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スーパーマリオブラザーズワンダーは1人なのに1人じゃなかった


先日CMで流れるたびにやりたいなぁ〜とやんわり思っていたスーパーマリオブラザーズワンダーを購入しました。


これまでスーパーマリオブラザーズシリーズを総なめして来ました!みたいな人間ではなく、かろうじて記憶にあるのはWiiUでニュー・スーパーマリオブラザーズWiiを弟妹とやったくらいでしょうか…。

なのでそんなにスーパーマリオブラザーズシリーズに大きな思い入れや知識はないのですが、WiiUでプレイした当時とは全く違う11年ぶりの今作品において、オンラインを取り入れた事による今作の素晴らしさを語っていきます。


今作の素晴らしさですが、タイトルにある通り

"1人なのに1人じゃないこと"

です。


個人的な感覚ですが、そもそものマリオシリーズの良いところは家族や友達とみんなでワイワイ楽しめるところだと思っていました。

今作はオンラインでもその感覚に近いものをソロプレイでも大いに味わうことが出来るワクワク感がありました。



何よりも驚いたのはオンライン機能であるライブゴースト機能です。こちらは世界のどこかでプレイしているプレイヤーのライブゴーストと一緒に冒険すると言う優れものです。

これが本当に1人でプレイしていても1人ではないと錯覚させられる素敵な機能でした。




今作には通常の前へ進んでいくコースとは別に隠れたコインを探すコースがあります。

大の大人でもコインを探すのに時間がかかるユーモアあるコースなのですが、私がプレイした際にはなかなか見つからず、ネタバレを求めてネットで検索したくなったあたりで、ライブゴースト機能の素晴らしさを実感しました。


オンラインでのライブゴースト機能で一緒にプレイしている時は、4つの絵文字でしかやり取りしかできない仕様になっているのですが、その内の「?」を使用すると親切なプレイヤーが「📣」を使用して、どのように隠れたコインを取るのか教えてくださると言う素敵な出来事がありました。


音声やチャットでのやり取りが一切無いにも関わらず、たった4つの最低限とも言える絵文字数で、こんなに優しい世界が広がることがあるのか…と脱帽しました。

それと同時にこれまで感じていた「マリオシリーズは家族や友達とみんなでワイワイ楽しむ」と言った感覚から、ソロプレイでも必要な時にどこかの知らない誰かと必要最低限のやり取りをして楽しむことが出来るシリーズに変わっているんだなと感じました。



さすがは天下の任天堂さん…。
毎回ゲームをするたびにあらゆる気付きを与えていただけます…。




同じくライブゴーストでの体験としてあったのは、通常コースにおいて特殊なアクションを指定するためのバッジを選択しないとワンダーフラワーや特殊なコインが取れない事があるのですが、これについてもライブゴーストと一緒に解決したことがありました。

高さのあるジャンプを出るようにするためのバッジを付けなければ取れない場所にあるコインを他のライブゴーストから絵文字の「☺️」等を使用して、私に意図を伝えていただいたことがありました。

私はマリオワンダーでいろんなプレイヤーに助けていただくことが多かったので、せっかくなら私も手助けする立場に!と思い、そのライブゴーストの意図に従うことにしました。

バッジを付けている私がコインの場所に行き、そのプレイヤーの方がゴーストとしてそこに辿り着く事でコインを取得することができました。

お礼としてもたくさん「☺️」や「🎵」の絵文字を使用していただきほっこりした気持ちでプレイする事が出来ました。



ありとあらゆる形でソロプレイがソロではないと感じることが出来た今作は名作だなぁと感じました。


オンラインだから当然と言えば当然であるのかもしれませんが、スーパーマリオブラザーズシリーズでオンラインとなるとどのように協力をするんだろうとあまり想像が出来ていなかった私にとっては、新たなものを発見出来ましたし、お子さんなどのあまりプレイが上手に出来ないと言った方にもおすすめできる作品だと思います。

つらつら書いている私もまだクリアしているわけではないので、この後もプレイしてこようと思います。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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