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【料理人募集!】地域で16日間自分のお店を開きませんか?

シェフが地域に短期間滞在しながら料理を提供する、シェフインレジデンスを福島県南相馬市小高区でスタートします!


🍳なぜシェフインレジデンスを企画したの?

原子力災害が起きたこの地域では、避難生活から戻ってきた方や、新しく移り住んだ方など、様々な背景を持つユニークな人々が多く暮らしています。そのため、興味深い新しい事業がいくつも立ち上がるなど、活気があふれています。一方で、人口減少に伴い、現在営業している飲食店の数は依然として数が限られているのが実情です。

生活を営む上で大切な「食」。

おいしい一皿があれば、一時の悩みさえ吹き飛んでしまうほど。だからこそ、この地に新たな"食の楽しみ"を提供したい。そこで私たちはシェフインレジデンス「インスピレーションキッチン」を企画しました。

シェフの方には、短期間この街に滞在してもらいながら創造的な料理を通して、「食」を楽しめる場を一緒に作り上げてもらいたいと考えています。

🍳『インスピレーション⇆キッチン』とは?

これまで地域に接点がなかったシェフが作る料理を、地域の方が食べることで、この場所で普段は味わえない体験ができ、ワクワクとした気持ちになるでしょう。

一方で、滞在されるシェフの方も、地元の新鮮な食材や生産者、地域住民との触れ合いを通して、自身の料理への新たなひらめきを貰えると思います。

シェフと地域の人々が、相互に新たな発見と刺激を得ることのできる空間になると面白いのではないかと思い、『インスピレーション⇆キッチン』という企画名にしました。


🍳プログラムの募集概要

  • 実施時期: 第1回 : 2024年7月頃、第2回 : 2024年9月頃
    ※滞在日程は、応募いただいたシェフのご予定に合わせて要相談。

  • 最低営業日数:16日間以上

  • 利用店舗:haccoba -Craft Sake Brewery-
         〒979-2112 福島県南相馬市小高区田町2丁目50−6

  • インセンティブ:料理提供期間中の売り上げの一部+1ヶ月分の滞在費無料(食材費は運営負担 ※営業日数に応じて予算は要相談)
    ※交通費は、県が実施する一部交通費補助制度のなどご紹介します。

  • 対象:全国のシェフ、またはシェフを目指す学生や、フリーランスの方のうち定められた滞在期間を全て満たすことができる方

  • 定員:2名(7月 / 9月 各1名ずつ)

  • 企画団体:wind&soil

🍳応募スケジュール

  • 5月3日(金):応募開始

  • 5月21日(火):一次募集:申し込み締め切り

  • 5月27日(月):二次募集:申し込み締め切り

  • 5月28日(火)〜5月31日(金):面談期間 

  • 6月7日(金)頃:採用通知

  • 6月17日週:事前オリエンテーション(オンラインで実施予定)
    ※滞在スタートの日程や料理提供の日程などは、面接時にご相談いただければと思います。

🍳採用後の流れ

①事前オリエンテーション
シェフインレジデンスに採用された方には事前オリエンテーションを行い、現地での活動を始めるにあたっての不安を解消できるよう運営と顔合わせを行います。不安や疑問があればどんな小さなことでも気軽にお聞きください。

②リサーチ/地域の食材インプット
シェフインレジデンスが始まったらまずはこの地域について知っていただいたり、食材を提供してくださる生産者の方とコミュニケーションを取ったりなど、メニュー開発のための下準備を行なって頂きます。地域のリサーチ活動については運営がサポート、案内しますのでご安心ください。

<地域の食材例>
・地域の生産者が直接店頭に立つ:農産物等直売所「小高マルシェ」
・28歳が代表を務める100年続く魚屋:株式会社おのざき
・請戸漁港に隣接した直売所:柴栄水産
・行列が絶えない精肉店:今野畜産
・​こだわりの平飼い・自然卵:大野村農園

③メニュー開発
リサーチや生産者の方とのコミュニケーションで得られたことを下敷きにメニュー開発に取り組んでいただきます。

実際のキッチン

④料理提供
haccobaのキッチンをお借りして開発したメニューの提供を行なっていただきます。最低16日間以上のお店をオープンをお願いします。基本的にランチとディナーの営業をお願いしたいと思いますが、営業時間や営業形態などは運営メンバーと相談しながら設計ができればと思います。
(過去にカレーのお店を企画された方は、2ヶ月で延300名のお客様が訪れました!https://www.instagram.com/tsuboodaka/ )


🍳エントリーはコチラ!

  • 5月21日(火):一次募集:申し込み〆切り

  • 5月27日(月):二次募集:申し込み〆切り

▼個別説明会はこちら

応募希望しているシェフに向けて、個別説明会を5月7日〜26日まで開催します。下記よりご都合の合う日程を記入いただきお申し込みください。


🍳滞在先の小高ってこんなところ

今回シェフインレジデンス「インスピレーション⇆キッチン」を行う福島県南相馬市小高区は2011年3月11日に発生した東日本大震災とそれに伴う原子量発電所の事故により、避難指示区域に指定され一度人口がゼロになった街です。

震災から13年が過ぎ、元の住民だけではなく移住者も増え、他の地域ではないようなユニークな街に日々進化しています。

海が近いので、夏は涼しく冬は比較的温暖な気候で気持ちの良い海風が吹き抜ける、そんな場所です。

小高についてもっと詳しく知りたい方はコチラ↓


🍶 haccobaとは

今回のシェフインレジデンスの舞台であり、キッチンを提供してくださるhaccobaさんについてご紹介します。

2021年2月、原発事故の避難で一時人口がゼロになった福島県の小高というまちに醸造所を設立。2023年7月から隣町の浪江でも醸造所を営んでいます。「酒づくりをもっと自由に」という思いのもと、かつての "どぶろく" 文化やレシピを現代的に表現。ジャンルの垣根を超えた自由な酒づくりを行っています。
自分たちの事業を通して、自律的な地域文化と自由な酒づくりの文化を取り戻すことを、本気で目指しています。

haccobaをもっと知りたい方はコチラ!


🍳運営:wind&soilについて

今回のシェフインレジデンスの主催であり、運営である私たちについてご紹介させていただきます。

wind&soilは福島県南相馬市を拠点として、相双地域(相馬地域、双葉地域を合わせたエリア)を活動エリアとするエンタメ、学び、食などを企画するイベント事業です。

地域にとって新しい「風の人」も、地域に根付く「土の人」も共に、趣味性の高いイベントを通して友人ができることで、安心して地域で”暮らす”ことができるようになることを目指しています。

wind&soilについてもっと詳しく知りたい方はコチラ↓


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