見出し画像

【マチュア世代からの一人旅】40代50代女性のひとり海外旅行にタイをオススメする理由

40代を過ぎてからの初めての海外ひとり旅。興味はあるけど不安…という方も多いと思います。

多分に漏れず、私も大学生以来のひとり旅にどきどきしっぱなしでした。

お腹壊したりしないかしら、治安はどうかしら、言葉通じないのにどうしよう...

でも、行ってみたら、これらは自分が気をつければ避けられることだし、言葉の問題も文明の力【翻訳アプリ】があれば何とかなることに気づくのです。
不安を上回る魅力がタイにはたくさん!

私が感じた、40代以上のマチュア世代海外ひとり旅にタイをおすすめする理由をいくつか上げてみます。

フライト時間が適度

ヨーロッパやアメリカに行ってみたいなぁと思っても、40代・50代には10時間を超えるフライトって結構厳しい。
到着しても時差ボケが意外と体力を削ぎます。

かと言って、韓国や台湾は近いけど、海外旅行に来ましたー!って気分には少し物足りない。

日本との時差2時間の6時間程度のフライトは、海外へ来た気分も十分味わえて、疲れも少なく、私達の年代にちょうど良いのです。

毎回うとうと寝ていたら、あら、もうあと2時間で着くやん!という具合です。
もちろんタイムラグも無いので、ホテルに着いてすぐに周辺散策に出られます。

おばちゃんにやさしい

タイは仏教を国教としていて、タイ国民の 9 割以上が仏教徒です。
みな熱心にお寺にお参りしているので、「今日はお参りに行ってきたよ」と若い人たちからもよく聞きます。
そんな敬虔な仏教徒の若い人達は目上の人をとても大事にします

スーツケースを持って階段をよいしょ、よいしょと登っているとニッコリ微笑んで荷物を持ってくれたりします。

電車で席も譲ってくれるし、お店でぞんざいな態度を取られることも少ないし、窓口でモタモタしててもイライラされたりしない。
おばちゃんで良かった、と思う瞬間です。

いい塩梅のひとり飯

タイの屋台や食堂で提供される一人前は少なめです。日本のタイ料理屋さんで出てくる量は、タイなら大盛り。
特に麺類は小ぶりなサイズで、一食にたくさん食べる方なら物足りないくらいです。

タイの屋台や食堂などで提供される量は小盛りですので一日に何回かに分けてタイ料理を楽しむことができます。
スパイスたっぷりのタイ料理で
胃が疲れたらジョーク(おかゆ)
もおすすめ。

私くらいの歳になると、わんぱくにモリモリ食べるより、少しづつを数回に分けて食べる方が満足度が高い人が多いように思います。

その点、一食の量が少ないタイの屋台や食堂飯なら、一日に数種類のタイ料理をはしごできたり、観光の休憩にカフェでケーキやアイスなどのおやつを食べることもできます。

タイのジューススタンドでは街歩きしながら体を冷やすのに最適な旬のフルーツを使ったスイカやマンゴー、パッションフルーツなどのスムージーを飲むことができます。
ジューススタンドで
旬の南国フルーツを使った
スムージーが買えます。
スイカスムージーはおすすめ!

闇を抱えた観光スポットが少ない

植民地になったことのないタイは、〇〇刑務所とか〇〇収容所などの暗い歴史の観光スポットが少ないです。

もちろん深掘りすれば、移民や貧困など国が抱える問題はたくさんあるのですが、自らすすんで赴かない限り、ほぼ目にすることはありません。

世界の歴史を知ることは大事ですが、たまたま立ち寄った場所で、凄惨な写真や資料を見て、どんよりした気持ちになることが少ないのもタイの良い所だと思います。

事前情報より安全

どこの国でも同じですが、夜中に出歩いたり、いかにも怪しい路地に入らなければ、女ひとり歩きも問題無しです。
(そもそも夜中出歩く体力無いのよね...)

バンコク都心部でもとても細く、人通りの少ない小路には入らない方が安全でしょう。
明らかに逃げようがない小路には
入らない方がいいに決まってる

タイパンツとビーサンのいかにも観光客って格好やハイブランドのバックを持った金持ちマダム風でなければ、駐在員の奥さんかなくらいにしか見られません。

サコッシュを斜め掛けにして胸の前に持っておけばスられる危険もほぼ無いと言って良いでしょう。
なんならパリのほうがスリが多いんでは?というくらい。

でも、念のためその日使うであろう金額プラスαだけを財布に入れて、残りはホテルに置いておきましょう
全額持って歩いててスられたら、完全に詰みます。
そして、持って歩く財布とは別に200バーツくらいはポケットなどに分けて持っておく事をおすすめします。

サコッシュの中には現地用のお財布を入れて、交通系ICカードと200バーツはカードケースに入れて別々に持ち歩きます。
現地用のお財布と
交通系ICカードと200バーツを
別々に持ち歩きます

旅に出る時はこんな感じです。
機内持ち込み可能な大きさのスーツケース
(出発時でだいたい4.5kg〜5.0kg)
サコッシュとストラップ付きスマホを斜めがけ。
スマホはズボンのポケットに入れて歩きます。

サコッシュは移動中は胸の前か
脇の下に抱えて歩きます。

⬇️タイ旅行へ行く時のパッキングについてはこちらをご覧ください

マイペンライが過ぎておおらかになる

売ってる服にシミや汚れが付いていても「大丈夫!洗ったら取れる!」
路地清掃中の水をかけられても「大丈夫!すぐ乾くよ!」
となんでも「マイペンライ(大丈夫)」ですませちゃうタイの人。

そんな事を何回も体験すると怒りを通り越して、多少のトラブルも、もうええかぁ〜と思えるようになってくる不思議な現象が起きます。

タイのカフェでのんびり寝っ転がる犬を見ると、人だけでなく犬も猫もおおらかに過ごしているなと思います。
タイでは人も犬も猫も
のんびりとおおらかに
過ごしているように思います。

この考えは旅行中にはとっても大事で、開いてると思った場所がしまってたり、時間が押して目的地を網羅できなかった時もガッカリせずに「まぁしゃあないね」とすんなり受け入れることが出来るんです。

とても繊細で緻密な日本人。それはそれでとても素晴らしいことなのですが、お寺の瞑想体験に行った時に「日本人は気になることが多過ぎて大変だね」と言われ、確かにねと納得。

おおらかにマイペンライ精神で数日過ごせば、怖い眉間のシワも取れそうです。

お寺めぐりが楽しい

学生の頃、修学旅行でお寺や神社に行っても何にも面白くなかったのに、この歳になると造作の美しさや壁画の壮大さに感動するのはなぜでしょうね。

タイのお寺は本当に豪奢で、それぞれ個性があります
螺鈿細工の扉や大理石の床、色とりどりのタイルで装飾された外壁、天井一面に描かれたブッダの生涯やラーマキエン(タイの有名な抒情詩)など、ため息が出るくらい美しいです。

ブッダの瞑想を邪魔しようと 悪魔の大群がやってきた時に 大地からメートラニー神が 現れて大洪水をお越し 一掃した逸話をお寺の壁画にしたものです。
メートラニー神の逸話を
壁画にしたもの

メインの仏像だけでなく、そういう細かい部分にも美しさを感じられる感性は、この歳ならではのものだと思います。

ツアーだとかけ足で見るところを、ひとりだとじっくり心ゆくまで見られるのが良いですね。
観光客がほとんど来ない、静かな名刹を発見できた時には、こっそりガッツポーズをしてしまいます。

⬇️タイ寺院の見どころについてはこちらも合わせてご覧ください

どうですか?
私でもタイへひとり旅できそう!って感じて頂けたでしょうか?

まずはGoogleマップを開いて、バンコクの色んな場所をチェックしながら、妄想トリップから始めてみましょう。

この記事が参加している募集

一度は行きたいあの場所

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?