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小さなことを気にしつつ、人に任せて大きくなろう。

小さなことを気にする。

小さなことを気にしない。大ざっぱ。

いわゆる「仕事ができる人」そして「起業して成功する人」はどっちなのでしょう。

この記事のタイトルが、私が到達した答えです。どうやって、そこにたどり着いたのか、書いてみます。

私自身は、小さなことを気にする性格です。

例えば、何かを依頼するときは、できるだけ具体的に、数字を用いてメールを書きます。

期日をオーバーしそう、あるはした相手には、しつこく連絡して催促します。

会社員時代、私の上司に

「Tさん(私のことです)は細かすぎて疲れる」

というクレームが来たほどです。

疲れるとはどういう意味か、そもそも仕事をして疲れるのは当然ではないか、という反論はありますが、それはおいておくとしましょう。

小さなことを気にするほど、仕事は確実になります。

一方で、こなせる仕事量は減ります。

だから、細かなことを気にする人がリーダーになったり、起業してトップになったら、細かなことを思い切って誰かに委任しなければ、時間が不足し、身体が持ちません。

それを今、身を持って経験しています。とても気になるし、自分でやったほうが精度が高くこなせることはわかってるけど、できるだけ妻やバイトさんに仕事を委任しています。

最初から細かなことを気にせず、大ざっぱな人がリーダーをすればいいのではないでしょうか。

そういった、大ざっぱなリーダーの究極形が、漢帝国を興した劉邦という人ですね。

しかし、古代中国の覇権を争う昔話と、現代における中小あるいは零細企業の仕事の話をごっちゃにはできません。

大ざっぱな人は

「そんな細かなことを気にしてたら大きな仕事はできないよ」

と言いますが、大きな仕事は細かな仕事の積み重ねです。

細かなことができない大ざっぱな人がリーダーだと、現場は悲惨になる。会社員時代に体験したことです。

今、私が勝手に師とあおぐ経営者が2人います。

彼らを見ていると、実に細かな気配りをしながらも、他者に任せられることは任せているのです。

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