妊娠後期の雑感|第2子妊娠記その16
気持ちの浮き沈みが激しい今日このごろ。
はっきり言うと、焦っているのです。
何もできない自分に。
おなかの中では、ひとつの命が一生懸命に生きているのがわかる。
お風呂に入れば、もうおなかが動くのが見える。
今のわたしに、心臓がふたつあるのはあまり不思議ではないんだけど。
本来ないはずの場所に骨があるというのが不思議。
あの、わたしのわき腹に浮き出たこぶは、多分足だと思う。
足の骨がそこにある。
自分のものよりもっと細くて小さい、でも確かに足の骨が。
そんなものを携えているもんだから、身体は思うように動かない。
立ち上がるのですら勢いと気合いが必要で、横になるのにもおなかにかかる重力を考えている。
立つ、座る、寝る。
たったそれだけのことが、今は大仕事になっている。
自分でもはっきりしない内臓のどれかを、えぐられるときの痛みとともに生きている。
これだけ書いて、自分で読み返してみるとちゃんとわかる。
妊娠出産って本当に大変なこと。
なんだけど。
その大変さを理由に、自分の今やるべきことをおろそかにしていませんか?と自分の中の誰かが言う。
本当は、もうちょっと動けるのでは?
本当は、もうちょっと考えられるのでは?
責めるような声は、外の世界からは聞こえてこないことを知ってるのに。
自分の中からだって知ってるのに、不安になる。
世界に対して何もできないわたしが、不甲斐ない。やるせない。
自分のことで精いっぱい。
今のわたしがやるべきことって、なんなんだろうな。
答えが出ないまま、今日は眠ってしまおう。
今日も読んでくれて、ありがとうございます。
あなたにとっていい記事だったらサポートお願いします。夫と子と一緒にちょっといいものを食べます。