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プラトンは、ピタゴラス主義に含まれる神秘主義的な要素を余分かつ無用なものとして削ぎ落とし、そこから有用なメッセージだけを抽出

「ベジタリアン」という語は当時のピタゴラス主義者らによって、「健康な生を送る」という意味のラテン語 vegetus をもとにつくられた。「ビーガン」という語は一九四四年に、ドナルド・ワトソンとその妻ドロシーが、より徹底したベジタリアニズムを指す言葉としてつくった。二人は vegetarian の最初と最後の音節をとって vegan とし、これによって正当な流派の名が生まれた(中略)本当に必要なのは、私たちが子どもの頃から教えられてきた神話を見抜けるようになること。これに尽きる。その神話を吹き込んだのは医師・両親・教師(中略)気候変動は二一世紀の私たちにとってトレンドの話題だが、地球の歴史では珍しくない。

インチキを触れ回った学者や専門家は痛くもかゆくもない。むしろ、さまざまな仕事が増えるので儲かる。テレビや新聞というマスコミも同じ↓
当時、40~30年前の現実の世界はこんな感じだった 「放射線被曝の害を隠しながら、どうやって優生保護法を施行するのか?───引用者」。「原発は絶対に壊れないから、人々には被曝の害を隠しながら優生保護法を実施する───教員・医師」↓
引用者は生まれつき肉が苦手です✌️

コメディアン、A・ホイットニー・ブラウンのジョークにこういうものがある。「俺がベジタリアンなのは、動物を愛しているからじゃない。植物を憎んでいるから、ベジタリアンなんだ」(中略)一六五〇年頃のパリや一八三〇年代のロンドンに住んでいて、肉を断つと決めても、ベジタリアンになると友人たちに宣言しなかっただろう。おそらく。ピタゴリアンになると言うはずだ。十九世紀にベジタリアンという用語が作られるまで、動物の肉を食べない食事を表すために用いられたのは、ピタゴラスの名前だった(中略)クムランの巻物には、「義人ヤコブ」、すなわち「イエス・キリストの兄弟」と言われている人物(本当の兄弟であった可能性もある)が、肉を厳格に断ち、クムランとエルサレムにあったベジタリアンの教会信徒を率いていたと書かれているらしい(中略)六八年、エルサレムのユダヤ人たちが起こした「ユダヤ戦争」を鎮圧するために進軍したローマ軍は、反乱を支援したとしてクムランの町を破壊した。これで、ベジタリアンの一派は途絶えてしまった。

日本人が菜食主義、ベジタリアンになる必要性は、健康面だけでいえばほとんどなく、むしろ危険があるといわざるを得ません。その理由ですが、第一に肉のレバーや魚卵、うなぎなどに多く含まれる葉酸やビタミンB12などのビタミンB群の吸収障害のある人が、とても多いからです(中略)マクロビオティックなどを実践している方々からは、「野菜にも葉酸やビタミンBは、豊富に含まれているはずだ」という反論があると思います。それは確かにごもっともな意見ですが、正確には「含まれている」ではなく、「含まれていた」(中略)いま一般に流通している野菜を使って同じことをすれば、必要な栄養素が欠乏してしまう可能性も少なくありません。

間接的な殺しの責任すら避けたいという倫理的選択から、菜食主義者となる人もいる。しかし、それでもその人は、自分が生きるために、生きている植物を根こそぎ掘り返し、それをオーブンで焼くという責任を逃れることはできない(中略)不必要な、明らかに非道徳的な殺しにつながる明白な要因がひとつある。ナルシシズムがそれである(中略)自分に似たものよりも自分とは違ったものを殺そうとする強い性向がある。菜食主義者は動物を殺すことに罪悪感を感じるが、植物を殺すことにたいして罪の意識をいだかない(中略)これと同じ原理が人間同士の殺しの場合にも働く。

当初、有機野菜を買う人たちは、この階段をかなり上まで登った余裕のある人であった(中略)本当に生活の苦しい人は、有機野菜の存在さえ知らなかった。そこでわれわれは、この安全な野菜はどうもおかしいと気づきはじめた───広瀬隆氏(著書名失念)

有機農法とは化学薬品を使わない農法です。もちろん化学肥料も使いませんから、肥料は堆肥や牛糞、鶏糞などが中心となります。ですがその元となる牛や鶏たちは、はたしてどんな食生活を送っていたのでしょうか?(中略)健康な動物は、体内に有害物質が入ってくると肝臓で分解するか、そのまま糞として排泄してしまいます。となると、牛糞や鶏糞にも、そうした物質が紛れ込んでいるのです。

私はマクロビと抗酸化で死にかけた(中略)玄米菜食ともいわれるマクロビオティックの手法に則った食生活(中略)いま振り返ると恐ろしい生活習慣を続けていて、がんになって当たり前だと自認(中略)その先に見えた風景こそが「信ずるものは殺される」という世界だったのです。多くのマクロビ実践者の肌が黒い理由(中略)みなさんは、マクロビオティックやビーガンを実践する多くの人の肌色がくすんでいることに気がつかれているでしょうか(中略)脂肪は燃えるときに酸素と結びつくことで酸化分解されますが、糖を燃やすときには酸素を必要としないので、「無酸素糖化結合」という現象が起こり、体は酸欠状態になります。つまり、エネルギー代謝の燃料が脂肪から糖に傾くほど、赤血球に酸素が乗らなくなるので、血液がどんどんドス黒くなるわけです。これがマクロビオティックやビーガンを実践する人の肌が、くすんで見える原因(中略)お名前は伏せますが、マクロビオティックの実践者で、食事法や環境問題についての著書も多い、ある著名なジャーナリストの方と2度ほどお会いしたことがありますが、日焼けもしていないのに顔色は真っ黒で暗く、私には一見して健康状態が悪いのがわかりました(中略)このジャーナリストの方は、「肉を食べると波動が悪くなる」といって、絶対に肉を食べないそうです

スーパーフードというのは面白い考えに思えるかもしれないが、詐欺同然のマーケティングとも言える。新鮮な果物や野菜は、ほぼ何でもスーパーフードだからだ(中略)菜食主義の定義は前よりもあいまいになっているし、フレキシタリアン〔穏やかなベジタリアンの意味で、ときどき肉も食べる〕という用語も漠然としすぎている。そこで私たちが今後目指すべきは「リデュースタリアン」になることだ───仮にそれが健康のためにならなくても

覚えていてほしい、「オーガニック」ラベルに意味はない(中略)カビ毒の一種「オクラトキシン」(中略)数多くの研究で。オクラトキシンはアポトーシス(細胞死)を阻害し、ミトコンドリアを損傷し、酸化ストレスを起こし、ミトコンドリアの膜を浸透しやすいものにすることが立証されてきた(中略)グレインフェッド(穀物飼育)の家畜の製品は、家畜が脂肪にカビ毒を蓄積するので、穀物それ自体よりもカビ毒を含有している(中略)デカフェに含まれるミトコンドリアへの毒には要注意だ。コーヒーのカビ毒の検査基準がある国でさえも、デカフェでは2倍のカビ毒を許容している(中略)カフェイン抜き(デカフェ)のコーヒーは、概してカフェイン入りのコーヒーよりカビ毒を多く含んでいる。理由は、一つにはデカフェのコーヒーの製品に低品質の豆が使われるからだ。もう一つには、カフェインが天然の抗真菌類防御システムとして働いて、豆にカビや他の微生物がつくのを妨げるからだ。カフェインが除去され焙煎後に不適切に貯蔵された豆は、カビの形成に対して無防備となる(中略)焙煎させることでカビを殺せるとお考えかもしれない。実際そうだ・・・・・だが、カビが生み出たオクラトキシン化合物を破壊することができない(中略)ドライフルーツはただの果物より含まれる糖の割合が高い。そして乾燥する過程が、しばしば高濃度のカビ毒を生み出している。レーズン、乾燥いちじく、デーツ、プルーンは一般にカビの濃度がきわめて高い(中略)コーヒーと同様に、ダークチョコレートも諸刃の剣である。多量のポリフェノールの供給源でもあるが、かなりの量のカビ毒を含んでいるおそれもある。ある研究では、チョコレートの標本の98%にオクラトキシンが見つかった(中略)すべてのナッツ、特にピーナッツは、カビ毒の供給源になりやすい(中略)アガベシロップを含む食品とは完全に手を切るべきだ。

助ける側のデメリットは、みずからを危険にさらしながら、みんなから「なにいいカッコしてるの」と言われることです。これは助けた人にしかわかりません↓

プラトンは、ピタゴラス主義に含まれる神秘主義的な要素を余分かつ無用なものとして削ぎ落とし、そこから有用なメッセージだけを抽出↓


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