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1分読書メモ:「有名人になる」ということ

勝間和代さんが「有名人になるということの本質」について書いた本。

印象に強く残っているのは、「有名になる」ということ自体をビジネスと捉え、有名になるためには自分を商品として世の中に売っていくという視点。
自分をある商品と捉えて、その特徴を把握し、どのセグメントのどの顧客であれば受け入れられるのか、そのチャネルを使ってどのようにアプローチすれば売れるのか、その仮説を作りPDCAサイクルを繰り返し、有名になるまで「じゃんけん、じゃんけん、またじゃんけん」の精神で続ければ必ず有名になれる、という話は非常に面白かった。

他にも「有名人になることのメリットデメリット」や「有名になるためにメンタル面で必要な3つのポイント」等も書かれていて、面白かったと同時に「これまで大変苦労されてきたんだなぁ」ということも伝わった。
有名になりたい人にとっては色々なヒントが書かれていると感じた。

私自身は有名になりたいとは思わないが(この本を読んでよりそう思うようになった)、どうすれば自分は世の中の役に立てるか、誰かの助けになれるかを考えることが一番大切で、決して「有名になりたい」が先に来てはいけないというのは学びが深かった。
この思考は有名になるならないに関わらず常に持ち続けたい。

自分の商品性を磨いて、自分が所属している会社や組織、普段関わる人々にどんな価値を与えることが出来るか(与えるべきか)を考え直すきっかけになった良い本。

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