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独身中年が狂わないようにするコツ。

こんにちは、HKRです。


気づけば3月に突入し、私の施術歴も早10年が経過しました。整体師になるためのスクールに通う年の3月に入校し、そして間もなく東日本大地震が起こりました。あの頃は先がどうなるのか全く読めずに、ただ日々を過ごしていましたね。

そして2年後の3月に晴れてリラクゼーションサロンに入店し、施術者としてのスタートを切ったので、3月というのは私にとってなにかと縁がある月です。そんな中であるブログが私の目に入ってきました。


👇トレンドになったブログ👇


Twitterでトレンド入りしてあったので思わず読んでみたのですが、どうやら加齢による衰えをキッカケに自分の人生を振り返り、なんだか少し心が疲れている感じの様子でした。(内容が事実なら、ちゃんと専門医に診てもらうべきかと)


そういえば自分もすっかり独身中年だなぁと思ったので、私も独身中年として狂う前に一筆書いておこうと思います。


20代と30代の身体の違い。(2年越しの自己紹介文の続き)


私(=HKR)の場合


以前、noteで自分の経歴書いたような気がしたので探してみると、あるにはあったのですが、中途半端なところで終えて続きを書いていないことが発覚しました(こういうことはよくある)。

端的に書くと、以下のとおり。


リラクゼーションサロンに入店後、派遣扱いから正社員に昇格。
▶︎個人整体サロン(複数店舗経営)に転職して正社員〜店長を経験する。
▶︎個人整体サロンが傾きはじめたタイミングで転職、フリーランスになる。
▶︎掛け持ちで3つ同業種で勤務。SNSでスカウトされたり知人の新店を手伝うも陰謀に巻き込まれたり、知人のお店がコロナで閉店する。
▶︎結局は現在のお店でフリーランスのまま店長を就任して今に至る。
(※フリーランス中には、ブログ・webライター、動画編集、ネットショップなど副業でも収入を得る)


仕事としてやってきたことはこのような感じ。趣味は体を動かしたり(武道・筋トレ)、一人旅で国内を回ったり(現在30箇所以上の都道府県に行った)、本やマンガを読みあさって余暇を過ごしています。

私は独身で現在お付き合いしている方もいなければ、年収も低く、一般的には“将来は暗い”といっても過言ではないでしょう。しかし、メンタルが落ちることはあまりありませんでした。


なぜかというと、いろんな人間を観察して学び、趣味(読書など)を満喫するためには集中力が必要である。そして、集中力を維持するためには体力が必要なのではないか?という仮説を立てて身体を動かす習慣を身につけていたからです。私の周りには、いろいろな問題(性格的なもの)を抱えている方がいて、どうしてこんな人間になるのか考えているうちに、「年齢による衰え+生活習慣に問題があるのでは?」と、当時思いついたのです。

そんなわけで20代からコツコツ身体をつくってきて、それほど目立った身体の衰えを感じず生きてきたおかげで、転職やらなにやら人生のいろんな問題がふりかかってきた時も「まあ、なんとかなるか」と開き直ってこれました。たぶんコレは“体力がある=脳が正常に動く=メンタルが安定する”からだと思っています。今も変わらず体力はあるので、メンタルはまだ狂ってはいないと自分では思っています。が、30代半ばあたりから身体の回復が遅れている感覚があるので、衰えてはいるはずです。もしかしたら数年後には狂っているかもしれませんが、予防策として身体はたくさん動かしておくのはオススメです。


整体師から見たお客様の場合


整体の仕事でいろんな人の身体を診させていただいているので、20代と30代では、やはり身体の硬さは違う印象はあります(※もちろん人にもよりますが)。20代の方はまだ柔軟性・弾力性を感じられますが、身体活動が少ない30代の身体は、弾力性が失われ固まっているか、あるいは筋肉が少なくふにゃふにゃな状態である傾向があります。運動習慣のある人は、硬い人でもまだ“筋肉が硬まっている”感覚があるのですが、衰えている人の硬さは“骨と筋肉が一体化している高齢者の身体”の印象を受ける硬さなのです。

では、一度身体が衰えてしまったらもう改善は不可能か?というとそんなことはありません。日常的に運動量を増やし、ストレッチやセルフマッサージ等のケアを取り入れれば何歳からでも改善は可能でしょう。特に最近は、食生活の改善や飲酒・喫煙を止めるのが一番身体が変わるのでは、と思っています。(禁煙した人の身体って触った感覚が明らかに変わる印象があるんですよね)



参考①:『195の国と地域のアルコール使用量と負担、1990年~2016年:世界疾病負担調査2016のための体系的分析』

https://www.thelancet.com/action/showPdf?pii=S0140-6736%2818%2931310-2


独身よりも怖いのは“孤独感”


話を戻すと、拝見したブログを読むかぎりこの方は35歳以降の急激な衰えからいろんな不安が襲いかかってきてしまったようなのですが、一番キツかったのは“結婚できなかった“という点のようです。

人間、一番病むのが”孤独感”で、前提として、多くの人たちは「他人とのつながり」によって日常的な安心感を得ます。しかし、何らかの理由で孤独になると安心感が消滅し、周りのものが恐怖を与えるものとして感じられてしまいます。この状態が慢性化すると、ごく普通のコミュニケーションでも不安を感じてネガティブな発言をしたり、挙動不審になってしまったりするようです。

35歳くらいになると、周りの人たちは結婚なり出世なり、状況が変わって人付き合いが少なくなるがゆえに孤独を感じることが増えるっていうのは実体験を交えて理解できます。独身(=結婚していない)が問題というよりは、孤独感が一番の問題になってくるのかなと私は考えさせられましたね。



参考②:孤独感。臨床的重要性と介入策

https://journals.sagepub.com/doi/abs/10.1177/1745691615570616



中年〜高齢になることにネガティヴな印象をもつほどヤバい


孤独感を紛らわすには、とりあえずの予防策として一番簡単(?)なのが加齢に対する捉え方を改めるってことでしょう。

『加齢に対する考え方がポジティブだった人は、ネガティブな人にくらべて49.8%も認知症の発症率が低い』なんてデータもあります。実際に年齢を重ねると、収入も上がって貯蓄もできて、人生経験も増えているおかげである程度の苦難には耐えられるようになります(一般的にはね)。

あとはできるだけ体を動かすように勤めて、ボランティア活動などで人の役にたつようなことをして人間関係をつくり、何でもいいので新しい趣味を始めたりして心と身体の若さを保つのが大切と言われています。個人的にはSNSなどで他人の生活や意見などを見ないっていうのもオススメですね。(私のnoteは読んでもらいたいけど)



参考③:高リスク遺伝子を持つ高齢者でも、ポジティブな年齢信念が認知症予防につながる



まとめ


独身中年のトレンドからブログを閲覧し、ちょっと乗っかろうとnoteを書き始めたら思いのほか時間を食ってしまい、トレンドの波に上手く乗っかれませんでした。

noteの執筆スピードとクオリティを上げて、多くの人に読んでもらえるようになることが今後の目標(新しい趣味)になりました。全国の独身中年の参考になれば幸いです。



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