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しんちゃんの2019シーズン振り返り

"私のものと思うもの、死ぬ時には捨てるもの"

どうも、チームやべーやつの苦労人しんちゃんです。
今回は、自分の2019シーズンを振り返っていこうと思います。
普段はあまりこういうことしないんですけど、今年はポケカ四天王戦本戦出場にチームやべーやつ結成、JCSベスト8にWCSday2進出と色んなことがあったので記念にまとめておこうということで書くことにしました。
皆さんもよければ読みながら「この大会はこうだったな…あのデッキ使ってたな…」みたいに思い出を振り返ってみてください。

CL東京
使用デッキ…ウルネク
戦績…3-3 ベスト512 20pt
デッキリスト不明

CL東京の1ヶ月前くらいからホドホドさんとラインでデッキについての相談をする仲になり、そこでケケンカニ研究会、キュレム研究会、マグカルゴ研究会と様々な研究会を挟んだ末にウルネクを一緒に使うことになりました。
当時流行すると考えられていたロストマーチにギラティナ&GXワザで有利が取れ、またゾロアーク系統にもビーストリングのおかげで勝てると考えていたからです。
しかし、結果は惨敗…。
ホドホドさんはしっかり最終戦まで残っていたにも関わらず、自分は途中ドロップで何とか微々たる量のCSPをもらっただけでした。
また、この頃にはくりお宅練習会にも呼ばれるようになっており、練習環境は間違いなく2018シーズンよりも良くなっていたはずなのにも関わらず不甲斐ない結果になってしまい、「どんなにいい環境になっても、自分自身が弱いから意味ないんだな」とシーズン早々凹んでいました。

ポケカ四天王戦大阪予選
使用デッキ…グソクゾロ
戦績…7-1 本戦出場
デッキリスト

CL東京の結果を受けて、「どうせ今シーズンも無名雑魚として底辺這いつくばって終わるんだろうな」と萎えていた自分に訪れたとても大きなターニングポイント。
ポケカ四天王戦予選に遊びで参加しようということで、ふすまさんと二人でデッキをシェアして参加する予定でした。
最初は、CL東京でチーム桃屋が使っていたホワイトキュレムみたいなデッキを使いたいと思い、二人であれこれ考えていたもののどうしても上手く回るように組めず、悩んでいました。
そのまま、構築に悩み続けて大会前日の深夜に最後のスカイプ相談をしている時、ふすまさんが突然一つのデッキを一人回しし始めました。

俺「それ何?」
ふすまさん「ふすま式グソクゾロ、もう構築まとまらんかったらこれで出たろかなって思ってる。」
俺「は?グソクゾロ?」
ふすまさん「そう。アセロラガン積みにすれば今流行りのギラマネロにも勝てるしルガゾロにもワンチャン取れるはず。」
俺「ウルネクどうするん?」
ふすまさん「うーん、きつい〜」
俺「ズガドーンは?」
ふすまさん「うーん、きつい〜」

なんか一周回って面白かったので、デッキがこれに決まりました。
そのまま夜中に慌ててデッキを組み、ほぼ徹夜の状態で会場に向かい、参加しました。
ふすまさんが抽選落ちで出られなくなったため、自分一人だけの参加になりましたが、当たり運と引き運が良く、あれよあれよと勝ち進み、そのまま本戦出場の権利を勝ち取ります。

今までほとんどまともに結果を残したことのなかった自分にとって、初めてとも言える快挙で、とても喜びました。
また、四天王戦本戦に向けてデッキを考えようということでホドホドさんとふすまさんが協力してくれることになり、チームやべーやつの結成に繋がりました。
このように自分のポケカ人生において非常に大きな大会となったため、CSPがなくとも思い出深く、化石以外で好きなデッキ何?と聞かれたらここで使用したグソクゾロを挙げることもあるくらいにはデッキも気に入っています。

シティリーグ大阪 シーズン1
使用デッキ…グソクゾロ
戦績…3-2 ベスト32 15pt
デッキリスト

四天王戦で使っていたグソクゾロをほとんどそのまま使用しました。
考えるのが面倒だったからというのもありますが、結果を残して調子乗ってたのもあるかもしれません。
結果は3-2で予選落ち、負けた試合はどちらも数ターンドローゴーでほぼほぼ何も出来ない試合でした。
しかし、どんなにいい結果を残せても停滞すると痛い目を見ると学べたので、ポイント以上に得るものがあった大会だと思います。

ポケカ四天王戦本戦
使用デッキ…ウルネク、マッシルガゾロ
戦績…0-2
デッキリスト

参加者のほとんどがポケカをやってる人間なら誰もが聞いたことあるような有名プレイヤーという最高の大会に、何の実績もない無名の自分が参加するということでびくびくしてました。
そもそも行くかどうかすら怪しく、参加キャンセルすら考えていましたが、ホドホドさんに「この大会に参加することは、今後ポケカを続ける上でのモチベーションに繋がるから絶対行け」と強く背中を押されたので参加を決めました。
実際、0-2で全然歯が立ちませんでしたが、一瞬でも日本のトッププレイヤー達に混ざって対戦が出来たことは本当に嬉しく、またこんな機会が作れるようにポケモンカードを続けていこうと思えるようになりました。
この結末を予想して参加を促すホドホドさん、控えめに言って最高ですね。
ただ、一つ不満を言うとすればあまりにも無難なデッキ選択をし過ぎたことで、もう少し尖った選択をしても良かったなとは思っています。

CL新潟
戦績…不参加

えっお前今シーズン全部回ったんじゃないの!?と思う人もいるかもしれませんが、この大会だけ唯一不参加です。
ちなみに参加しなかった理由は、よく予定を確認せずに友人からのライブの誘いを受けてしまったからです。
ライブ自体は非常に楽しかったのですが、きちんとポケカイベントの予定を確認してから他の予定を入れようねってことで反省して、これ以降はしっかりとカレンダーにCLとシティリーグの日程を書き込むようになりました。
あとただの不参加ではなく、この時かなり自信のあるデッキがチームで作れていたにも関わらずホドホドさんのみの参加でもったいなかったのでそこも後悔を構成する要素の一部となってます。
まあWCSday2進出を果たせた今となっては笑い話なのですが、もしあと一歩ポイントが足りずに世界に行けてなければこの大会に参加出来なかったことを一生引きずっていたかもしれませんね。

シティリーグ大阪 シーズン2
使用デッキ…ジラサンダース
戦績…3-1 優勝 100pt
デッキリスト

当時、大学を卒業出来るかどうかが怪しく、試験勉強に追われる中、無理して参加した大会でした。
そのため、あまり練習する時間もデッキを考える時間も無く、適当に勝てるデッキがないかチームメイトに聞いたところ、ジラサンが丸いと言われたので握りました。
すると参加人数37人で予選は4回戦しかなかった上に当たりたくない強者は自分に当たる前に全員散ってくれたおかげで運だけ優勝が出来ました。
まあこんな背景だったので、シティリーグ優勝出来てめちゃくちゃ嬉しいというほどでもなく、このジラサンに対する思い入れも全然ないです。
ただジラーチとはこの先、化石の相方として長く付き合っていくことになるので、ここで少し動き方を学べたのは大きかったのかもしれませんね。

CL千葉
使用デッキ…ピカゼク(GX主体型)
戦績…2-3 0pt
デッキリスト不明

シティリーグ優勝して、新潟不参加分を取り返せたのでまだ世界目指せるぞ!と意気揚々と挑んだ大会です。
結果は見ての通り、ゴミゴミのゴミでした。
実はこの時既にジラーチとマーシャドーで回す型のピカゼクが完成していて、自分もふすまさんもそれを使うつもりでした。(チームメイトのふすまさんは、うおん邸ピカゼクの考案者の一人でこの時のリストが原案になっています。)
しかし、何度やってもホドホドさんのウルネクに勝てないので、泣く泣く諦めてゼラオラを挟めるGX主体のピカゼクにしました。
ただ、自分自身は最後の最後まで当初使う予定だったジラーチマーシャドー型のピカゼクの方が好きだったのと、ホドホドさんがウルネクと相性がいいだけで一般ウルネクにはジラーチマーシャドー型のピカゼクで十分勝てることが後々わかったので、この選択は割と後悔してます。

シティリーグ大阪 シーズン3
使用デッキ…どうぐおとし
戦績…5-1 ベスト8 30pt
デッキリスト&解説

このnoteでも解説し、更には海外のまとめサイトで英訳までされたどうぐおとしですね。
基本的に自分が使うデッキのほとんどは、ふすまさんが作っており、自分は少し口を挟むだけなのですが、このデッキはチームやべーやつ設立前ぶりくらい久々に自分で作りました。
まあ自分で作ったと言ってもくりおさん(ポケカ四天王戦で共に大阪代表として本戦に進んだ奈良の強豪ポケカプレイヤー、スマブラ仲間)のどうぐおとしを参考にして組んだだけなのですが・・・。
元の記事で詳しいことは語っているので、あまりここで話すことはないのですが、自分の好きな非エク軸&二子玉起動ポケモンという点と自分であれこれ考えてリストを組んだ点からシティリーグベスト8という微妙な結果の割にはかなり気に入っています。
自分で組んだから外部で使用していいかどうかを聞かなくていいので、この後も自主大会などで結構使ってたりします。
シティリーグシーズン4が来るまでは・・・。

CL京都
使用デッキ…ピカゼクライライ
戦績…8-2 ベスト64 80pt
デッキリスト&解説

今シーズンCLにはろくな思い出がなく、シティリーグと異なり、全く勝てなかったのですが、ここに来てやっと少し勝てるようになりました。
正直大分昔の記事ですし、全部公開してもいい気がするのですが、チームメイトに許可もらってないので、デッキについて話すのはやめておきます。
ただ、このデッキは同じピカゼクでも千葉の時とは異なり、結構気に入っていました。
やっぱり、自分が納得いくデッキ選択をする方が調子が良くなるものなのかもしれませんね。
あと、この大会でポケカ人生で初となる戦績に応じた景品をいただきました。
自分はカメックスメガバトルから大会参加しているのですが、

カメックスメガバトル…セカンドステージ敗退(プレミアステージ進出でプロモカード「闘魂のまわし」)
アニバーサリーフェスタ…プレミアステージ3戦目敗退(クライマックスステージ進出でアニバーサリーエネルギー)
シティリーグ…優勝(特に何も景品なし)

と景品のかかった大会では本当に弱く、これが初の景品ゲットでした。
強者の方々からすると毎回もらえる配布物みたいなものかもしれませんが、自分にとっては大きな大きな価値のあるエスケープボードです。

シティリーグ大阪 シーズン4
使用デッキ…どうぐおとし
戦績…1-4 0pt
デッキリスト

この時のシティリーグは、デッキが全然思いつかず、考えるのが面倒だからどうぐおとしでいっか!wと挑みました。
停滞がどうとか言っておきながら、グソクゾロの頃からこいつ何も学んでいませんね。
結果は1-4、デッキ選択が悪かったわけではなくほとんどの対戦で事故り倒しました。
サボって勝とうとすることをポケカの神様は許してくれなかったようですね。
ここで0ptで終わってしまったせいで、自分のCSP合計は305ptとなり、JCS後に450は必要だろうと考えていた自分はかなり崖っぷちに追い込まれてしまいます。
この時期は、新潟に行かなかった自分を責めて責めて責めまくってました。

JCS2019
使用デッキ…プテラランドロス
戦績…8-1 ベスト8 300pt
デッキリスト&解説

世界大会出場が絶望的となった自分のラストチャンス。
世界へは行きたい、けどこのラストチャンスを任せられるデッキなんて組めるのだろうかと悩んでいた時に公式がとあるカードを発表しました。
そう、プテラGXです。
最初見た時、自分は「使ってあげたい!!」と思いました。
そりゃそうです、ポケカ始めたての頃から一番長く使い続けてきたポケモンがプテラですからそれなりに愛着があります。
世界で一番「ジェットドラフト」という単語を口に出したのは自分であるという自信があります。
何度も大会で0-3しながらもいつか勝ち上がれる日を夢見て、共に戦ってきた思い出があります。
けれども、自分は2019シーズンが始まる前に「少なくともこの1年間は化石使いとしてではなくポケカプレイヤーとして頑張ろう、化石への執着は捨てよう」と心に決めていました。
だから最初はプテラGXかっけえ!!くらいに留めておくつもりでした。
しかし、ふすまさんがプテラGXはJCS候補としてワンチャンあるとして日々研究を進めるので、自分もそれに乗っかってプテラのことを毎日考えるようになりました。
それでもデッキ選択に悩むある日、自分とふすまさんはこんな会話をしました。

俺「なあ、なんでプテラGXそこまで考えてるん?プテラの性能ってそんなワンチャンあんの?w」
ふすまさん「まあ決して弱くはないよ、全然使えるとは思う。」
俺「けどそんなめっちゃ強そうな性能には見えないけどなぁ。」
ふすまさん「確かにそんなやばい性能ではないよ。けどしんちゃんがプテラ使いたいだろうから考えてる。これがプテラじゃ無くて別のポケモンならこんなに一生懸命考えてないよw」

JCS、共に戦うデッキが決まりました。

嘘です、前日ギリギリまでネカフェでピカゼクライライと迷ってました。
ふすまさんも、プテラランドロスとは別にもう一つ組んでいたデッキと悩んであみだくじでどうするか決めてました。
こんな感じでドラマのようにかっこいい展開ではありませんでしたが、最終的には二人でプテラランドロスを握ることを決めました。

詳しい大会当日のレポートは、解説記事に書いてあるのでそちらを読んでいただきたいのですが、結果はベスト8。
あと一歩でTAまで取れたという、自分にしては出来すぎなくらいの結果でした。
表向きでは目指しつつも内心どこか遠い世界の出来事と考えていた世界大会についに手が届きました。

WCS2019
使用デッキ…プテラアバゴーラ
戦績…DAY2進出 世界66位
デッキリスト&解説

化石と共に挑んだ夢の舞台です。
これについては、大体解説記事に載せているのでそちらを読んでください。
ただこの記事では書かなかったネガティブなことを話すと、かなりデッキ選択に不安は抱いていました。
前日までの練習会で周りの練習メンバーがプテラアバゴーラに慣れるにつれ勝率は下がり続け、最終的には連敗続きでした。
また、DAY1はかなり多種多様なデッキが存在しており、プテラアバゴーラにどんなデッキとでも戦えるほどの汎用性はないため、そこも不安要素でした。
周りも丸いって言ってるし、ピカゼクにしようかなという迷いが生まれます。
そこでホドホドさんに少し相談しました。
本当にプテラアバゴーラでいいのだろうか、実はピカゼクの方がふさわしいのではないかと・・・。
すると、ホドホドさんはこう言いました。

ホドホドさん「ピカゼクはお前が使わなくても誰かがそれなりにいい結果出すよ。けど、プテラでいい結果出せるのはしんちゃんしかおらんやろ。JCSの後、プテラランドロス回してみたけど俺にプテラは使えなかった。プテラを使いこなせるのはしんちゃんだけだし、プテラに世界まで連れてきてもらったみたいなものなんだからプテラを最後まで信じ切れ!今年はしんちゃんの年や!!」

WCSを共に戦うデッキが決まりました。
いやこれは本当の本当に決まりました。

そして最後まで化石ポケモンたちとチームメイトの言葉を信じた結果、DAY2進出という結果が出せました。
まだDAY2で負けて悔しい気持ちは少しありますが、デッキ選択に一切後悔はありません。
二日間ともこのデッキで戦って良かったと胸を張って言えます。

以上で自分の2019シーズン振り返りは終わりとなります。
来シーズンもこんな風に振り返りたいと思えるような結果を出せるように頑張りたいと思います。
絶対にロンドン行くぞ!!!!

というわけでここまで読んでくださり、ありがとうございました!!

読んでいただいてありがとうございます。コメントでもなんでも反応いただけると喜びます!