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ヘミシンクのこと(7)トラウマの解消

今どきトラウマなんて誰でも持っているし、
誰でも過去の苦い記憶を抱えている。

僕もご多分に漏れずそうだ。
僕のトラウマや過去の苦い記憶や過去も当然ある。
僕はそういったことを自身でなんとか横に置きつつ今に至るが、
コンプレックスまみれだった過去と相まって、長く解消できずにいた。

自身の努力で実績を積み、汚名返上をして。
人が絡む話では、僕にトラウマや嫌な記憶を植え付けた本人を
とうの昔に見返したり、認めさせているにも関わらず。

ヘミシンクを続けて数ヶ月ほど経ち、
フォーカス15の意識状態にも慣れてきた頃、
僕はトラウマの解消を試みた。

結果として成功。
これらのことは、もう済んだこと。今反応しても無意味と再認識し、
解消させることができた。
僕の意識の持ち方の問題といえばそこまでなんだが、
それが簡単にできれば苦労はしなかった訳で。

具体的には、アファメーションで
「過去のトラウマを解消したい」と頼み、
フォーカス15で普段イメージしているホテルのロビーに向かう。
窓から見える大きな滝壺にダイブし、同伴してくれたガイドと共に
水底深くにある自分の深層?に潜る。

深層の暗闇には、白いローブを羽織った長髪の女性ガイドがおり、
汗だくで苦しそうにしながら、両手を広げて何かを守ろうとしている。
彼女の後ろに何もなく、意味がない。
眺めていると悲壮感よりも憐憫を感じた。

そうか、もう済んで終わっていたこと、無意味ななんだ。
僕はそんなものに苦しめられていたのか。
彼女はその苦しみから僕を守ろうとしていたのか。

女性に行動を止めさせ、休んでもらった。
「ありがとう。でももう意味がないので止そう」と声をかけると、
「誰がやらしてたのよ」と冷ややかな目で言い返し、
同伴していたガイドと共に暗闇に消えた。

…僕は多くのトラウマを解消し、過去に囚われることは少なくなった。
今ではおおよその過去を笑い話で語れるようになり、
加害側の人物がいる話も、相手を許せるようになった。
(無理に会いたいとも、面と向かって許すとも言う気はないが)

この件以降、自身が鬱屈した感情やショックを受けたりする物事は、
少しだけ「引きずっても無意味、許す」と脳裏で宣言して、
気にならないようにすることもできている。
(でも嫌なモンは嫌ですけどね。)

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