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かるたと花粉症

私は20年以上の花粉症持ちです。

思い出すのは大学受験浪人1浪目の池袋エリアにある某R大学の文学部の受験の時。

教室に入っていきなりくしゃみ鼻水が止まらず、1日中鼻をかみ、涙を抑えての受験。

解答用紙を埋めるのが精一杯。

結果なんてもうほんとボロボロ。

受験翌日、近所の耳鼻科に行きまして、症状を伝えて下された診断結果は、いわゆる花粉症。

高校生の時に診てもらった時、その時の結果は慢性鼻炎。季節の変わり目にある一定期間は鼻をかむ機会が増える、と。

そこにプラスアルファで花粉症。

まさかの大学受験の試験場で症状が出るんだから本当にツイてない。

それ以降、その年によって差はありますが春の暖かさより花粉症に苛まれる、そんな春を過ごしております。

さて、この近所の耳鼻科の先生。

趣味がかるた、百人一首なんですね。

全国紙の地方版で取材されるほどの先生なんです。

当時はいわゆる地元でも有名なかるた好きの先生だったのですが、後年その先生が大変に有名なマンガの監修、そしてある登場人物のモデルになっていたとはつゆ知らず。

母親や妹からその話しを聞かされて大いにびっくり!

母親は病院開業当時は事務の手伝いでパートしてたので余計にびっくりだったようです。

そんな大人気マンガも今度は今をときめく広瀬すずちゃん主演の映画になるんだから、ますますびっくり!

そう、ちはやふる、の劇中に出てくる原田先生は私がかつてよく診てもらい、そして"花粉症"宣告をしてくれた(笑)主治医だったんです。

いやー、世間は狭いものですね。

実家が府中市から隣の調布市に移ってしまったので全く行かなくなりましたが、今でも病院の案内の看板を駅で見かけるたびに、お元気なのかな?なんて思ったりしてます。

花粉症が始まるたびに思い出す、この小ネタ。

映画観に行こうかな?



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