わたしにしては、ちょっと変わった記事になります。最初に書き始めてから書き上げるまで、約1カ月かけました。とにかくミャンマーという国についての情報を得るためと、やはりあまり馴染みのない国情を調子に乗って間違わないように、と必死にタンミンウーの著作や、ニュースメディア記事を読みまくりました。

ただし、ミャンマー情勢を書いたつもりはさらさらなく、中国に関わる国境地帯で起きている詐欺グループ事件からの発展のみをまとめました。実際のところ、ここで触れた三兄弟同盟による内紛は中国の仲介のお陰でおちついてはいるようですが、その他ミャンマー北部の少数民族地域、さらにバングラデシュ国境近くのアラカン地区（三兄弟同盟にも同地の軍隊が関わっている）でも蜂起が起きており、ミャンマー全体では内紛が落ち着いたという状況にはないようです。なので、本記事を決して「ミャンマー全体」とは読まないでくださいね。

でも、これだけでも大変興味深い動きです。どうぞご覧ください。