Skebを通じて得た知見、その他色々と書き残し

皆様こんにちはこんばんわ、ヲガワです。
1年の年納めで書き残そうかと、久し振りにnoteを引っ張り出してきました。

初めてSkebを依頼した際にもnoteに書き綴らせていただきましたが、もう1年以上が経過して時の流れの早さを感じています。  

前置きはこのくらいにして、ささっと本題に移らせてもらおうかと思います。

ここでお話ししたい内容

私はクライアントの立場として、これまで多くのクライアントさんにご協力いただき、イラストを納品いただきました。
先日Skeb運営からレポートメールが届き、今年で9件・累計で12件が自分の元へと納品されたようです。
(それとは別に、現在対応中の依頼もあった します)

そんな実績(?)のある私が、Skeb活動を続けている心境やら他諸々について、ここでお話しをしようと考えています。
この記事を見ていただいて、何かしらアクションとなるきっかけとなれば幸いです。

Skebを依頼する目的 

私がSkebで依頼をしている目的には、大きく2つあります。

1点目は、『自分の脳内にあるイメージの具現化』です。
人間誰しも生まれながらにして才能やセンスというものがあり、その優劣こそ千差万別です。
悲しいことに、私には絵心がまるで身に付かなかった…、というか幼稚園児の塗り絵時代で成長が止まってしまったようです。
日常生活では特に困ることなく過ごしてきたので良かったのですが、ある時に大きくコンプレックスを感じた場面へと出くわしました。 

いわゆる「ファンアート」という文化です。

お絵描き掲示板やSNSで色々な方々の二次創作を見て、自分も描いてみようと試みました。
…が、いざやってみて自分にはつくづく絵描きには向いていないと痛感しました。
しかし一方で、キャラクターのこういう描写が見てみたいと、アイデアはいくらでも沸いてきます。
頭の中にあるインプットから紙面へのアウトプットへとどうしても繋げられない…、そんなもどかしさというか苦悶のような感情がありました。

そんな境遇の中で、ある日「Skeb」というインターネットサービスに触れました。
自分の依頼内容に基づいてイラストを描いてもらえる、という仕組みが自分には画期的で、緊張しつつもお願いした覚えがあります。
ある種の自分が抱えていた悩みを解消してほしかった、というのがSkebを利用する第1の目的です。 

Skebを依頼する目的  その2

(長くなったので分けます)
私がSkeb依頼する目的はもう1つあり、それは『自分が注目したクリエイターを応援したい』ためです。
ご存じの通り、Skebは権利関係含め色々な部分でクリエイターが優遇されるシステムとなっています。
それ故に、お試しで登録しているクリエイターさんも多く居られると思いますが、実際に人気ある方々はほんの一握だと何となくは感じています。
そのような偏りができるのは仕方ないこととでしょうが…、自分好みや実力あるクリエイターさんが埋もれた状況というのはどうにも浮かばれないなと。

これは私なりのスタンスですが、新人クリエイター一覧などを時々眺めて、自分の琴線に触れる方がいないかを模索しています。
タイミングが合えば依頼等をお願いしたいなあと思う訳で…、やはり一度気になると少しでも人気が出て欲しいと願っています。
その気持ちは過去にご協力いただいたクリエイターさんにも同様にあって、何かしらの形で伸びてくれると私も嬉しいです。
端から見れば大きなお世話かもですが、他者に対する貢献感が私の持つ第2の目的です。


Skebを通じて得た知見

そんな目的2つを抱えてSkebを今なお続けています私ですが、1年以上やってきて気付いたこと2点を述べさせていただきます。

まず1点目は、『100%説明したつもりでも、100%イメージ通りの作品にはならない』ということです。
(※ イメージ通りでない=悪い、ということでは決してなく、期待以上の作品ばかりであったと注釈に入れます)

依頼文として、私はできるだけ具体的にイラスト案を提示するよう心掛けているのですが、実際の完成品を見ると思い描いたイメージとは異なることが割とあります。
他人に説明することの難しさとはよく言ったもので、これは多分一生埋めることのない溝なのだと感じました。
また、自分の持つイメージが求める理想像とはズレていることも分かり、より良いイメージ像を目指してインプット力を高めていかねばならぬと反省する次第です。

新しい知見の2点目は、『勇気を出して進めば意外と何とかなる』という点です。
Skebを始めた当初もそうですが、今まで面識なかった方に作品を依頼するというのは、毎回緊張しています。
送信ボタンを押してから返信が届くまでの間はずっと不安な面持ちなのですが、その都度承認をいただけてホッとしています。
色々と後先を考えるとためらってしまいがちなので、まずはやってみようという心意気が大切なのだと感じました。

以上2点、話してみれば至極当然な内容なのですが、実際に経験して会得できたことで自分にとっては大きな意義を感じています。
ここでの活動を、今後の人生でも活かしていきたい所存です。

Skebをする上での心構え

さて、ここまであれこれと書いてきましたが、これらはただの自分語りであって読者さんには有益な情報を何も落としていないのでは…、と思えてきました。
(ここまで読んでいただいた方へ、ありがとうございます。)

ということで、ここからは自分なりの助言といいますか、心構えとして役立つかもしれない情報をいくつかご紹介します。   

礼節を重んじる

クライアントとクリエイター、お互いに気分良く取引を進める上で丁寧な対応は不可欠であろうかと思います。  
私自身、依頼文にはできる限り失礼がないよう「はじめまして」、などの簡単な挨拶から始めるようにしています。
どんな文面ならクリエイターさんが気分良く進めてもらえるか、一度は考えてみても良いのではと思います。 

依頼が完了すれば待つ

Skebにおけるやり取りは実にシンプルで、『依頼する ⇒ 依頼承認の通知が来る ⇒ 作品が納品される 』の3ステップで取引が完了します。
クライアントとしては、依頼したら後は結果待ちの状態となるのですが、言い換えれば口出しは一切無用の状態になります。
クリエイターさんの状況によってはすぐに返事が来ない場合もありえますが、下手に焦らずじっくり待ち構える心意気が必要になろうかと思います。

お礼を伝える

納品後にはお礼のメッセージと共にブーストを送る機能がありますが、私は極力利用した方が良いと考えています。
クリエイターさんが尽力した作品についてクライアントがどう感じたかは気にされていると思うので、感想を一言添えるのがクライアントの役割ではないかな、と。
クリエイターさんには、依頼をきっかけにし活動の励みとして欲しいところであります。

イラストの対応は人それぞれ

クリエイターさんがどのような対応をしてるか、過去作から事前確認することで依頼時の参考になるとは思います。 
クリエイターさんによっては、途中経過を掲載したりPixiv等の他サービスで公開する場合が在りますので、自分好みで選べば良いと思います。

価格設定も人それぞれ

依頼時にいくら支払うのが良いかは悩み所の1つではありますが、ひとまずはおまかせ金額に合わせるのが妥当ではないかと思います。
一方、おまかせ金額とは別に最低金額が設定されていることもありますが、これもまたクリエイターさんの気分次第ではあると思います。
これは経験談ですが、予算の都合あっておまかせ金額より低い額面でお願いしたことがありますが、丁寧な仕上がりで納品いただけました。
(後で、気持ち多めにブーストしました)

最低金額だからと決して粗雑な対応になるとは限らないですが、ブーストと併せたを予算をできるだけ準備しておくことを個人的に推奨します。
ダメ元で依頼して受けてもらえる場合はモチロンあるのですが…、金銭や気持ちに余裕がない時はやるべきではないと私は実感しましたので。

とりあえずで、今思い付いたのはこのくらいですが、また何かあらば追加するかもです。(2021.12.31現在)

最後に

徒然なるままにSkebについて自分が思う所を長々と書いていましたが、ここまでお付き合いいただけた読者さんが居られましたら、本当にありがとうございます。
ご感想・ご意見いただけたら励みにさせていただきますので、何かありましたらどうかよろしくお願いいたします。

それでは、皆様もどうか良いお年を。