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映画『陰陽師0』

野村萬斎さんの陰陽師が不動の名作なので迷っていましたが、映像の美しさと迫力、何より山﨑賢人さん主演ということで観て参りました💕

『0』では晴明は学生なので、どこか幼さといいますか、未熟さも見え隠れします。
そこがまたいい!
山﨑賢人さんが見事にそういった雰囲気を出していらっしゃる。
萬斎さん晴明は余裕綽々って感じでしたが(おとなの晴明だったし)、山崎さん晴明は時々心細そうな目や表情を上手く表現されるので、人間味のより深い晴明を生み出してくださったと思います。

相棒となる博雅は、萬斎さん版では伊藤英明さんでした。力強い印象の俳優さんですね。『0』では染谷将太さんが演じます。
染谷さんは私の中でほわっとした雰囲気の方なので(聖☆おにいさんの影響かな…)、どんな感じだろう?とドキドキしていました。

ピッタリやわ‼️
なにこの貴族、かわいいな‼️
ひ、博雅だぁ~っ💕
でした。
頭(帽子)に花つけてんの、かわいい。
晴明を悪く言われてムッとするところ、かわいい。
拗ねた表情と声が最高すぎる。

人の感情や念が事象や呪いとなり現れる世界。「怖ぁ」とビクビクする場面もありましたが、晴明と博雅の絆が深まっていく様子や迫力満点の呪術シーン、博雅の癒しキャラのおかげであっという間にエンディングでした。ヒロインのよしこ女王(奈緒さん)もステキでした。博雅とのやりとりが逐一かわいい。
そして手紙のシーン、なんて切ない…

感想。
めちゃくちゃおもしろかったーーーっ✨

SF感が強めなので、萬斎さん版がお好きな方は、少々抵抗があるかもしれません。
しかしながら、当時の様子や陰陽瞭、陰陽師の役割、文化などの解説がわかりやすく丁寧で、自然と物語に入っていけます。
当時の話し方を知れたのも、すごく勉強になりました👀✨
そして、若い晴明と博雅がどんどん引き込んでくれますので、ご安心を✨

そしてそして、私が陰陽師で大好きなあの台詞が聞けたのもうれしい。第二弾も、ぜひよろしくお願いします🙇💕


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