Episode 20 Transcription「結婚や人生観について語る」文字起こし

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たまき→た
まおさん→ま
あおやぎ→あ

た:第20回目の配信です。どうもたまきです。

あ:あおやぎです。

た:お願いします。

あ:おねがいしまーす。

た:えー、今回ちょっとゲストがいらっしゃるということで。早速お呼びしたいと思います!!…まおさんです!!

ま:笑笑 お願いしまーす、どうもー!まおでーす!はじめましてー!

た:お願いしまーす笑笑

ま:お願いしまーす笑笑

た:まぁ急に、「まおさんでーす!」…と言ったところで、おそらくあのー、なんぞや?という方がほとんどだと思うんです。なんか、こんな呼び込みで良かったのかな…とちょっと反省しつつ…。今回ゲストにお迎えしたまおさんなんですけど、まぁあのー、わたくしたまきとはですね、Twitterで知り合ってからもう6,7年ぐらい経ちますね。お互いお笑いが好き、音楽が好きっていうので多分自分が19ぐらいのときに知り合い、そこからずっと一緒にライブ観に行ったり…っていうようなことでずっとお世話になってる方でして。まぁ、まおさん自身もラジオとかね、お一人でやられたり配信とかされているのでちょっと今回は一緒に3人で話していこうかなということで、思っております。

ま:そういうことです笑笑

た:はい。まおさんはでもこのラジオはきいてくださってるんですよね?なんか。

ま:聞いてますよ!きいてますきいてます。お酒飲みながらトークしたりとか、同級生の2人がなんとなくこうしゃべってる楽しい感じとかが好きできいてて。この中に入りたいな〜と思ってちょっと厚かましく「入ってもいい?」みたいな感じで連絡したって感じです。

た:そうなんです。そんな感じでありがたくお声がけいただいたので今回来ていただいたんですけれども。まぁ、ただ私とまおさんは今言ったみたいにここ6.7年ぐらいずっとお友達って感じなんですけども、あおやぎさんとまおさんはほぼほぼ初めまして…。

ま:ほんとに!なんだこの人?っていう感じですけど…

あ:3Dではみたことない…

ま:3Dの私は笑笑 そうですね、お互い3Dではちょっとお会いしたことないですけども…。よろしくお願いいたします…。

あ:お願いします…。

た:お願いします笑笑 まぁまぁ、さてさてそんなまおさんをお迎えして今回は結婚についてあれこれトークをしていこうかなと思っております。この結婚ていうのも実際じゃあ、まおさんと何話そう?って言った時にこんな話が良いんじゃないか、っていうちょっとご提案もいただきまして。

ま:そうね。あのー、まぁ何話したいかっていう…まぁ、お笑いの話とかはもうね、多分してたと思うし。ずっと前からまぁ、結構若くしてみっちゃん(たまき)ご結婚されてるってことで、なんで結婚したんだろう?とか、結婚ってどんな感じなんだろう?とか。そこ…まぁ、私自身すごい結婚したいっていうのもあって既婚者の方のこう色々現実的な意見も聞きたいなと思って今回ちょっと結婚をテーマにさせていただいたと。

た:まぁ、私自身はあのー、結婚してまして。まぁ子供はいないんですけれども。で、えーっと、まおさんは独身。で、あおやぎさんも独身。で、ちょっと事前に話を聞いてたら、まおさんは結婚願望はあると。ただ、あおやぎさんは結婚願望はないとかっていう、なんか3者3様の立ち位置っていう感じがしたので、あの、それぞれの結婚観をちょっと話して掘り下げていこうかなと思っております。ではでは、早速ですねまずはまおさんから話を伺おうと思うんですけれども。

ま:まぁ、もともとそうですね、結構若い頃から付き合った人とは結婚したいというふうには思っていて。多分何回かその結婚したいって、その結婚願望のピークがあったんですよ。で、1回目が多分25.6歳の時で。で、えっと2回目のピークが今!っていう感じなんですよ笑笑 まぁ今がもう結婚したいっていうマイブームみたいな感じになっていて。で、なんでかっていうとやっぱりコロナの影響とかがあったりして。あのー、昔は結構あのー、寂しいとか人恋しいみたいなのって恥ずかしくて。なんか思うことも恥ずかしくて口に出すことも恥ずかしいっていう感じだったんだけど。で、こういうコロナ禍になってなかなか人と会えないっていうような物理的に会えないっていう時間とかがあったりとかして。なんかスーッと素直にあ、人恋しいな、寂しいなっていうのがすごい素直に言える様になったときに気づいちゃって。あ、やっぱり私誰かと一緒にいたいんだ…っていうのと、まぁあとは正直これ自分の病状に関わることなんですけど、ちょっと私、精神的な疾患があって。で、それでしばらくちょっと仕事してない時期とかがあったりとかしたんですけど。で、まぁやっと就職…コロナ禍で結構就職活動とかもなかなか決まらなくてやっと決まったんですよ。…まぁ、非正規雇用だったりとかして。すごく現実的なことを言うと、えっとー...1人で生活していくっていうことの恐怖。…まぁその金銭面での不安っていうのもあったりして。まぁその、例えば誰かと協力して例えば2人で生活して折半すればあのー、まあ生活もまぁ、今より楽になるんじゃないかなっていう。まぁ、ちょっといやらしい話生存バイアスみたいなところでの結婚っていうのも少し考えてるっていうか。うん、なんかそう言う感じですね。もう寂しい半分、生きるためっていうのが今半々くらいになってる感じがあって。なんかその生きるためっていうふうに思っちゃってる自分がちょっと…罪悪感も正直感じてて。どうなんだろう?っていう風に今悩んでるっていうか心にしこりがあるまま、こう…婚活みたいなのをしてるって感じですね。

た:まぁでも確かにコロナってやっぱりなんかそういう自分の思ってることがこう…炙り出されたって感じしますよね、コロナって。

ま:うんうんうんうん

た:子供欲しい、欲しくないとかあるんですか?

ま:いや、私は欲しいとは思ったことがないですし、産むことも育てることも私にはもう無理だしできないし、したくないなっていう感じですね。だから子供は欲しくないです。

た:なんかこう今子供の話も出たんであれですけど、やっぱ結婚とか出産ってかなり人生の大きなこう節目だったりするんで、なんかこう自分自身が結婚出産もそうだし、友達が結婚とか出産するとそれだけで結構距離感が変わったりとかってあったりしますもんね。

ま:そうね。実際疎遠になったりとかしたしね。そのー、結婚したり出産を機に。

た:そうですよね。どうしても生活も含め自分自身の体も含めガラッと変わりますもんね、結婚・出産とかは。なるほどです。…ではでは、あおやぎさんはいかがですか?結婚観について。

あ:したいとも、したくないともあんまり思わない。望んではいないというか、とりたててあのー、躍起になって婚活しようとかそういう気持ちは一切ないですね。結婚したからって言ってそれは果たして私の幸せかどうかっていうのはわからないし、まぁ他人とそんなに一緒にいれるのかっていうのもわからないし。一番思うのはまぁ、自分の将来をこうやって考えたときにその人の人生とこう、合わさって進んでいかないといけないから。そこまで自分の人生を賭けられるのか?っていうそこにはちょっと不安がある。

た:それはその結婚相手の人と、パートナーと一緒に将来をこう共にしていくっていう?

あ:そうですね。なんかもし自分に夢とか何かがあった時にその人を巻き込むことになると思うし、それだったら身軽に1人でいたほうがいいんじゃないか?とか。

た:あー、なるほど!私自身はちゃんと将来のこと考えてないなってすごい…お二人の話聞いて思いましたね、なんか。ゆうて結婚しちゃってるんで、そういう考えに至れなかったなってこう思っちゃったりするんですよね、なんか。多分、勢いで私の場合結婚しちゃってるんで。まぁ、言い方悪くいうと自分勝手な感じで結婚しちゃったなぁってちょっと、お二人の話聞いて思いましたね。

あ:自分勝手…?

た:自分勝手っていうか、まぁ相手のこと考えてるつもりだけど、でも多分「結婚したいから結婚しました!!」みたいなそういう勢いがあるんで。結婚してそこに伴う、そういうあおやぎさんが言ってた相手の将来も巻き込むっていう責任感とかそういうのはなかったなって思って。

ま:それどうにかなるって思ってたの?それとももう、ほんとに考えてなかったの?

た:そこは…うーんもね、まおさんの結婚したい理由にちょっと近い部分もあって。生きていくための…っていう考えもちょっとあったりとか。あとはまぁ、自分は結婚する前に同棲をしていたので、なんかやっぱり私は1人でいるより2人でいた方が楽しいなとか。まぁ家族みたいな距離感で喋れるなっていう…まぁ甘えみたいなところもあって結婚したみたいな感じですね、もうどっちかっていうと。

ま:そう思える相手がかなり早い段階で見つかったってすごいこう、素敵なことだよね、なんか。一生かけても見つからないかもしれないのに。

た:うーん…いや、ただまぁ、こんな…まぁこのラジオまぁうちの夫もたまにきいてるらしいんですけど。そんな夫がきいてるかもしれないラジオでこんなこというのあれかもしれないんですけど…正直離婚しない保証なんてない…ので。

ま:笑笑 まぁそうだけどさ!きいてんだよ?きいてるけどいうか?それ笑笑

あ:そういうとこがいいんだよ笑

た:な、なんていうかその、今は結婚してどっちかっていうと良かった面のお話しかしてないんですけど。でも、とはいえ赤の他人なんでそりゃもう口も聞きたくないような日だってやっぱりあるし。ほんとなんかやっぱほんと細かい…ゴミを片付けないとか、お風呂の洗い方が違うなとかどうしてもなんかそういうのがこう癪に触るゾーンというか期間に入ると、もうなんか「やってらんねー!!」って思う時とかもあるんで笑笑 なんだろうなぁ、でもそこはまぁ…うーん、お互い様だと思うんですけど。まぁ、波長が合わない時は最悪だなっていう感じはありますよね。だからその波長を合わせられない期間が長くなると、多分そういう離婚ていうことにはなるんだろうなぁっていう風には思いますね。

ま:あー、なんか私もさ、その現実わかってないから、基本的に。なんかもう結婚して一緒に住んでて、まぁ細かいすり合わせとかはあるかもしれないけど。基本的にあのー、ずっと仲良しハッピーだと思ってる…なんかそういう楽観的なところがあって、妙に。なんかそうじゃないんだよな、確かに現実は。現実はもっと生活だから。そこを私はどっかでわかってない気がするんだよね。自分で思ってるんだけど。

た:あとはあおやぎさんがその言ってた相手の将来もこう関わってくるみたいなところでいうと…まぁ結婚すると、まぁさっきからチラホラ話が出てる出産みたいなのも選択肢として入ってくるわけで。で、なんかそれってね、2人にとってすごい大変なことやし大事なことやし。なんか出産するってことはじゃあ住む場所もどうなるんだ?とか、特に女性なんてじゃあ仕事どうなるんだ?とかあるじゃないですか。だからそこはなんか確かに結婚する前にもっと話し合っとけばよかったなみたいなのはあって。なんか多分自分が子供産む…産める体だからこそ、そう思うというか。だから自分自己中だなと思うんですけど、逆になんかね、相手のその意思…で自分の将来は左右されたくないみたいな気持ちも結婚したくせにあるっていうのはまぁありますね。

ま:だって私極論言うとさ、私が例えば子供欲しくない、結婚式したくないとか。相手は100%いいよって言ってくれると思ってるもん。もう全然いいよって言ってくれるもんだと思ってるのがまずヤバいんだよね笑笑 やばいんだよ、だけど思っちゃってるんだもん、そう言う風に。「まおの言うことはいいよ〜」って言ってくれるもんだと思ってる。でも現実そうじゃないじゃん。

あ:仏のような…

ま:そうそうそう。お釈迦様と結婚するんじゃないんだからっていう笑笑 ほんとに。

た:確かに結婚してそうやってまぁこう…肯定してくれる人が確かにそばにいてくれるっていうのはまぁ間違いじゃないんですけど。逆に自分が「肯定してくれるよね?」っていう前提で話した時にたまたま相手がそうじゃなかった時のもう落ちっぷりはすごい…傷の深さみたいなのはハンパないなって…も思いますね。

ま:だからあんま期待しないっていうのは…もう人に期待しないで生きるって言うのは自分の心の片隅には置いてるんだけど、やっぱりそんなに達観してないから自分のしたい意思…?は「まおの好きなようにしていいよ」っていう風に言ってくれるんだろうなってことを妄想しちゃってるんだよね、ちょっといい歳して笑笑

あ:王子様ですね…

ま:笑笑 いないんですよね、なかなかね…

た:私とかまおさんは他人と一緒にいることへの安心感とか肯定感みたいなのを多分少なからず求めてるところは一緒かなと思うんですけど、あおやぎさん自身はそういうのはパートナーとかに求めないっていう感じなんですかね?

あ:うーん…ていうか、その安心感を相手に見出してるのかそれともただ依存してるのかという境目が私にはわからないのですが…。多分私はどちらかと言うと安心感じゃなくていないと困る…みたいにまでいってしまったら、それは逆に精神的に良くないから。まぁ、どっちかっていうとそうなるくらいならほっといてくれっていう感じになってっちゃうタイプかな?だからたまきさんも自分勝手だって言ってたけど、私もかなり自分勝手だからあのー...「もうお願いだから入ってこないでくれ!」みたいな。「もう自分一人で悩みたいから出てってくれ!」みたいなそういう気があるので、なんかもう「めんどくさくてごめんね…」みたいな。「もう、もういいから誰か他の人と幸せになったらいいのに、さよなら…」みたいな。拗ねてっちゃう感じがある笑笑 もうなんか自分の卑屈さと向き合うほうで精一杯。だから安堵とかじゃない。そういう相手に出会ったことがないだけだよっていうのかもしれないけど、ちょっとそういう傾向がね、あるので。

た:ラジオの初回でこんな話しなかったっけ?生きづらさについてみたいなので話さなかった?なんかこれ。

あ:話しました…。あのね暗いんですよ、私は!!再三言いますけど。楽しい面もあるかもしれないですけど、根掘り葉掘りあのー、心の深部に近づけば近づくほど離れていって欲しいという笑笑 でも離れていかれたらそれはそれで「あっ…」っては一丁前に思うからこんな自分消えたい…っていう。だから結局そこに帰ってきちゃうんだよね。だからほんとに自己肯定感をいかに高めてくれる相手であるかっていうのをおそらく求めている。

た:なるほどね。このラジオで久しぶりですね、なんか喋り手の方のこう内面に迫っていくラジオ回ってちょっと久々っすね!これね!

あ:ダークネス…ダークネスですよ、これはあおやぎの。

ま:内観してるね、すごい笑笑

あ:あのー、自分を省みすぎて迷子になっている。ほんとにこういうね、考えすぎる人っていうのはおそらくそのー、勢いとかタイミングっていうものをね、わからなくなって逃していったりするんじゃないかなと思っております。

た:やっぱり結婚の話って人生で大事なポイントっていうのもあって、3人ちょっと簡単ではあるんですけどちょっと話をしていくとやっぱりそれぞれが内面の話って言ってましたけど…やっぱり自分がなんかこう性格的にどうなんだとか、人生に対して何を求めてるんだとか、なんかどんどんどんどん内側の話になってくんだなーっていう。

あ:あらわにされてしまったよ。心が裸みたいな。

ま:私何にも考えてないな、相手のことって思ったもん今。自分しゃべってて。相手は自分の都合のいい様にもう設定されちゃってるっていうか。だから、いかに自分のことしか考えてないかっていうのがね、嫌でも露呈されちゃってる。

た:意外とこう真面目に結婚観についてこう話していくと、その人の本性っていうとちょっとあれですけど、考え方とか性格とかわかる感じなんでしょうね。で、やっぱりね、どうしても私が結婚して思うことはもちろんその相手と人生を過ごして楽しいとかそういう肯定してくれるとかメリットもあるんですけど、さっきから言ってる様に二人で生活してくための運営をやっぱり女があんまりにもやりすぎだなーみたいなのは、すごい…まあね、社会全体でも言われてるんですけど。私自身もそれはすごい思っていて。

あ:うーん、まあ家事とか…私は料理は好きなんですけど掃除は本当に苦手なので。得意な方をね、やって…やるっていう方がいいんだろうなーとは思いつつ。あとはまぁ、家事はほんとに頑張らなくてもいいっていう諦め?…これが結構大事なんじゃないかなと思うんですけど。うち母親が、昔はね私たち(姉弟)が子供の頃はすごい頑張って仕事帰ってきてからも「ご飯作らなきゃ!!」っていう気持ちでやってて。それができなくてたまきさんと同じように結構むしゃくしゃしてた時もあったんですけど。最近はね、子供たちもまぁ親元から離れたっていうのもあってもう週に1.2回しかご飯作んない…みたいな感じで。それでもどうも父親もなんも言わないっていうか、「ふーん」ぐらいだと思うんで。それでなんか心の衛生状態も保ってるとかもあるのかなー?って側から見てて思ってます。

た:あーーーなるほどね!なんか、これは…なんという感情なんでしょう…??わからないんですけど!

あ:なんということでしょう!!みたいな、ビフォーアフターみたいな笑笑

ま:ビフォーアフター状態笑笑 …まぁ、あとは自分で自分を許すだけだから…

(この結婚観に至った背景について以下話しています)

あ:まぁそのさっきも仕事と料理とまぁ両立してちょっとモヤモヤしてたみたいな…。モヤモヤしてたっていうか、まぁ鬱病になったんですよ、簡単に言うと、母親は。なので、そういうのを見てると、なんていうのかな…なんかまぁ特に慣れない自分の実家からも離れて友達もいない土地でそうやって仕事と子育てと両立して勝手に頑張って勝手に疲れて鬱になるみたいな、そういうことを間近で見てると幸せってなんですか?みたいな。もうそんな結婚してそんな簡単に幸せになれるっていうその方程式は私の中で成り立たなかったかな?まぁそういう背景というかそういうのがあって…なんか結婚て考えれば考えるほどよくわからない。まあそんか鬱病になったりとか色々家庭の問題がありつつもうちの両親はなんだかんだ一緒に旅行行ったりもするし、仲もいいような気がするし…なんか…なんだかんだそうやって一緒にいられる相手っていうのが結婚相手なんだと思うんですけど。そんな許せるような相手とかそういうのって出会ったことない…のかも?

た:今までの人生の中でね?

あ:そう。友人とかだったら全然いいんだけど、それをなんかこう異性としてまず最初に見始めてとかそういう段階から入っていこうと思うとなかなか大変ですね。期待しないとは言いつつ、そんなのできないし。何か期待しているというか何かこうポジティブな気持ちがあって一緒になるわけだから、期待がないっていうのは嘘だと思うし。でも求めすぎるのがそれはそれで大変だというのであれば、もうそういう色々ななんていうのかな…色々なレベルというかなんというか…差し引きというかもう考えれば考えるほどわかんない。

ま:まぁ、私の場合はまず父親がいなくて。えーっと、4歳の時に離婚してて。でまぁ、基本的に片親で育ってるんだけど。あのーうちの母親っていうのは逆にこう…そうだななんていうのかな…再婚もせず、基本的には女手ひとつでっていうとまぁちょっと語弊があるんだけど、祖母とか祖父とかもいたし。あのー、基本的には母子家庭で育ってきてる中でなんかやっぱり家庭がちょっと複雑っていうのもあって。まぁ自分の家族はいつか持ちたいなっていうのは子供の頃からあったっていう。でなんか、これなんかね…言おうかいうまいかめっちゃ迷ってて…うちの母親があのー…一回駆け落ちしたことがあって。私を連れてね。男の人と駆け落ちしたことがあって。でも3ヶ月ぐらいでまぁもう相手の人出てっちゃうのね。結構自分の中で強烈に残ってて、この男女の無常感みたいなのが残ってて。なんか私は失敗したくないっていうのがすごく…その男性で失敗したくないっていうのがすごく強く残ってたの。だからすごく恋愛に対してもすごく引っ込み思案…まぁ好きになったりはするんだけど。あのー、こういざ行動に移すとなんかこう…うまくこう駆け引きができなかったりとかして。結局実際恋愛経験っていうのもほとんどなくて、この歳で。今私34なんだけど。えっと…(恋愛経験が)なくて。まぁでもその幼少期の印象がすごく強く…なんか母親みたいになりたくないなっていうのがなんかすごいあって。で、私は普通に普通の家庭を作る…作りたいっていう。あのー、まぁ旦那さんがいて…まぁ子供とかは別に欲しくはないんだけど、二人でささやかながら幸せな家庭を築くっていうのがすごく子供の頃から夢で。多分それって親へのなんかああいう風になりたくないなっていうちょっと…憎悪までいかないんだけど、親に対するしこりみたいなのがあるんだよね、多分私の中で。それが多分大きいかなーっていうのはあるなぁ。ちょっとうまくまとまんなかったんだけど笑笑

あ:まおさんはそういう親が離婚して父親いなくて〜とかそういう背景で逆に結婚したいタイプだと思うんですけど、私はそういうのを見てなんか結婚こそ幸せだっていう概念を持って生きてるそういう人たちは普通に結婚するんだろうな〜…そうじゃない人たちはちょっと色々あるのかな〜?っていう考えはあるかな。

ま:わかる。だって結構それって紙一重だから私がこの家庭環境に育って、たまたま結婚したいって思っただけで、どちらかというと私みたいに育ってる人って結婚したくないって思う人の方が多いような気がするから。なんかそこってたまたまそう思ってるだけっていう感じで。だからその家庭環境でどっちに振り切るかっていうのってなんか特におっきい理由ないのかもって思っちゃうな。私はたまたま結婚したい方に行っただけで。なんか(私みたいな家庭環境で育った人って)結婚したくないって思う人の方が私は多い気がするし…まぁ多いかどうかはわかんないけど。あのー、そういう環境だから結婚したくないっていう風に思う人もいて当然だと思う。でもほんとに結局自分の育った家庭環境と家族ってめちゃめちゃ良くも悪くも基準になるし、そこの影響ってもう一生ていうほど…ちょっと大袈裟かも知んないけど、拭えないよね、ほんとに。なんか育った環境ってめっちゃ大きいなって思うし。

あ:まぁそもそも、結婚ていうか入りから入れませんけどっていう話ですけどね…。

た:入り?

あ:入りっていうのはまぁあのそういうお付き合いに至るっていうその過程ですよ。

た:すごいあおやぎさんの話聞いて思ったのが…なんていうんだろう、確かに、いや、めちゃくちゃ当たり前なんですけど、結婚のなんか一般的な形として恋愛があったうえの結婚みたいな。ロマンチックにいうと好きの延長線上みたいのがあるじゃないですか。なんかまぁ結婚しといてなんですけど、なんか私今なんていうんですか…その経緯っていうのがすんごいすっぽり抜けてたなと思って…笑笑 なんていうんですか、難しいんですけど…笑笑

あ:結婚っていうのは始まりはほとんど恋愛感情だと思いますよ、契約結婚とかでない限り。

た:そうそう!いや、そうなんですけど…なんか今すごい話してて「あ、そうだよな…」となぜか改めて思ったというか…多分なんか…いや、夫のこと好きですよ?好きですけど…多分今そういう…言い方が難しいんですけど…

ま:「夫のこと好きですよ」はもっとちゃんと言っといた方がいいよ笑笑

た:なんか言い方がすごい難しいんですけど、じゃあ今その私自身がじゃあ旦那と付き合ってた頃のような関係性かっていうと多分違うんですよ。もうどっちかっていうと別にその恋愛云々じゃない「家族」っていう感覚が近いんで。

あ:あー、もう、「恋愛」っていう概念が抜けちゃってたんだね。結婚してしばらく経って。…そんなに経ってないと思うけどね?

た:まあ同棲して多分3年目?4年目?とかなんですけど。まぁそんな確かに結婚して1年とかしか経ってないですけど。うちの旦那はお風呂上がって裸でウロウロしたりするわけですよ、家を。それをじゃあ果たしてこう…付き合いただのカップルがするかね?っていう。多分その付き合ってる時とかってその当然籍とかは入れてないから、他人同士だからどっかでこうよく見せたいとか、あのー、気を使うとかがあると思うんですけど(今現在)恋愛的なものはないですね。

ま:まぁそれが家族になっていくっていうことっていう…

あ:恋というかそっちの方ね。家族愛っていうかね。

た:そうそう。だからなんか改めて、そう。確かに結婚って異性とするもんなんだなっていうのをなんか…そりゃそうなんだけど「あ、そうだな…」ってすごい今改めて思ったなっていう。

あ:まだそこの境地に辿り着いてないからどうしてもね、「恋愛」っていうものがドカンとくるのよ、独身は。そのハードル…って思っちゃうわけよ。

ま:あと、さっきからそのなんだろう…結婚とか異性とするものって言ってたじゃない?あのーちょっと、その話で近いんだけど、なんかよく私が「結婚したい、結婚したい」っていうと…で、それで例えばそれが理由が生活のことを話すと「籍入れなくてもいいじゃん」とかあと「それ別に同性の友達とかでもいいんじゃないの?信頼できる」とか言われるんだけど、なんかそこの…それ理屈でわかってるし、やってる人のこと全く否定しないし面白そうだなって思うんだけど、私がまだ全然その境地に至ってなくて、なんでそれがダメなんだろうって言われるとやっぱり恋愛したいっていうのが多分…やっぱり一番最優先事項でこうくるからなんだろうなって思う。まだ全然恋愛したいって気持ちがあるからなんだろうなって思う。

た:そういう感情…感情的な部分を抜けば恋愛感情じゃないパートナーと人生を過ごしていくっていうのは確かにね、選択肢としてあるけど…

ま:(自分は)恋愛しきってないから、なんか…ね。恋愛しきったひとがそういうことやるならわかるけど。こっちまだ始まってもないので、あの恋愛しきりたいんですよ、とりあえず多分。結婚したいんですよ、でも多分恋愛しきりたいっていうのもある。

あ:散々遊んで懲りてそろそろ落ち着くっていうパターンは結婚するっていう意味だもんね。散々遊んで「いやー、ようやく落ち着いたね」のまだ散々の部分も何も経験してないと、まだちょっと色恋沙汰欲しい!!っていう状況なんじゃないかな。

ま:まぁ相手一人でいいんですけど、まだ恋愛しきってないから…。

あ:一通りキュンキュンしたいと…。夢見る乙女…。

ま:そう、意外とね笑笑

あ:そんなに経験してないのにもう疲れてる人ここにいるけどね…。勝手に順繰り疲れちゃってる…。

た:自分の中でこう循環して…笑笑

あ:自分の中であのー、すごいいろんな感情を全身全霊でめぐらしてもう疲弊っていう。ボロッボロに削れるっていう過程を一人でも多分経験できるほどの暗さは持ち合わせてるからね。そういう心の深部に近づくようなことなんですよ、私にとって恋愛っていうものは。その普段がんじがらめに閉ざしてる部分を曝け出さないといけないという、まず壁。だからほんとに相手は関係ない。相手がどんなに私に肯定感を持たせようとしてももう私は持てないから…。

ま:自己開示するのがすごい大変なんですね、多分あおやぎさんは。

あ:結婚なんてそんな烏滸がましいことは言えないです。自分は問題児だという…。

ま:そんな!みんな幸せになる権利があるのに!なんでかな?なんで私も幸せになる権利はあるのにそれが降ってこないんだろう?ぐらいに思ってるから。みんな幸せになる権利があって、みんなお姫様と王子様なのよぐらいに思ってるから、私!みんな一人一人のオンリーワンのお姫様と…今私やばいこと言ってるよね?笑笑

た:いやいやいや!

ま:おかしいなーって思ってんの。

た:なんか改めてあおやぎさんとまおさんの話がすごい面白かったです。お二人の会話が水と油じゃないですけど…

あ:混じり合えない笑笑

た:そのね、なんかなんて言ったらいいの?二人とも考え方は違うけど…でもなんだろう、なんて言ったらいいんですかね…あおやぎさんがなかなかまおさんのような方と話してるのをみたことがなかったんで。

ま:笑笑 いや、でも私はねそんなにね、なんだろう…開放的っていうかオープンマインドではないと思うんだよ。こう、気を許した人にはそうでありたいっていう。あとそうでありたいっていう願望込みで話してるっていう。

た:すごい新鮮なあおやぎさんでした、わたしは笑笑 

あ:新鮮なあおやぎさんでしたか?笑

ま:私はそのあおやぎさんしか知らないからそれが基準になっちゃうけど、今後笑笑

た:いや、これあんま言っていいかわかんないですけど、そういう…それこそあおやぎさんと恋愛の話ってしてこなかったっていうのがまずめちゃくちゃあるんで。っていうのは多分2人とも仲良くなったのが別にそういう恋愛とかじゃなくて、まぁこのラジオでも話したようにそもそも有吉さんのラジオを2人で聴いてキャッキャキャッキャ言ってるような関係性だったんで、そもそも恋愛の話をする余地がないというか…。ゲスナーみたいな感じというか笑笑 だからなんか今、まぁ今回この結婚というようなテーマでそういう考えとか話を聞けて私はすごい新鮮だったなっていうのと、なんかまおさんてすごい包容力あるなって思ったっていうか…

ま:そんなことねえし笑笑

た:包容力っていうかなんか…すごいいい感じにドアを叩いてくれますよね。

ま:そう?笑笑 え、結構デリカシーないだけなんだけどな? 

ドンドンドン!ドンドンドン!開けまっせー!!

みたいな笑笑 

た:でもなんか私なんかはドアゆるいのもあるんですけど、開けまっせー!って言ってくれた方が開けやすいなっていう。

あ:…え、じゃあ開けてくれるんですかね?

ま:え、なにそれ笑笑 私が(あおやぎさんの心の扉)開けるんですか?

あ:開いてたふりして閉じたりするんで…

ま:まじやっぱりほんとなんだろう…SASUKEみたいな感じだよね、あおやぎさんって笑笑

あ:どういうこと??笑笑

ま:なんかステージがいくつもあって、そこに辿り着いた勇者が…。「私はあなたのものよ!」みたいなかんじ笑笑

あ:そんなに高嶺の花じゃないし笑笑

ま:SASUKEに挑戦するくらい(あおやぎさんは)ハードルが高いんだよ。

た:山田勝己ですか?

ま:そう!山田勝己!!レジェンド!笑笑 だから多分あおやぎさんは山田勝己を求めてるんだと思う!ほんとに!王子様というより!笑笑

た:爆笑

ま:勝己を見つけて欲しいな!これからね、あおやぎさんに出会う人はほんとに果敢に立ち向かって欲しい!玉砕覚悟で!

あ:めげない心?

ま:めげないでほしい、ほんとに!

あ:(私の心扉)めちゃくちゃ強靭ですからね。

ま:で、私にくる人はもう全然ウェルカムなんで。誰でも…誰でもウェルカムじゃない笑笑 どうぞどうぞっていう感じなんで。

あ:選んでください笑笑

ま:いや、選びますけどね笑笑 結構選びますけど!

た:ミスターSASUKEが現る日を…っていうことですね。はーーー、なるほどねぇ!

ま:このラジオを聴いて私のことがちょっとでもいいと思った人メールでも送ってもらおうかな、じゃあ笑笑

た:じゃあぜひ、このラジオを聴いて「…はっ!!」と思った方は是非まおさんにご連絡を。そしてあおやぎさんの心はSASUKEだったということで…。結婚の話からすごいSASUKEの宣伝までいろんな話ができて良かったんじゃないかなと思っております…。なんかまぁまたほんと気が向いたらまたお便りでもいいですし、また来ていただくでもいいので是非是非またお願い致します。

ま:あ、はいはい!こちらこそまたリスナーに戻りますので…。あのー、楽しみに拝聴させていただきますよ、これからも!

た:ありがとうございます!ではこれでこのまおさんをお迎えしてのゲスト回はこれにてちょっと終了ということで。では今日はまおさんありがとうございました!

ま:いえいえ、こちらこそありがとうございました!

た:ではこれにて終了です!ありがとうございました〜!

ま:はーいどうもー!ありがとうございました〜!

た:ありがとうございました〜。

(あおやぎ)


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