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キレイとは傷跡がないことじゃない

キレイとは傷跡がないことじゃない
傷さえ愛しいというキセキだ

「ビンテージ」Official 髭男dism

今日は、朝から音楽を小さめに
流しながら本を読んでいた。

そしてふとこの歌詞が通り過ぎたときに
『ほんまにそれ』と心の中の自分が呟いた。

確かに傷つきたくない気持ちも
死ぬほどわかるし、
ことを荒立てたくもないし、
誰とも衝突なんてしたくはない。

“綺麗に”生きたい。
けど、それが本気で生きていると言うことか
と聞かれるとどうしても
そこは両立しない。

そして、この曲がビンテージ
というタイトルなのも
僕はとても好きな曲の所以である。

ビンテージと言われると、
僕はギターや服、カメラが
パッと出てくる。

あるとき、1920年代のギターを
見たときに僕は震えたことを今でも覚えている。

僕もギターに関しては、
素人で一見ボロボロのギターなのだが
素人の僕でもわかるくらい
音が全然違う。

ヒビや割れ、打痕さえも、
その音を出す一つの要素となっており、
これはデジタルでは再現し得ないものなんだな
と感激したのを覚えている。

どのような歴史を辿ってきたかで
奏でる音が変わる。

それほど素敵なことはないなと思うと同時に、
人間でも同じことが言えると思う。

たぶん傷ついて、傷ついただけ
その人の価値というものは
跳ね上がる。

“新品の綺麗”さよりも、
経験を重ねていって
“自分の奏でる音のキレイさ”を
僕たちは求めていかないといけない。

そんなことを優しく突きつけられた
気がして、朝からいい意味で
刺激のある1日になりました。

こういう風に
色んなところに
自分の感情を揺さぶることは
落ちてたりするので
大切にしていかねばいけませんね。

自戒を込めて、
今の自分へ贈る文章でもあります。

ほなまた。

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