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気を使いすぎて何も進まない日本と、とりあえず導入しちゃう中国

今でこそ日本でもようやくQRコード決済が進んできましたが、中国では私が2017年に留学に行った時点で財布の出番はほぼ無いぐらいQRコード決済が普及していました。

2018年の杭州
タッチパネルで注文して、QRコードで決済出来た

私は2016年8月と2015年9月にも中国に行ってましたが、その時は少なくともそんなにQRコード決済は広がってなかったと思います。

それが1、2年でガラッと。
もちろん行った都市の違いかもしれませんが、2018年にQRコード決済無しで遊びに来た友達がジューススタンドで現金でジュースを買うのに一苦労したレベル。

QRコード注文が当たり前で現金で払おうとすると舌打ちされた(笑)
左端はその様子を眺めてるナイトー(笑)

そして去年2023年11月に久しぶりに中国に行ったら…
もはやスマホが無いと何も出来ない状態に😂

交通ICへのチャージも現金なんて選択肢無いよ?(笑)

観光地の入園チケット買うのもコインロッカーも全部スマホ!現金使用率ゼロ!
いや、これはやり過ぎだろ!
と、思うのですが逆にここまで一気に変わるのって凄くない?
とも思うのです。

そこで1つの疑問が。

中国の年配の人達はこんなに急激に色々変わってついていけているのか?!

普段所属している会社を思うと、とにかく新しいツールを導入する時に物凄い苦労が伴うんですよね。
特に年配の方はデジタルに苦手意識があり、反対派もめちゃくちゃ多いです。

中国の年配の方はどうなんだろうか?
みんな楽々使いこなしているのだろうか??
2023年に久しぶりに中国に行った時はそんな視点で観察してみました。

滞在時間わずか2日でしたが、蘇州でバスに乗る時にQRコード決済を使えないおばあちゃんを見かけました!

現金で支払おうとしたらバスの運転手に断られ(冷たい😂)ど、どうするんやろー!って見ていたら近くにいた若い人が代わりに支払ってあげて、その後、現金を受け取っていてホッコリしました。

他にも駅で現金で切符が買えずに困ってる人も発見。
この人は50歳くらいでしたが、そこら辺の人を捕まえてやってもらってました。

そこで私が思ったのは…

中国の人ってめっちゃ周りに助けて貰うの得意🤣(笑)
と、言う事。

なんでしょう。
助けて貰うことに罪悪感を感じてないというか、めっちゃ気軽に聞いてくると言うか…

日本人は黙って1人で困ってる。
中国人は誰かを捕まえてサッサと解決する。

という感じでしょうか…。

実際に私も電話番号が無かった事で入園チケット買えなかった所を受付のお姉さんの電話番号で買わせて貰ったりと…

めっちゃ助けてくれる…😇

スマホが使えない人の気持ちを考えろ!
よりも先に勝手に導入してしまって、後は人の力でカバーしていく中国の姿。
私は結構アリだな〜と思いました。

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