ラスパルマス・デ・グランカナリア国際映画祭 最終日
『莉の対』
賞を獲ることができませんでした!!!!
期待して下さっていた日本の皆さん、クルーのみんな、本当にごめんなさい!!!
会場で一人、滝のように涙を流していました!!
でも、受賞者の皆さん、本当におめでとうございました!素晴らしい作品ばかりで、そこに並んで莉の対も仲間入りできて、これは本当に光栄でした。
全ての作品を観たわけではないですが、グランプリは僕が先日観た、
『MATT AND MARA』というカナダの映画が受賞しました。
これは誰もが納得する受賞だと思います。とても素晴らしい作品でした。
僕が大好きな映画『マリッジ・ストーリー』の空気感を感じながら鑑賞していました。
他の準グランプリなどの賞は、ベルリンやヴェネツィアといった錚々たる映画祭にノミネートされている作品が受賞しました。
『莉の対』はそんな作品達に混じってよく立派に戦ってくれたよ。
会場にいた莉の対を観てくれた皆さんからもとても好評をいただき、スペイン語だったのでミリも理解できませんでしたが、一生懸命感想を伝えようとしてくださるその表情は真に迫るものがあって、そういうものは言葉が分からなくても伝わるものです。
これで僕のラスパルマス・デ・グランカナリア国際映画祭は終わりになりますが、海外の映画祭は全て終了。という訳ではなく、まだまだ世界の映画祭でも上映が続いていきます。
ですが、僕はこの『莉の対』を一旦日本に持って帰ります。
いよいよ次は、ジャパンプレミアです。
世界も大切です。
そして母国である日本での上映がなんと言っても一番大切なのです。
映画祭ではなく、劇場での一般公開。
これもまた、莉の対にとって初体験なのです。
あ、物理的に俺も帰ります 笑
飛行機、22時間45分ですって。
冷凍睡眠して送ってくれんかな 笑
日本を離れて、今日で丸二週間になります。
ひとところで「生活」していた訳ではなく、二国間を移動したり二つの映画祭をハシゴしたり、4つのホテルに滞在したり、日々アクティビティがあったり。なんら落ち着いたりのんびりできた訳ではありませんでしたが
今回の旅で、沢山の人の手助けや優しさに触れ
僕は改めて「今の自分」というものを見つめ直すことができました。
もっともっと勉強しよう。もっともっと多面的な思考を持とう。もっともっと優しくなろう。もっともっと厳しくなろう。もっともっと許せるようになろう。もっともっと感謝しよう。
そして。もっともっと、人として大きくなろう。
やること、やりたい事はまだまだこれから無限にある。
目標に向かって羽ばたいていくぜ〜!!!
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