通で紹介されることがあり、
そこで私は、ゲームインタビューとともにプライベートで作った自主制作CDをサイン付きで読者プレゼント!(このCD、これまたファミ通で漫画を描いていた餅月あんこさんにお願いしてジャケットイラストを描いてもらったもの)

自主制作CDをサイン付きで読者プレゼント

その後もゲーム開発インタビューでいろいろ語らせていただく機会があり、なんとファミ通から別冊の本になったこともあった。

インタビュー本

というわけで、
中学生でファミ通の一読者だった私は、
のちに同じ雑誌上でゲーム開発を語る立場になったのであった。

私にとってファミ通は人生かもしれない。

ファミ通でウッドボール!だぜ

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