読めばWEBコラム向けSEOライティング術がわかるWEBコラム

今やインターネットに溢れかえっているWEBコラム。実は基本的な記事構成はどのメディアでも同じってご存知でしたか?

この記事はWEBコラムの基本的な構成・考え方などをまとめつつ、WEBコラム風に仕上げました。一読すればWEBコラムの基本的な構成やSEOライティングのコツをつかめること間違いなし!(※個人差があります)

ファーストビュー(サイトが表示された時に視界に入る画面)である程度の情報が把握できると離脱率が下がり、読了率が上がる傾向があります。ファーストビューで読者の心をわしづかみにしちゃいましょう♡

※最初に
これはライティング未経験者にSEOライティングを教えるために書いた参考コラムです。なので『SEOライティング』に関することしか書いておりません。
コーダーさんたちが意識しているシステム関連のSEO対策法ではありませんし、諸説あると思いますので、「こいつはこうやっている」ぐらいに思って読んでいただけますと幸いです。
ただ、このコラムを使ってライターを育てた結果、常に依頼がある記事ディレクション事業が営めております。それでは、どうぞ。


<h2>一番目立つ見出し。積極的にキーワードを入れるのが◎</h2>

基本的にWebコラムではh2を一番目立つ大きな見出しとして使用します。メディアによってはh3始まりの場合もあるので、確認してください。

h2タグは検索エンジンに見られるタグなので、積極的にキーワードを入れると◎! 左寄りに入れると、認識率が高くなると言われています。

ただし、日本語として美しく成立させる方が優先なので、左に入れることばかりを意識し過ぎるのもNG。適度にバランスよく、キレイに一文をまとめてください。

<h3>小見出しで話題を分割。見出しを見ただけで内容がわかるように</h3>

h2の次に使用するのがh3です。h3も検索エンジンに見られる部分なので、内容を精査して、内容に適した見出し文を作ってください。

h3で話題を区切らずに書いてしまうと、読み手が読むことを面倒がって離脱率が高くなります。「情報は欲しいけど文字は極力読みたくない」「必要なところだけ読みたい」というのがネットメディア読者なのです。

h3を積極的に利用して話題を分割し、見出しを読んだだけで内容が把握できるようにしましょう。

<h3>見出しを区切る目安として2~3段落程度</h3>

ここでいう『段落』とは、改行で区切られた一文のことです。例えばこの行時点の前段落は「h3を積極的に利用して話題を分割し、見出しを読んだだけで内容が把握できるようにしましょう。」になります。

見出しで区切った1つの話題は、2~3段落程度を目安に構成しましょう。ただ、3段落を超えたからNGということはありません。

2~3段落程度だと、スマートフォンの画面内に文章がスッキリと収まります。1画面で内容が把握できると大変読みやすく、離脱率が下がるため、WEBコラムとしての優秀度がアップするんです。

<h3>文章も短く区切るべし!2~3行ぐらいがベター</h3>

1段落は2~3行程度でまとめるのがベター。あまり長すぎると文字で画面が埋まってしまうことになりかねません。

「長い文章は意味が整理し辛い」と感じる読者が多く、離脱率が高くなりますので、文章は「、」で繋げずに、「。」で終わらせて一文を短く区切った方が、読みやすい段落になります。

↑の段落は「。」で区切って終わらせられるところを敢えて「、」で繋げています。読みにくいですね。段落にしろ文章にしろ“こまめにスッキリ”を意識してみてください。

<h2>「ちょっと違って全く違う」を心得よう</h2>

「日本語として正しいか否か」と「読みやすいかどうか」には微細な差があり。その差を意識することでWEBコラムの面白さや印象をコントロールできます。

家族にお茶を淹れてほしいとき、「お茶でいいよ」でも日本語として意味が通じます。が、「『で』って何よ!」と痴話ゲンカになるという話を耳にしますね。1文字違って全く違う印象になるのです。

接続詞だけでなく、文頭、文末、文章の長さ、ちょっと変えるだけで印象ががらっと変わるのが文章の面白いところです。「ちょっと変えるだけ」を「少し変えるだけ」に変えてもがらっと変わります。

このような「ちょっと違って全く違う」SEOライティングの小技を4つご紹介します。覚えて意識するだけで文章の質が格段に上がることうけあいです。

<h3>1.『あれ』『これ』『それ』を使わずにキーワードを盛り込む</h3>

この記事を読み進めていて、何か気になった点はありませんか? 冒頭に書いた通り、この記事はWEBコラムの書き方を意識した文章構成になっています。

普通に書いている文章とは異なり『あれ』『これ』『それ』といった言葉を意識して使用しないようにしています。もちろん、使わなければ意味が繋がらない場合には使用しています。

『あれ』『これ』『それ』といった言葉を使用しないことで、積極的にキーワードを盛り込むことが目的です。記事内にどれだけキーワードが出現するか?ということを検索エンジンは読んでいます。

<h3>2.「ところが」「実は」「しかし」といった文頭接続詞を使わない</h3>

もう1つWEBコラム的構成として意識していることがあります。『文頭に接続詞を使わない』ということです。

「ところが」「実は」「しかし」というような接続詞を文頭に持ってくると文章の繋がりがキレイになります。日本語としては圧倒的に正しい使い方ですが、SEOを意識すると少し損をしてしまうのです。

主だった理由は「無駄に文字が多くなることで離脱率が上がる」「認識してほしいキーワードが右に流れてしまう」といったものです。

文頭接続詞は書いた後で「消しても意味が繋がらないか」をチェックしてみてください。繋がるようであれば積極的に削除するとすっきりキレイにまとまります。

<h3>3.同じ文末を連続して使わない</h3>

文末のバリエーションはそんなに多くはありません。Webコラムがどうこうではなく、そんなに多くありません。

上記の文章のように、連続している文章の文末が同じものになってしまうと、稚拙な印象が強くなります。可能な限り違う文末を活用していきましょう。

「どうしても同じ文末になってしまう!」という時に上手に使いたいのが体言止め。← のような感じで「です」「ます」をつけずに文章をくくることを体言止めと呼びます。

会得すると非常に便利に使える体言止め。文末のボキャブラリーに加えてみてください。

<h3>4.校正前&校正後の記事を比較してみる</h3>

校正された記事が100%正しく美しいというわけではありません。特に自分ではない人が校正した記事がいまいちだと思うこともあるでしょう。

なぜいまいちと感じたか?なぜここで修正が入ったか?を、校正前と後の記事を見比べて意識してみてください。その時に感じたことを次回執筆から取り入れてみるといったように、トライ&エラーでやっていきましょう!

<h2>SEOライティングは攻略法。絶対的なルールではない</h2>

ここまで、Google検索エンジンのSEOを意識したWEBコラム記事ライティング術をご紹介して参りました。が、この記事で書いていることが100%正しいというわけではありません。

Googleは公式的に「こう書いた方がいいよ」と明言していません。あくまでWEB制作会社やWEBコンサルといった業種の方々が「こう書いた方がいいだろう」と予測し、攻略しているに過ぎないのです。

<h3>出回っているSEO対策法は参考程度に!</h3>

結果や実績があっての結果をSEOとして採用していっているので、信ぴょう性がゼロというわけではありません。ただ、「この書き方を守らなければSEOが弱くなる」という訳ではないのです。

Googleは検索エンジンの性能を上げるべく試行錯誤しています。今日通用することが明日通用しないことも。

ただ1つ、永久に変わらないであろうSEOの極意があります。
それが、コレ↓。

<h2>人に喜んでもらえるコラムは必ず評価される</h2>

永久に変わらないであろうSEOの極意。それは「人が読みやすい・理解しやすいコラムを書く」ということです。

実はここで紹介しているWEBコラムの書き方は、単純な検索エンジン対策ではありません。見出しを読むだけで記事内容が把握できるように構成しているため、読者は短時間で記事概要がつかめるようになっています。

検索エンジンの攻略だけに留まれば、機械的な文章になります。検索エンジンは、機械的な文章を淘汰するように動き始めています。淘汰されないためには「人らしく、人に読まれる良い記事を書く」ことが大切です。

<h3>読み手は『人』。人が喜んでくれるコラムを書こう!</h3>

Googleは人工知能を検索エンジンに搭載し、検索エンジンは「人が好んでたくさん読んでいるか」ということをどんどん数値化しています。少しでも検索エンジンの判定を人の考えに近付けて「人に好かれるコラム」を評価しようとしているのです。

検索エンジンを提供しているGoogleの考え方に沿うということは、長く評価されるWEBコラムを生み出すためのSEOではないでしょうか。

きちんと書いてきちんと読んでもらえるコラムが評価される時代に向かって技術が進化している現代、他のどの小技を忘れてしまっても、「人に喜んでもらえる記事を書くことが最大で最高のSEOだ」ということだけ覚えておいてください。

<h3>持論を持つことで上がる記事の質</h3>

次の段落がラスト、締めくくりの段落になります。松田がラストのまとめで意識しているのは「書き手の感想にならないようにする」ということです。

書き手の感想を書くのが1番手軽で書きやすいでしょう。しかし、きちんと内容を振り返ってあげた方がコラムとして優秀なものになるだろうというのが持論です。

これはあくまで持論ですので、各々の考えでいいと思います。自分の中で「こうすれば読みやすい・わかりやすい」といったことをルール化していくことによって、自分にしか書けない『質の高いWEBコラム』が書けるようになっていきます。

<h2>まとめ:読後感の調整がまとめの役割</h2>

「いかがでしたか?」でおなじみ、WEBコラムのラストまとめ段落です。まとめ段落は『読後感の調整』として利用します。

「いかがでしたか?」という文章を読むことで、読み手は「どうだったかな?」と脳内検索を始めます。「役立った!」と思うと、読んだコラムに対しての心象が非常に高くなります。

ラストまで読み進めているということはそれなりに役立ったということなので「いかがでしたか?」がよく使われます。場合に応じて色んな定型文を持っておくと便利です。

しかし、手前の段落で書いた通り、まとめ段落で記事内容を振り返って印象付けるコラムの方が記事として優秀なのではと思います。

読みやすくわかりやすく、人に愛されるWEBコラムを意識して、たくさんライティングしてみてください!


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